トミカ BLMC ミニ クーパー S マークⅢ No.F8-2 1979年7月発売 日本製
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BLMC ミニ クーパー S マークⅢ

 1979年7月に発売された「BLMC ミニ クーパー S マークⅢ」(No.F8/外国車シリーズ・イギリス)のトミカ(日本製/No.F8-2)です。

 このトミカの「BLMC ミニ クーパー S マークⅢ」は、1959年(昭和34年)から2000年(平成12年)まで販売された、日本ではおなじみで有名な初代「ミニ」の「クーパー S マークⅢ」がモデルとなっています。

フロントビュー
 ナンバープレート部分には、前後ともに「3298」(数字の語呂合わせで「ミニ クーパー」と読めます)と刻印されています。

 (パッケージ表記)
 BLMC ミニ クーパー S マークⅢ
 BLMC MINI COOPER S MK-Ⅲ
 SCALE 1/50
 トミカ 外国車シリーズ イギリス
 ENGLAND
 トミー TOMY F8
 日本製 MADE IN JAPAN T28

 (車体底面)
 BLMC MINI COOPER S (Mk-Ⅲ)
 tomica
 ©1979 TOMY
 NO.F8 S=1/50
 MADE IN JAPAN

 発売時価格 ¥240円
 (サスペンション)

 発売期間 1979年7月~1988年7月
 →1988年7月にNo.88-2へ移行


 2023.04.12現在




 「ミニ」(Mini)は、イギリスのブリティッシュ・モーター・コーポレーション(BMC/1952年~1966年)により開発・設計され、1959年から2000年まで累計538万7862台が製造・販売された大衆車で、登場当時は、自動車としての必要最小限を形にした設計で革命的とまでいわれたそうです。

 このトミカのモデルとなった「ミニ クーパー S マークⅢ」は、当時「ミニ」を製造・販売していた「BLMC」(ブリティッシュ・レイランド・モーター・コーポレーション)から発売された実車がモデルになっていて、「クーパー S」は1963年に登場したパワフルなスポーツモデルで、「マークⅢ」(Mk Ⅲ)は1969年に登場したボディのタイプを表しています。

 「マークⅢ」(Mk Ⅲ)は、サイドのスライドドアが巻き上げ式のレギュレータータイプとなり、1968年に「BLMC」が設立されたことにより、エンブレムも一新されたそうです。


 「ミニ」を当初発売した「BMC」は、1966年以降、社名を変更したり、製造部門が分割されたり、買収されたりするなどの多くの変遷を経ています。

 現在は、「BMW」が「ミニ」に関する全ての権利を1994年に取得していて、2001年3月2日から「ニューミニ」または「BMWミニ」として製造・販売されていますが、初代「ミニ」は「クラシックミニ」、「BMCミニ」、「ローバーミニ」などと呼ばれ、BMWの「ニューミニ」とは区別されて認識されています。

 「ミニ」は、日本国内においても人気が高い車となっていて、かつてのF1ドライバーで2017年に日本人およびアジア人として初めて「インディ500」で優勝したレーシングドライバーの佐藤琢磨氏や、北条司氏原作の「シティーハンター」の主人公「冴羽 獠」(さえば りょう)の愛車となっています。


上部ビュー

 オリジナルの「ミニ」は、1952年に設立された「BMC」(ブリティッシュ・モーター・コーポレーション)の技術者 アレック・イシゴニスの指揮するチームによって設計され、横置きエンジンと前輪駆動の構造、そのコンパクトなスタイリングなどは、現在でも技術的に優れた自動車として評価されているそうです。


左右サイドビュー

 写真のトミカのドア部分下部には、銀色(シルバー)で「Mini」と書かれています。

 このトミカは、サスペンションのギミック(仕掛けやからくりのこと)はありますが、その他のドア開閉などのギミックはありません。


 写真のトミカのホイールは「1Hホイール」となっています。

 なお、この「BLMC ミニ クーパー S マークⅢ」(No.F8-2)のトミカは、1988年7月まで販売され、その後、No.88-2に移行しています。

 No.88-2に移行した後は、はじめは日本製でしたが、やがて中国製となり、その際にパッケージの車名表記が「ミニ クーパー タイプ」と変更されて、2003年6月まで販売されています。

 この「BLMC ミニ クーパー S マークⅢ」(No.F8-2)のトミカは、同じ日本製でも車体色や車体に施されたデザインが異なるバリエーションをはじめ、特注品などが多くあり、非常に多くのバリエーションが存在します。

 「ミニ」は日本国内における認知度の高さからか、トミカについても人気が高いようで、トミカの中古市場においても日本製で状態が良いモノは、なかなか簡単には入手できない現状となっています。


リアビュー

 ナンバープレート部分には、前後ともに「3298」と刻印されていて、数字の語呂合わせで「ミニ クーパー」と読め、遊び心が感じられるナンバーとなっています。



車体底面

 裏板の刻印で、「マークⅢ」の部分が「(Mk-Ⅲ)」と括弧(かっこ)書きとなっているのが興味深いところです。


パッケージ

 パッケージに描かれたミニのナンバープレート部分にも、トミカ本体同様に「3298」(数字の語呂合わせで「ミニ クーパー」と読めます)と書かれているのが、とても興味深いところです。









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