トミカ ダットサン 1300 トラック No.42-1 1972年12月発売 日本製
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ダットサン 1300 トラック
(日本製/1Eホイール)

 1972年12月に発売された「ダットサン 1300 トラック」(No.42)のバリエーションのひとつとなっているトミカ(日本製/No.42-1)です。

 この「ダットサン 1300 トラック」のトミカは、日産自動車が1965年から販売を開始した、小型商用車「ダットサン トラック」の6代目(1965年~1972年)にあたり、1968年のマイナーチェンジにより登場した521型がモデルとなっています。

 この「ダットサン 1300 トラック」のトミカは、発売当初は香港製(ホンコン/HONG KONG)だったことで知られ、現時点では巷のトミカファンの間で香港製のトミカはとても人気があってレア度が高く、また、日本製も人気が高いトミカとなっています。

フロントビュー

 前照灯は、丸型4灯タイプとなっています。

 トミカのフロントのナンバープレート部分は無地(平ら)で、文字や数字などは刻印されていません。(リア側も同じ)


 (パッケージ表記)
 ダットサン 1300 トラック
 DATSUN 1300 TRUCK
 S=1/62 トミー 国産
 tomica 42 Japan TOMY T-23
 ドアー開閉/スーパースピード/
 サスペンション
 OPENING DOORS/SUPER SPEED/
 SUSPENSION

 (車体底面)
 DATSUN 1300 TRUCK
 tomica ©1975 NO.42
 S=1/62
 JAPAN

 発売時価格 ¥180円

 発売期間  1972年12月~1976年6月
 (※発売当初は香港[ホンコン]製)


 2024.08.06現在




 「ダットサン トラック」は通称「ダットラ」とよばれ、「ダットサン」という名称は、かつて日産自動車に存在した小型車専用ブランドとなっていて、初代「ダットサン トラック」が登場した1935年から2002年の日本国内向け生産終了まで約67年の長きにわたり、「ダットサン」という商標が使用され続けたそうです。

 1965年(昭和40年)5月に登場した6代目「ダットサン トラック」(520型)は、前照灯が丸目2灯タイプだったそうですが、1966年(昭和41年)のマイナーチェンジにより丸型4灯タイプに変更され、1968年(昭和43年)のマイナーチェンジで登場した、このトミカのモデルとなった521型は、フロントグリル、フロントフェンダー、エンジンフードなどが510型系ブルーバードの登場にあわせて同車風に変更されてフラットデッキスタイルとなったそうです。

 このトミカの商品名は「ダットサン 1300 トラック」と、「1300」の数字が見られることから、最高出力68PSの1.3L(1299cc)水冷直列4気筒OHV「J13型」エンジンを搭載した実車がモデルになっているものと思われます。


上部ビュー

 この「ダットサン 1300 トラック」のトミカは、発売当初の香港製(ホンコントミカ)をはじめ、日本製もあり、また、トミカ誕生記念コレクション2000、トミカくじⅡ、トラックセット凛(りん)、ムーンアイズコレクション、イベント限定特別仕様トミカ、ゼロクラフト特注、ジール特注などの中国製も存在します。


左右サイドビュー

 フロントフェンダー部分には「DATSUN」の刻印があります。

 写真のトミカのホイールは「1Eホイール」となっています。

 この「ダットサン 1300 トラック」(No.42-1)の発売当初のトミカは香港製(ホンコントミカ)で、ホイールは香港製トミカで使われている「1Bホイール」となっているのが特徴です。

 また、香港製(ホンコン製)のトミカは車体色が赤色系で、フロントグリルとフロントバンパーのパーツがそれぞれ別々となっていて、キャビン(運転席のある箱部分)の後部の窓ガラスが有るのに対し、日本製のトミカは車体色が白色系に変更され、フロントグリルとフロントバンパーが一体化されて、キャビン後部の窓ガラスが埋められて無くなるなどの変更が加えられているようです。

 そのほか、ドアの形状もバリエーションによって違いがあるようです。



ドアを開けた状態


トミカ内部(車内インテリア)の様子

 ハンドル、座席シートなどが赤色系のプラパーツで再現されています。

 実車のシフトレバーは、ハンドルの付け根部分「ステアリングコラム」にシフトレバーが取り付けられている「コラムシフト」だったようで、トミカではコラムシフトまでは再現されていないようです。

 なお、古い貴重な日本製トミカや香港製トミカをお持ちの方で、トミカの状態が非常に良いものをお持ちの方は、ほんとうは極力、トミカのドアの開閉はやらないほうがいいと思います。

 というのも、写真のトミカもそうですが、ドアの開閉を繰り返すと、ドアのパーツの根元部分がトミカ本体とこすれ合うことにより、トミカの塗装が剝げ落ちる可能性が高いからです。



リアビュー

 トミカのリア側のナンバープレート部分は、フロント同様に無地(平ら)で、文字や数字などは刻印されていません。

 荷台のリア側には「DATSUN」の刻印があります。



車体底面

 トミカの車体底面(裏板)には、「DATSUN 1300 TRUCK」、「©1975」、「NO.42」、「JAPAN」などと刻印されています。

 香港製(ホンコン製)のトミカは、「JAPAN」の部分に「HONG KONG」と刻印されています。

 また、このトミカは、同じ日本製でも「©1975」の刻印が無いバリエーションもあるようです。

 発売当初の香港製トミカは、発売年が1972年なので、「©1975」の刻印は無いようです。


パッケージ

 パッケージの側面には、「スーパースピード」のスピード感をイメージした「ダットサン 1300 トラック」のイラストと、ドアを開けた状態のイラストが描かれています。









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