このページでは、世間一般ではジャンクとして扱われてしまったものを展示しています。 しかしながらジャンク品の中には修理すれば使える物もあったりしますので、その場合は鋭意修理・復活を図った経緯・軌跡も掲載していきたいと思います。 新しいものから順にページの上のほうから掲載していきますので、古いものは下のほうになります。 |
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【掲載ジャンクリスト♪】 | 【No.8】1,980円で買った「HP Compaq DC5700SF」の復活♪ |
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【No.7】52円で買ったけどすぐ壊れた「AMラジオ」の復活♪ | |
【No.6】980円で買ったジャンク「キューブ型PC」の復活♪ | |
【No.5】2,480円で買ったジャンクPC「OPTIPLEX GX270(DELL社製)」の復活♪ | |
【No.4】105円で買ったジャンクプレイヤー「SL-J3」♪ | |
【No.3】ジャンク31円で買ったMP3プレイヤー「candi」の復活♪ | |
【No.2】63円で買ったジャンク防水ラジオ「Float Box(RWC製)」の復活♪ | |
【No.1】100円で買ったジャンクモニター「BENQFP731」を復活させてみました♪ | |
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【No.8】1,980円で買った「HP Compaq DC5700SF」の復活♪ | |
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【写真左】 今回は省電力PCを自作で組もうと、パーツ探しに電気街へ行ったのですが、「PC-NET」に省電力PC「HP Compaq Celeron420」が1,980円で売っていたので思わずレジへ運んでしまいました。 この復活内容については新しくブログを作りましたのでこちらをご覧ください♪ (☆一部HPと内容がカブっているものもあります。) ★ブログはこちらから♪ |
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【No.7】52円で買ったけどすぐ壊れた「AMラジオ」の復活♪ | |
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【写真1】 今回は高校野球でも聴こうと思ってラジオを探しにリサイクルショップに行くと、新品のAMラジオが52円で売っていたので思わず買ってしまいましたが、その日のうちに故障してしまったので修理してみました。 最初は単一乾電池1本で動作するので経済的だなぁと思ってラジオを聴いていたのですが、なぜか音質がキンキンしていてこんなものだろうともう一度スイッチを入れると電源が入らなくなってしまいました…煤i; ̄□ ̄A (そういえばこのラジオをじっーと見ていたら、NHKの「どーもくん」を思い出してしまいました。) |
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【写真2】 とりあえずフタを開け、中を見てみるとなんだか懐かしい作りです。 トランジスタが8つ使用されていたので、8石スーパーヘテロダインなんだなぁと思って見ていると、1つのトランジスタだけ足2本で1本切り取ってあり、ダイオードの代わりに使用されている様でした。 出力段のトランジスタはメタルキャップで、ひょっとしてシリコンではなくゲルマニウムトランジスタなのかもしれません…。あと型番が「3AX31C」と聞いたことの無い番号でした。 (インターネットで調べてみたらやはりゲルマニウムトランジスタでした!)(ノ゚ω゚)ノ |
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【写真3】 なんとこのラジオ、配線図が付いているではありませんか! インターネットでこのラジオについていろいろ調べてみましたが、まったく情報がありませんでした。 おそらくだいぶ前に製造されて、不良が多くて在庫になったものが今頃出てきたのかもしれません。 |
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【写真4】 基板をはずすためにボリュームと選局のツマミをはずそうとしたのですが、両面テープで取り付けてあるツマミのカバーをはずして中のネジをはずさないととれない事がわかりました。 基板を見てみると、はんだ付けの技術が低かった様で、SW付VRのはんだクラックとR17のはんだのヤニが溶けきれてなかったのか浮いていました。 全てのはんだ付けをチェックして修理を完了すると、とても元気に鳴り始めました! どうやら音質が悪かったのも出力段のR17が導通していなかったためらしく、音質もとても良くなりました。 でも直したラジオで高校野球を聴いていたらひいきの高校負けてしまいました…(ノ_-。) |
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【No.6】980円で買ったジャンク「キューブ型PC」の復活♪ | |
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【写真1】 今回はキューブ型PCが起動しないとの理由で、980円ポッキリで売っていたものですから、これを購入して修理してみました。 おそらくメーカーは「恵安」で、型番CF7989のキューブベアボーンらしく、socket370、チップセットintel 815EG Bステップという仕様なので、FCPGA2(Tualatin)が使用できるみたいです。 あと、JUNKということなのでマザーボード(P6F135)と電源(130W)しかついてなく、万が一修理不能だった場合は改造してintelのデュアルコアAtomでも搭載しようかと思っていました。 |
