トミカ ED75形 電気機関車 国鉄一般色/赤 No.34-2 日本製
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ED75形 電気機関車(国鉄一般色/赤)

 1979年8月に発売された「ED75形 電気機関車」(No.34)のバリエーションの1つとなっているトミカ(日本製/No.34-2)で、車体色は、旧国鉄の交流電気機関車標準の「赤2号」(国鉄一般色)となっています。

 「ED75形電気機関車」は、「ED71形」の後継車として広汎な運用のための汎用性を重視して、旧国鉄が1963年(昭和38年)から製造を開始した動輪4軸の交流用電気機関車で、1976年までに0番台(M形・磁気増幅器搭載/1~160号機)、300番台(301~311号機)、500番台(S形・北海道交流電化用試作機/501号機)、700番台(701~791号機)、1000番台(P形・高速貨物列車および寝台特急客車牽引用/1001~1039号機)の計302両が製造されたそうです。

 「ED75形」は、電流制御と車台のバランスが良く、粘着力(車輪とレールの間に働く摩擦力)が高くて、そのパワーは動輪6軸のF級直流電気機関車に匹敵するほどだったそうで、運用が開始されてからは、当初予定の東北・常磐地区のほか、北海道や九州にも投入されて特急列車や貨物列車まで幅広く運用されたそうです。

フロントビュー(第1エンド側)

左サイドビュー
 車体側面の前後両端には自動列車停止装置(ATS)の「S」表記(角S)が描かれ、側面中央部分には「ED75 1010 日立」と書かれています。
 また、トミカのリア側となっている第2エンド側(右側)には、連結器が付いています。

 このトミカのモデルとなった「ED75形1000番台」は、東北本線や常磐線などで、寝台特急「ゆうづる」、寝台特急「あけぼの」、急行「八甲田」・「津軽」などの寝台特急や臨時急行列車、普通列車、それに高速貨物列車を牽引して活躍したそうです。

リアビュー(第2エンド側)

ED75 775
 「鉄道博物館」(埼玉県さいたま市)にて展示されていた「ED75 775」の実車です。
 「あけぼの」のヘッドマークが掲出されています。(2015年7月撮影)
 「ED75形700番台」は、羽越・奥羽本線用に1971年(昭和46年)から製造が開始され、ED75形の最も完成された形態といわれています。

 「ED75形」は、1980年代に入ると、EF81形の運用拡大、夜行客車列車や貨物列車の削減、普通客車列車の電車化・気動車化などにより運用が減少し、その後はEH500形の増備により次第に淘汰されていったそうです。

 ED75形電気機関車は、現在はJR東日本の秋田車両センターに配置されている767、777、仙台車両センターに配置されている757、758、759の700番台の5両のみが工事列車等を中心に運用されているのみとなっているようです。


 ED75 TYPE ELECTRIC LOCOMOTIVE
 (※パッケージ表記)
 
 ED75
 tomica
 NO.34
 ©1979 TOMY
 MADE IN JAPAN

 発売時価格 ¥240円
 連結器付き

 発売期間 1979年8月~1981年2月


 2020.03.19現在










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