トミカ BMW 3.5CSL GITANES ジタン No.F30-1 1977年9月発売 日本製
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BMW 3.5CSL

 1977年9月に発売された「BMW 3.5CSL」(No.F30/外国車シリーズ 西ドイツ車)のバリエーションのひとつとなっているトミカ(日本製/No.F30-1)です。

 写真のトミカは車体色が青色基調(ジタンブルー)で、車体各部に「GITANES」、「35」、「DUNLOP」、「BOSCH」などと書かれているのが特徴です。

 このトミカは1977年9月から1988年まで約10年間にわたって販売されたトミカとなっていて、カラーリングやデザインが異なるバリエーションが何種類か存在することでも知られています。

フロントビュー
 BMWの特徴あるフロント部分の2分割型の丸みを帯びたキドニー・グリル(英語のkidneyは腎臓の意味)が目立ちます。
 前照灯は丸形4灯となっています。

 「BMW 3.5CSL」は、当時のヨーロッパツーリングカー選手権におけるホモロゲーション(レース出場資格)を獲得するために少数が製造されたモデルなのだそうです。

 当初はホモロゲーションを獲得するために、「BMW 3.0CS」をベースにアルミ製のボンネットフード、トランクリッド、ドアなどを採用し、リアウインドウをガラスからアクリル製に変更、パワーウインドウの廃止などが施されて約200kgの軽量化が図られ、車両重量が約1200kgとされた「BMW 3.0CSL」が1971年に登場し(ファーストバージョン)、1972年には最高出力200hpの3003cc直列6気筒エンジンを搭載したセカンドバージョンが登場しています。

 車名の「CSL」は「Coupe Sport Light」(クーペ スポーツ ライト)の略で、車名の最後についている「L」は、ボディの軽量化を意味する「Light」(ドイツ語でLeicht)の頭文字となっているそうです。

上部ビュー
 白色で施された「GITANES」のデザインが目を惹くトミカとなっています。
 「GITANES」(ジタン)はフランスの煙草(たばこ)のブランドで、「ジタン」は「スペインのジプシー女」を意味しています。
 ジプシー(gypsy)とは、一般的にはヨーロッパ(欧州)で生活している移動型民族を指す民族名で、転じて、様々な地域や団体を渡り歩く者を比喩する言葉ともなっているそうです。
 「GITANES」(ジタン)の煙草のパッケージに描かれた、踊り子が青い背景の中で紫煙を纏って踊る絵柄は「ジタンブルー」として世界的に有名なものとなっているそうです。

 駆動方式はFR、レース用に300馬力の3003cc直列6気筒エンジンを搭載し、0-100km加速が7.1秒、最高速度220km/hとなった「BMW 3.0CSL」はレースで大いに活躍したそうです。

 1973年秋には、ボッシュ製の電子制御インジェクターを備えた最高出力206PSの3153cc直列6気筒エンジンを搭載したモデルが登場しています。

 そして1976年には、FIAグループ5参戦用に登場した、このトミカのモデルとなった「BMW 3.5CSL」が、3回の優勝を果たしているそうです。

左右サイドビュー
 フロントとリアのスポイラーや、オーバーフェンダーが派手に目立つ車体となっています。
 このトミカのホイールは「1Jホイール」となっています。

リアビュー

車体底面

 (パッケージ表記)
 BMW 3.5CSL
 SCALE 1/60
 トミカ外国車シリーズ F30
 西ドイツ車 日本製

 (車体底面)
 BMW 3.5CSL
 tomica ©1977 TOMY
 NO.F30 S=1/60
 MADE IN JAPAN

 No.F30-1の発売時価格 ¥240円

 ※パッケージに特にギミックの記載無し
 (サスペンション/左右ドア開閉)

 発売期間 1977年9月~1988年


 2023.02.21現在










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