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【写真2】 とりあえず使用していないNECのパソコンからセレロン1Gとメモリを外してジャンクキューブへ取り付けて、一応点検をしてから電源を入れてみました! …あたり前ですが、起動しませんでした。 |
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【写真3】 マザーボード上のコンデンサーやパーツに異常が無かったので、とりあえず電源があやしいと思い、使用していない400W ATX電源に交換してスイッチを入れてみましたが残念ながら起動しませんでした…。 (この時、思わずAtomマザボ(D945GCLF2)の価格をネットで調べてしまいました…。) |
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【写真4】 こういう時、一番簡単な解決方法はマザーボードのCMOSクリアを実行することです。 マザーボード上のボタン電池をはずし、CMOS CLRと書いてあるジャンパを反対側に差し替えて、3分ぐらい経ったらジャンパを元に戻し、ボタン電池を入れ直せばOKです。 この時、はずしたボタン電池の電圧は必ず測定しておいたほうがいいです。 今回はずしたボタン電池はたった0.3Vしかなく、あたりまえですが交換しておきました。(ひどいボタン電池だと2年ぐらいで電圧降下して起動に問題が発生することがあります。) |
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【写真5】 CMOSクリアを実行して電源を入れてみると、なんとあっさり起動してしまいました! (正直、起動するとは思ってもなく、Atomマザーボードをどうやって取り付けようかと考えていたところでした…。) なお、CMOSクリアを実行した後は必ずBIOSをLOAD DEFAULTSしてセットアップし直さないと問題が発生しますので注意が必要です。 |
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【写真6】 早速、またNECのパソコンからHDD、DVDドライブを取り外してキューブパソコンに取り付けてXPをインストールして使用してみると… ゴオォォォー!!! 今まで接続していなかった背面ファンが動きだすと結構うるさいんですね、このキューブPC…。 小型キューブだから冷却が必要なのは分かるのですが、気に入らなかったので抵抗を入れて2割ぐらい減速させたら我慢できるぐらいになったので、これで使用することにしました。 |
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【写真7】 安定して動作するようになったので、カバーを閉じようとしてふと電源ユニットを見ると歪んでいるではありませんか…。 なんだろうと思ってよく見ると設計ミスでネジが冷却ファンを押しているようで、バラして逃がしの穴を冷却ファンにあけていると…コンデンサー6.3V 2200μFが膨張しているのを発見!ルビコンのコンデンサーに交換しておきました。 これで安心して使用できるようになりましたが、いつかAtomを取り付けたいと思っているので、その時はまたレポしたいと思っています。 (あと、カッパーマインのセレロン1Gをティアラティンの1GAに交換してみましたが、コアと2次キャッシュ2倍の効果のためカッパーマインより処理が速く、発熱も少ないのでこれで使用することにしましたが、Atom計画も考えているのでいつまで使用するかは不明です。) |
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【No.5】2,480円で買ったジャンクPC「OPTIPLEX GX270(DELL社製)」の復活♪ | |
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【写真1】 今回のジャンクは、2,480円で購入したDELLの「OPTIPLEX GX270」です。 症状は「不安定」ということで、さっそく修理してみました。 追記:この「OPTIPLEX GX270」はノーマルでは気に入らなかったものですから以下の改造を加えました! @「Pentium4 2.6CGHz」→「Pentium4 2.8CGHz」へ交換しました。(プレスコットは熱的に負荷が大きいので、手持ちの「3.2EGHz」はやめました。) AFDDを取り外して空気の流れを作って冷却を重視しました。 BパワーボタンとHDDのLEDがとても暗いので、パワーボタンを白色LEDに、HDDアクセスを青色LEDに交換しました。 CノーマルのCD−RWをDVD−RWに交換しました。 DHDDを手持ちのあまり使用していない物と交換しました。 |
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【写真2】 このOPTIPLEXは、ボタンを2つ押すだけでカバーをはずすことができ、さらにマザーボードと電源もボタン1つではずすことができます。 とりあえずマザーボードだけの状態にして目視で点検をしてみると…コンデンサーがパンクしているのを発見!…と言ってもこのGX270、ネットで調べるとまず出てくる言葉は「不良コンデンサー」…なのです。 初期製造ロットのGX270は問題のニチコンのコンデンサーを使用していて、CPU周辺のコンデンサーが全滅というパターンが多いのですが、このGX270はすべてルビコンのコンデンサーが使用されていました。おかげで3個の交換で済みました。 |
