【★フィギュアレビュー♪】(2009/7/2) | |
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ファイアボール(Fireball) ドロッセル figma 038 企画・制作 マックスファクトリー 発売・販売元 グッドスマイルカンパニー 本体PVC製 塗装済み可動アクションフィギュア 原型制作:マックスファクトリー・浅井真紀 ディズニー・ジャパン製作による初のCGアニメーション『ファイアボール』から、貴族のお嬢様ロボット「ドロッセル」がfigmaとなって発売されました。 一部では店頭販売分が2時間で終了したところもあるようで、なかなかの人気ぶりのようです。 左は箱の画像ですが、さまざまなパーツが付属しているのがわかります。 |
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ドロッセル、正面です。 おうつくしい… アニメでのドロッセル (Drossel von Flugel)の声優は川庄美雪さんです。 イントネーションの少ない感情がこもってないかのような独特の話し方が面白いです。 以下の文は「ディズニーチャンネル ファイアボール公式サイト」から引用です。 『いかにも遠い未来、ありふれた惑星にて---人類の抵抗により、ロボットによる貴族政治が終焉を迎えようとしていた。 世界から隔離された屋敷を舞台に、フリューゲル公爵の娘ドロッセル、 そしてその執事ゲデヒトニス、2体のロボットによる他愛ない日常会話が始まる。』 |
ドロッセルを後ろから見たものです。 ドロッセルは「型番:ハイツレギスタ社製 JUNO-XIV」なので『JUNO』と書いてあります。 |
正面右斜めから見たものです。 ドロッセルの本名は『ドロッセル・ジュノー・フィアツェーンテス・ハイツレギスタ・フュルスティン・フォン・フリューゲル』で、「フリューゲル女公爵ハイツレギスタ社製ジュノー14型」の意味を持っています。 また、ドロッセルはアンドロイドであり、人間でいうところの14歳として製造時に設計されていますが、実年齢は不明ということです。 |
正面左斜めから見たものです。 『ドロッセル』という名前は、ドイツ語で鳥の「つぐみ」を表す(フリューゲルは「羽根」の意)だそうです。 |
『オブルチェフ (Obruchev)』 を装着した後姿です。 『オブルチェフ』は第3話に登場する、ドレッサーの前に置かれていたという、ドロッセルの頭に装着する飛行ユニットです。 ドロッセルは飛行機能については知らず、執事のゲデヒトニスに指摘されてもなお“おしゃれユニット”と言い張ります。 ドロッセルのかかとが起動スイッチとなっていて、3度の衝撃を与えると飛行するようです。 |
『オブルチェフ』飛行状態です。 エンジンの起動にはドロッセルが首を同方向に3度続けて傾けなければならなかったみたいで、第3話の最後に偶然それをして飛んでいってしまいます。 |
格闘ユニット『ベリンダ』装着時です。 『ベリンダ』は第11話に登場するもので、ドロッセルの頭に装備する軽装型運動ユニットで主に格闘能力を向上させるものです。 基部が伸縮し運動後に発生した余剰熱を排気によって低減させる冷却機能を有するそうです。 |
『プロスペロ』を読むドロッセルです。 『プロスペロ』は亡きヴィントシュトレ卿が残した書物型記憶装置で、『プロスペロ』は「PROgrammed Sequence of Primary Education for RObot」の頭文字を取った略称です。 これにはフリューゲル家の家訓や、地域伝承、人類の生態や非常時の対処方法等のさまざまな事柄が記述されているようですが、一部に偏りがみられるそうです。 |
左の写真は、はしゃぐ「ドロッセル」をイメージしてポーズ!! このフィグマ(figma)の「ドロッセル」は完成度も高く、万人向けなアイテムなので、なかなかお勧めの一品だと思いました♪ |
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『ファイアボール』は、2008年4月より放送されたウォルト・ディズニー・カンパニーの3DCGアニメ作品。 【概要】 外界から隔絶された屋敷の中で、先代が残した書物で外界の事を学んでいるドロッセルとその執事ゲデヒトニスの日常を描いたコメディ作品。ディズニーで初の、日本国内で日本人スタッフにより製作されたテレビアニメ作品。テレビ放送の他にも公式サイトやyoutube等を利用しインターネットにて無料配信された、ディズニーとしては前例のない実験的な作品である。 フル3Dアニメであり、1話が約2分の短編である。2006年春の段階で声優のアフレコが既に行われ、同年秋には放送できる状態で完成していた。 作中には幅広いジャンルからのパロディが多く見られる。聖書や荘子、銀河ヒッチハイク・ガイド、鉄人28号、オズの魔法使い、クラリネットをこわしちゃった、山口さんちのツトム君、ハエ男の恐怖、スパイダーマン、スターウォーズ、マイケル・ジャクソンなど、古典からSFまでその出典元は多岐にわたる。 上記のパロディ要素を二人の会話中に多数織り込みながら、無表情な二人のロボットが繰り広げる、どこか噛み合わない会話と3DCGの滑らかな動きが中心の作品である。 1話の短さに加え、数少ない登場人物であるドロッセルとゲデヒトニスは顔に目以外のパーツが存在せず表情がない事などもあり、他のディズニー作品の多くに見られる大げさな表情や身振りで感情を表現するといった演出はない。 