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シトロエン H トラック (No.F17-2)
1979年8月に発売された「シトロエン H トラック」(No.F17/外国車シリーズ・フランス車)のトミカ(日本製/No.F17-2)です。
「シトロエン H トラック」は、フランスの自動車メーカー「シトロエン」が1947年から1981年まで販売していた貨物自動車で、正式には「タイプ
H」または「Hバン」というのが各国語共通名となっているそうで、日本においては「Hトラック」の表記で発売されたという経緯があるそうです。
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フロントビュー |
フロントグリル部分には、実車同様にシトロエンのエンブレム「ドゥブル・シュヴロン(double chevron)」(ダブルヘリカルギア)が造形されています。
「へ」の字形を2つ上下に重ねたような、このシトロエンのエンブレムの形は、シトロエンの創業者であるアンドレ・シトロエンが創業当初に製造していた、V字形の溝となっている「シェブロン・ギア(やまば歯車)」に由来しているそうです。
また、トミカのフロントのナンバープレート部分には「5075」と刻印されています。(リア側も同じ)
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(パッケージ表記)
シトロエン H トラック
CITROËN H TRUCK
トミカ 外国車シリーズ F17
フランス車 日本製
SCALE 1/71
トミー TOMY
TOMICA FRANCE MADE IN JAPAN
日本製 T28
(車体底面)
CITROËN H TRUCK
tomica ©1979 TOMY
NO.F17 S=1/71
MADE IN JAPAN
発売時価格 ¥240円
※パッケージに特にギミックの記載無し
No.F17-2の発売期間
1979年8月~1988年8月
→1988年8月にNo.97-3へ移行
2024.08.05現在
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「シトロエン H トラック」の駆動方式は、当時としては画期的なFF(前輪駆動方式)で、荷室の床は低く平らで、天井も高く、荷室スペースは広くなっているそうです。
また、車体の外観として特徴的な波板プレスの外板は、軽量化と車体強度の両立に役立っているそうです。
架装性が良いことから、貨物車をはじめ、救急車、マイクロバス、キャンピングカー、現金輸送車などさまざまなバリエーションが生まれ、総生産台数は47万3289台となっています。
日本では、約200台が正規輸入・販売され(その他個人輸入もあるようです)、主に移動販売車などに使用されたようです。 |
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上部ビュー |
写真のトミカのホイールは「1Hホイール」となっています。 |
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左右サイドビュー |
写真のトミカの車体側面には、フランスの多国籍タイヤ製造企業「ミシュラン」の公式マスコットキャラクター「ビバンダム」(ミシュランマン)が描かれ「MICHELIN」(ミシュラン)と書かれたシールが貼られています。
このことから、写真のトミカは、「シトロエン H トラック」(No.F17-2)のトミカが発売された当初のバリエーション「No.F17-2-1」あたりのものの可能性があります。(あくまで推測です)
「シトロエン H トラック」(No.F17-2)のトミカは、同じ日本製でも特注品など、カラーリングや車体に施されたデザインが異なるバリエーションが非常に多く存在し、細かい仕様が異なるバリエーションも含めると、少なくとも約40種類近くのバリエーションが存在するようです。
なお、ミシュランの公式マスコットキャラクター「ビバンダム」(Bibendum)の容姿は、高く積まれたタイヤがモチーフとなっているそうで、1898年(日本では明治31年)にオリジナルのデザインが誕生していて、世界で最も古いトレードマークのひとつとしても知られるそうです。
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リアビュー |
リア側のナンバープレートは、車体後部パネルドアの上部にあって、これは基本的に実車も同様となっているようです。
トミカのナンバープレート部分には、フロント同様に「5075」と刻印されています。
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後部パネルドアを開けた状態 |
このトミカは、パッケージには特にギミック(仕掛けや機能)についての記載はありませんが、後部パネルドアは開閉が可能な仕様となっています。
また、このトミカは、サスペンションの機能も付いています。
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車体底面 |
トミカの車体底面(裏板)には、「CITROËN H TRUCK」、「NO.F17」などと刻印されています。 |
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パッケージ |
この「シトロエン H トラック」のトミカは、サスペンションと後部パネルドア開閉の機能が備えられていますが、パッケージにはそれらのギミック(仕掛けや機能)についての記述はありません。
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