「EF65-2121」+シキ180(変圧器積載)
|
武蔵野南線(貨物線)の新鶴見信号場~尻手間を尻手駅方面(尻手短絡線・浜川崎方面)へ行く、「EF65-2121」+シキ180(変圧器積載・9592レ・特6)です。
新川崎駅の南方約1kmのところにある「小倉跨線橋」(小倉陸橋)付近にて撮影したもので、写真左奥のほうには新川崎駅の南東地区の景色を象徴する「新川崎三井ビルディング」(31階建ての東棟「イーストタワー」と西棟「ウエストタワー」)、マンション群「パークシティ新川崎」が見えています。
今回、この「シキ180」で輸送されたのは、栃木県小山市にある「高岳製作所」にて製造された「東芝ロジスティクス」向けの変圧器だったようで、2014年(平成26年)4月9日(水)から翌10日(木)にかけて、小山駅(栃木県小山市)から新芝浦駅(横浜市鶴見区)まで輸送されたようです。
今回の特大貨物輸送経路(特6)は、4月9日(水)から翌10日(木)にかけて、小山→大宮操車場→新鶴見信号場→浜川崎→浅野→新芝浦となっていたようで、けん引機は、高岳製作所専用線~小山間が新鶴見機関区川崎派出所属の「DE10-1663」、小山~浜川崎間が新鶴見機関区所属の「EF65-2121」、浜川崎~新芝浦間が新鶴見機関区川崎派出所属「DE10-1666」だったようです。
下の2枚の写真は、上の写真を拡大したものと、変圧器を積載した「シキ180」の側面側を撮影したものになります。
この「シキ180」は、1965年(昭和40年)1月に旧国鉄浜松工場で1両のみが製造された80トン積み低床式大物車で、全長が26,070mm、低床面の長さが6,000mmとなっていて、現在は宇都宮貨物ターミナル駅常備とされているようです。
「シキ180」が製造される以前に所有されていた「シキ500形」が、低床部を長くしたために幅は狭くなり、レール面上高さも高くなり大型過ぎて使いづらかったそうで、そのために「シキ500形」よりやや小型の貨車で、扱いやすさの向上を意図して、この「シキ180」が製造されたようです。
また、この「シキ180」は、4台車10軸の貨車で、車端側に二軸台車、車両中央側に三軸台車を備えた複式台車構成となっていて、最高速度は時速65km/hとなっているようです。
(※詳細「鉄道ファン railf.jp 鉄道ニュース」、「Wikipedia」など参照)
|
|
|
左側の写真は、上の写真を撮影したのと同じ場所にて、武蔵野南線(貨物線)の新鶴見信号場~尻手間を尻手駅方面(尻手短絡線・浜川崎方面)へ行く、「EF65-2121」+シキ180(変圧器積載・9592レ・特6)を後追い撮影したものです。
|
2014.04.09現在
|