トミカ シボレー カマロ Z28 No.F34-2 1983年2月発売 日本製 3代目カマロ
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シボレー カマロ Z28
(3代目)

 1983年2月に発売された「シボレー カマロ Z28」(No.F34/外国車シリーズ アメリカ車)のトミカ(日本製/No.F34-2)です。

 この「シボレー カマロ Z28」のトミカは、1982年から1992年まで販売された3代目「シボレー カマロ」の最上級グレード「Z28」がモデルのトミカとなっています。

 このトミカの車体側面には「Z28-E」と書かれていますので、以下の記述は実車のグレード「Z28-E」のカタログ性能を基本的に記述しています。

フロントビュー
 グリルレスで鉄仮面のようなフロントデザインで、力強さを感じる角型4灯の前照灯(ヘッドライト)が本車の大きな特徴となっています。
 また、ロングノーズでマッスルなスタイリングが、いかにも当時のアメリカ車らしい雰囲気を感じさせます。
 実車のフロントとリアには、時速約8km/hまでの速度で固定障壁に衝突しても、ライト類、ステアリング、サスペンション、ブレーキ、フューエルライン、冷却機構、ドア、トランク、エンジンフードなどに異常が発生しないように設計された衝撃吸収式バンパーが装備されています。

 「シボレー カマロ」(Chevrolet Camaro)は、アメリカの自動車メーカー「ゼネラルモーターズ(GM)」が「シボレー」ブランドで製造・販売している2ドアハードトップ、クーペ、オープンカーなどのスペシャリティカーで、日本国内へは2代目以降から正規輸入が続いているそうです。

 車名の「カマロ」は、古フランス語で「友人」を意味する言葉に由来しているそうです。

上部ビュー
 実車の3代目「シボレー カマロ」は、先代の2代目と比較して全長と全幅が縮小されて、ホイールベースも180mm程度短くされているそうです。
 ボディデザインはエアロダイナミクスが追求されて、ウェッジシェイプなボディスタイルは走行安定性と省燃費にも貢献しているそうです。
 また、ボディはモノコック構造が採用され、「Z28-E」の車両の重量配分はフロント55%、リア45%に設計されていて、横方向へのGは前後のタイヤにほぼ同等にかかり、確実に路面をとらえ、優れたコーナーリング性能を発揮する、とされています。

 この「シボレー カマロ Z28」(No.F34-2)のトミカは、発売期間が1983年2月~1985年2月の約2年間と短く、当時の流通量も少なめだったことが推測され、現在のトミカの中古市場では比較的入手しにくいトミカの1台となっています。

左右サイドビュー
 実車の車体左側面のリアフェンダー部分にある給油口がトミカでも再現されています。
 トミカの車体側面のドア部分には「CAMARO Z28-E」と書かれています。
 また、写真のトミカのホイールは、1981年12月から採用されたという、横幅の太いレーシングタイプの「2Gホイール」となっています。
 実車の「Z28-E」は、P215/65 R15のスティールベルテッドラジアルタイヤとアルミホイールとなっています。

 1982年(昭和57年)に登場した実車の3代目「シボレー カマロ」は、エンジンに初めて燃料噴射装置(インジェクション)が採用され、発売当初の「Z28」にオプションとして設定されていたそうですが、後に全車が燃料噴射装置を標準装備するようになり、エンジンの最高出力は「Z28」の5.0Lが215PS、5.7Lが235PSとなったようです。

 また、発売当初の3代目「シボレー カマロ」の変速機は4速MTまたは3速ATでしたが、後にMTは5速に、ATは4速となったそうです。

 3代目「シボレー カマロ」の駆動方式はFRで、トミカのモデルとなった「Z28-E」は、4バレルキャブレターの最高出力150PSの5.0L(4986cc)水冷V型8気筒「4A型」エンジンを搭載し、変速機は3速AT、車両重量は1520kg、燃料タンク容量は60L、乗車定員は4名、4輪ベンチレイテッドパワーディスクブレーク(2系統式)を装備しています。(※以上は1982年当時のカタログデータで、実車の仕様は発売時期などによって異なっているものと思われます)

 そのほか、「Z28-E」には、クルーズコントロール(記憶機構付定速走行装置)、リクライニング機構付きの6Wayパワーシートのドライバーズシート、6段階調節式のチルトステアリング、パワーウインドウ、パワードアロック、パワーサイドミラー、リアウインドウデフォッガー、サイドウインドウデフロスター、マニュアルエアコン、オートマチックパワーアンテナ、ヘッドライト消し忘れ警告ブザー、米国デルコ社の新開発による4スピーカーのカセットステレオプレーヤー内蔵式のAM/FMステレオラジオなどが用意されています。

リアビュー
 リアの大型リアコンビネーションライトの左右両端がボディに切れ込むかのようなデザインが特徴的です。
 また、実車のリアはリフトグラスハッチとなっています。
 そのほか、リアシートのバックレストを倒すと849Lの荷物スペースが確保でき、フラットなトランクスペースの床下にはキーロック付きのトランクルームが、左サイドには小物入れがあり、右サイドのカバー内にはコンパクトスペアタイヤと工具が収納されているそうです。
 トミカのナンバープレート部分には「211 5」と刻印されています。

車体底面
 写真のトミカのホイールは、1981年12月から採用されたという、横幅の太いレーシングタイプの「2Gホイール」となっています。

パッケージ
 このトミカには、左右ドア開閉、サスペンションのギミック(仕掛けやからくりのこと)がありますが、写真のパッケージには、それらのギミックの表記はありません。

 (パッケージ表記)
 シボレー カマロ Z28
 CHEVROLET CAMARO Z28
 トミカ外国車シリーズ
 アメリカ車 USA
 SCALE 1/66
 日本製 T31 F34

 (車体底面)
 CHEVROLET CAMARO Z28
 tomica © TOMY
 NO.F34 S=1/66
 MADE IN JAPAN

 発売時価格 ¥320円

 ※パッケージに特にギミックの記載無し
 (左右ドア開閉/サスペンション)

 発売期間 1983年2月~1985年2月


 2023.03.06現在










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