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【写真3】 マザーボードのコンデンサーを交換したことのある人なら分かると思うのですが…「ハンダが溶けないかも」、「パターンが傷つくかも」、「安心を買うなら全交換かな」など、作業の前にいろいろ考えてしまうものだと思います。 幸い今回はハンダが良く溶けてくれました。 |
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【写真4】 このコンデンサーの故障は、ペンティアムV後期からペンティアム4の時代に多く見られます。 この頃のPCは発熱が増えた時代でもあり、電解コンデンサーにとってはキビしい環境にさらされていたワケで、今のように省電力機能、固体コンデンサーを使用したマザーボードと比べると、寿命の短い製品が多かったように思います。 |
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【写真5】 以前使用していた自作パソコンの電源のコンデンサーが「パシュー!」と爆発した事があったので、一応電源内部も点検しておきました。(と言っても古いので不安はあります…。) |
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【写真6】 この後、「WinXP」をインストールして5時間、負荷をかけたりしてみましたがXPの動作に問題はありませんでした。 次は一応念のため、ハードウェアのチェックもしてみました。 |
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【写真7】 使用後にチェックしてみると、チップセット横にある交換したはずのC259だけやけに熱くなっていました…。(交換前にいちばんひどく破裂していたコンデンサーです。) このGX270に使用されている電源は210Wで(このGX270シリーズは大きさが3種類ありまして、一番小さいスモールフォームファクターの電源は160Wしかありません。)、ネット上では出力が足りないからリップル電流が発生してマザーボードにあるコンデンサーの温度が上昇すると言うので実験してみました。 |
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【写真8】 400WのATX電源に交換して負荷をかけてみましたが、やはりC259の温度は高くなりました。 やはり目に見えない(レギュレータ、FET、コンデンサーの容量抜け)トラブルか、設計の問題なのでしょうか…。 驚いたことに400W ATX電源から排出される風は全く暖かくなく、どこかのサイトでアイドル時、ワットチェッカーで測ったら47Wというのはやはり本当なんだと思いました。(しかもP4 2.8C メモリ1Gで。) |
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【写真9】 動作は問題ないのですがちょっと気になるので、その辺にあったセレロン500のCPUファンを外して問題のC259と結構熱くなるチップセットを同時に冷却する様にしました。 負荷をかけて触っても熱くなくなったので、これで様子を見ることにしました。 |
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【写真10】 これが冷却のために外してしまったフロッピーディスクとカバーです。 手を入れると空気の流れができたので少しは冷却効率が上がったと思います。(BiosでFDDはDisableにしておかないとブートでつまづきますが…。) (ふと思ったのですがC259って、ま・さ・に…C259=コンデンサー地獄っていうことでしょうか…((((((;゜Д゜))))))ガクガクブルブル…。) |
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【No.4】105円で買ったジャンクプレイヤー「SL-J3」♪ | |
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【写真1】 ある日、○ードオフのジャンクコーナーにて聴きたい宇宙戦艦ヤマトのレコードが105円であったので買おうとすると…プレーヤがない事に気付きましたorz。 早速、同じジャンクコーナーでプレーヤーを探してみると…ありました!しかも昔欲しかった「SL−J3」!しかも105円! 家に帰ってちょっと点検してスイッチオン!ちゃんと動きました!しかもフルオートでリピート、プログラム、選曲までできるので便利便利! 昔使っていたケンウッドの「KP−990」とは別物だけど、狭い部屋には丁度いいです。 以下の【写真2】と【写真3】が点検中の様子です。 |
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【写真2】 20年以上たっている事もあって、各部品の点検を行いました。 電源部、制御部などの点検を行った後、モーターのコイル、軸受などをチェックしました。 このダイレクトドライブモーターはボール軸受で、ターンテーブルの方にマグネットが付いているクォーツロック制御でワウフラッター 0.025% S/N比 78dbという仕様です。 |
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【写真3】 この頃のテクニクスの売りだったリニアトラッキング機構をチェックしてみました。 横方向のズレをフォトカプラで検知してサーボモーターでカートリッジを移動させる仕組みなのですが、中身はまるで昔のチューナーの様な仕組みでした。 気になった事と言えば、サーボモーターとギヤをつなぐゴムベルトがやや劣化していた事と、この特殊なT4Pカートリッジのスペアがまだ手に入るかなという事でした。 |
