トミカ フェラーリ 312 T3 No.F59-1 1978年11月発売 カルロス・ロイテマン 日本製
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フェラーリ 312 T3
(No.11 カルロス・ロイテマン)

 1978年11月に発売されたフェラーリ 312 T3」(No.F59/外国車シリーズ・イタリア車)のトミカ(日本製/No.F59-1)です。

 「フェラーリ 312 T3」は、F1コンストラクター「フェラーリ」が、F1世界選手権の1975年から1980年まで投入したF1カー「フェラーリ 312Tシリーズ」(312T、312T2、312T3、312T4、312T5)のうちの1つで、「312 T3」は1978年の第3戦南アフリカGPから1979年の第2戦ブラジルGPまで使用されたそうです。

 この「フェラーリ 312 T3」のトミカは、カーナンバー「11」となっていますので、カルロス・ロイテマン(Carlos Alberto Reutemann/アルゼンチン出身)の搭乗車がモデルになっているものと思われます。

フロントビュー
 フロントノーズ部分には、先端部から「HEUER」(タグ・ホイヤー/スイスの高級時計メーカー)、カーナンバー「11」、「Agip」などの文字、ロゴマークが描かれたシールが貼られています。
 また、フロントウイング上面には「MICHELIN」、「Agip」のロゴマークが描かれたシールが貼られています。

 「フェラーリ 312Tシリーズ」は、当時のフェラーリのチーフデザイナーだったマウロ・フォルギエリにより設計されたF1マシンで、1975年から1980年まで使用され、通算27勝を挙げ、コンストラクターズタイトルを4回、ドライバーズタイトルを3回獲得した輝かしい戦績を持つF1カーなのだそうです。

 「フェラーリ 312 T3」が投入された1978年のシーズンでは、ドライバーズ・チャンピオンシップでカルロス・ロイテマンが3位(48P/優勝4回、3位3回)、ジル・ヴィルヌーヴが9位(17P/優勝1回、3位1回)、コンストラクターズ・チャンピオンシップは2位(58P)、ポールポジションが2回、ファステストラップを2回記録という成績をあげたそうです。

 なお、勇猛な走りで伝説的なドライバーともなっているジル・ヴィルヌーヴは、1978年の最終戦となる地元のカナダGPで、この「フェラーリ 312 T3」(カーナンバー12)に乗ってF1初優勝を挙げています。

 リアウイング上面には「MICHELIN」のロゴマークが、側面には「MICHELIN」と「Agip」のロゴマークが描かれたシールがそれぞれ貼られています。

 1979年のシーズンでは、開幕戦アルゼンチンGPと第2戦ブラジルGPに使用され、ジョディー・シェクターがリタイヤと6位、ジル・ヴィルヌーヴがリタイヤと5位と、あまり振るわなかったようで、第3戦南アフリカGPからは「フェラーリ 312 T4」が投入され、シーズン中はワンツーフィニッシュを3回、計6勝を挙げるなど着実な成績を残し、フェラーリはコンストラクターズタイトル(113p)を、ジョディー・シェクターはドライバーズタイトル(51P)を、ヴィルヌーヴは2位(47P)を獲得しています。

左右サイドビュー
 コクピット周りにはフェラーリの「跳ね馬」のエンブレムのシールと、「Carlos Reutemann FIAT」(ドライバー名のカルロス・ロイテマン)、「11」と書かれたシールが貼られています。
 また、サイドポンツーン部分には「MAGNETI MARELLI」、「Agip」、「arexons」、「CHAMPION」、「AO×ILL」、「SKF」、「FERODO」などのロゴマークが描かれたシールが貼られています。

 「フェラーリ 312 T3」は、平らなボディ形状が特徴的で、車両重量は580kg、最高出力約515馬力(hp)の2,991cc水平対向12気筒「フェラーリ Tipo(タイプ) 015」NA(自然吸気)エンジンを搭載し、変速機は5速MT、タイヤはミシュランとなっていたそうです。

リアビュー

 FERRARI 312 T3
 tomica
 ©1978 TOMY
 NO.F59
 S=1/55
 MADE IN JAPAN

 発売時価格 ¥240円
 発売期間 1978年11月~1988年


 2020.12.21現在










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