figma、ねんどろいど、SRシリーズでの商品化も決定した。 なお、公式ブログのロゴやイラストのデザインは、横内なおきが担当している。 【あらすじ】 舞台は屋敷の広間に限定されていて、OPとEDで“テンペストの塔”の外観が映る以外は他の場所が画面に表われることはほぼない。したがって視聴者は登場する二人の会話から外の世界を想像するしかない。それはお屋敷から外に出たことがない主人公ドロッセルの視点でもある。 メルクール暦48650年。地球ともそうでないとも明言されない惑星において、4万8千年以上前にイルカや猿、鳥といった野生動物とそれを含む自然環境は壊滅し、人類は自らの統治をロボットに委ねていた。しかしロボットはやがて貴族化し人類はそれに抵抗を見せ始め、人類の軍隊とロボット貴族との戦争はすでに2万年に及んでいた。 ドロッセルの父である故フリューゲル公爵は人類との共存を望みながら道半ばにして没する。残された一人娘ドロッセルはお屋敷のデータベースと執事ゲデヒトニスから人類とは、生命とは、そして貴族としての矜持と使命とはなにかを学びつつある。しかしお屋敷の外に一歩も出たことのないドロッセルはそのどれにもはっきりとした答えを見つけることができない。 【登場人物】 ・ドロッセル (Drossel von Flügel)~声 - 川庄美雪 ・型番:ハイツレギスタ社製 JUNO-XIV ・瞳の色:オーシャン・ブルー ・製造時の設定年齢:14歳 実年齢:不明 ・重量:りんご179個分(※りんごは一個平均300g前後) ・興味がある事:かわいいという概念、護身術(空手と信じている、カポエイラのような格闘技) ・欲しい物:ペット(喋る猫)、魔法のステッキ 本作の主人公。ドロッセルという名前は、ドイツ語で鳥の「つぐみ」を表す(フリューゲルは「羽根」の意)。本名はドロッセル・ジュノー・フィアツェーンテス・ハイツレギスタ・フュルスティン・フォン・フリューゲル(フリューゲル女公爵ハイツレギスタ社製ジュノー14型の意)。アンドロイドであり、人間でいう14歳として設計されている(実年齢は不明)。 ウラノス国テンペスト領を統治する19代目当主のハイペリオン(貴族)。目にはサーチライトが内蔵されているが作動するまで本人はこの機能についてまったく知らず、またこのサーチライト発動中は本人が眩しすぎるため前が見えない。頭部のツーテールは換装が可能である。通常のツーテール風ユニットの他、飛行ユニット“オブルチェフ”や格闘ユニット“ベリンダ”が存在する。外界についての知識が乏しいゆえの思い込みと、それを曲げようとしないある意味強情な性格が本作において重要なウェイトを占めている。口癖は「〇〇は大事よね」。 ・ゲデヒトニス (Gedächtnis) ~声 - 大川透 ・型番:ハイツレギスタ社製 Tauri 34 ・瞳の色:クリムゾン・レッド ・製造時の設定年齢:50歳 実年齢:20800歳 ・重量:248100グラーブ(キログラムの古い呼び名だが関係は不明) ・趣味:浴室のぬめり取り、スキンケア ドロッセルの執事。名前はドイツ語で「記憶」を表す。むき出しの油圧シリンダーや背面の排気筒など重機を思わせる大型の多脚ロボットだが、主人であるドロッセルには体を折り曲げ、同じ目線で慇懃に接する。ドロッセルの教育と護衛を最優先事項としている。ドロッセルからは毎回違った名前で呼ばれてしまい(1エピソードの間にも変化する)、事あるごとに名前を強調するが、いつも聞いてはもらえない。第13話(最終話)にて、初めて正しい名前で呼ばれる。 一見旧式のロボットだが、背面ソケットから屋敷の管理システムに接続が可能であり、屋敷のデータベース検索や防衛システムの運用等、幅広い機能の使用が可能である。口癖は「よもや!」「左様でございます」 ・ヴィントシュティレ・フォン・フリューゲル (Windstille von Flügel) ドロッセルの父。先代のフリューゲル公爵。画面にその姿は現れず、名前のみ登場している。名前はドイツ語で「無風、なぎ」を表す。亡くなったと言われている。ドロッセル自身は両親の記憶はない。ロボットであると思われるが詳しくは不明。ゲデヒトニス曰く、人類との共存を望んでいたらしいが、その真偽のほどは定かではない。 ・ユミルテミル (Ymir-Themir Suttungr) ドロッセルの文通相手。ヴィントシュティレと同じく画面にその姿は現れず、名前のみ登場している。ドロッセルによると「ご近所さん」とのことであるが、テンペストからは人類の軍隊の駐留する砂漠を挟んだ場所にあり、手紙一通を届けるだけでも通信係に犠牲がでている。 ・猿 (Die Schadenfreude) 屋敷内に住み着いている猿型ロボ。「シャーデンフロイデ」とドロッセルからは呼ばれている(ドイツ語で「人の不幸は蜜の味」の意)。先代の言葉(声 - 郷里大輔)がインプットされており、非常時にメッセンジャーの役割を果す。 ・メイド ステルスユニットを装着している見えない雑務用ロボットである。言われるまでドロッセルはその存在さえ気づいていなかった(つまり存在しながらも画面上には一切登場しない)。7965名のメイドロボがテンペスト内の雑務に従事していたが、資金繰りが厳しくなったため大部分のメイドが解雇された。そのため、現在は3691名にまで人員は削減されている。 (引用参考参照『Wikipedia』。敬称略) |
【おまけ♪~Extra】 ミニ『ドロッセル劇場』 |
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