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【No.3】ジャンク31円で買ったMP3プレイヤー「candi」の復活♪ | |
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【写真1】 今回は、当時MP3プレイヤーでがんばっていた「SEAGRAND」製の「candi」(新品)がジャンクで31円だったので、10個も買ってしまいました…。 状態は充電もせず、プレイヤーも起動しないというフラッシュメモリー状態でした。(たった1台だけ動作したのですが、すぐ故障しました…orz。) |
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【写真2】 症状を見ると、USB充電時にバッテリーに電圧がいっておらず、バッテリーと一体になっている回路に問題がある様で、バッテリー電圧が2Vを切ると充電電圧がかからない様でしたので、電池3本で強制充電してみました。(1分ぐらい) |
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【写真3】 USBで充電できる電圧まで上がったので、USBで本充電をしてみると…バッテリーパックがお餅の様にふくらんできました。(写真ではわかりにくいですが…) これこそがネットで「candi」がよく壊れると言われる原因なのです! その理由とは、このバッテリーパックを包む銀色のシールドの膨らむ力はすさまじく、メモリーの配線、コントロール基盤を圧迫して破壊してしまうことが分かりました。(充電終了後、プレイヤーは無事動作しました。) |
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【写真4】 上記の理由でカッコ悪いですが、私はこのままの状態で使用しています…。 今のところ調子良く音楽を聴けています♪ 追記:友人に「そのバッテリー、爆発しないのか!?」と言われましたが、充電中30分位の段階で触れてもそれほど熱くなっていないので、良しとしておきましょう…。(^_^;) ※「candi」には説明書に書いていないモードが実はありまして、リピートボタンを長押しする事でイコライザーを変えることができます。 |
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【No.2】63円で買ったジャンク防水ラジオ「Float Box(RWC製)」の復活♪ | |
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【写真1】 ジャンク防水ラジオ(音出ず)を63円で購入。 お風呂で音楽を聴こうと思い、ダメもとで買って来ました。 |
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【写真2】 早速修理をしてみると、インジケーターは点くのに音はまったく出ませんでした…。 ふと、スピーカーの配線をたどっていくと、プラグが中のケースの下にあるではありませんか! スピーカージャックにプラグを入れるとあっさり音が出ました♪ こんな事ってあるんですね 今は「candi」つないでお風呂で使ってます。 |
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【No.1】100円で買ったジャンクモニター「BENQFP731」を復活させてみました♪ | |
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【写真1】 さっそくインターネットでこの機種の故障箇所や原因を調べてみると、圧倒的にインバータ、電源部のトラブルが多いことが分かりました。 今回のこのFP731も、電源のLEDは光るが画面には何も表示されませんでした。(左の写真の右側の大きい方の基板がインバータ電源部です。) チェックしてみると、電源部のコンデンサの3つがパンク、インバータ部ヒューズ切れ、トランジスタ2SC5707ショートという状態でしたので全部交換してみました。(部品代約1,000円。) |
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【写真2】 交換作業が終了したところです。 今回は2SC5707より耐圧がある2SC5000を用いて、2SC5707を4つ交換しました。(hfeは少し低いですが…) コンデンサは先に交換してしまったので写真にはありませんが、余分に交換しておきました。 あと、ポリスイッチにしようと思って買ったのですが、ネットを見ているとちょっと不安になった事があったので、普通の足付ガラス管ヒューズ3Aと交換しました。 |
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【写真3】 このモニターはとにかく発熱が多いので、空気を通すようにシールドをカットしたり、取り付けないようにしました。 |
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【写真4】 無事に動作するようになりました! 発熱をおさえるために、輝度は70%以下にすることをオススメします。 以前、BENQのOEMロジテックのLCM−T156ASを直したのですが(画面が点いたり消えたりする症状のもの)、その時はインバータ部のハンダクラックでした。 BENQは絶対、追いハンダをしたほうがいいです。(今回もすべてチェックしました。) 【注】修理は必ず自己責任で行ってください。また、インバータ部は1000V近い高電圧が発生しているため、通電しながらの修理はとても危険です! |
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