トミカ 古河 ホィールローダ FL140 No.63-1 日本製 トミカのホイールローダー第1号モデル | ||||
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古河 ホィールローダ FL140 1972年12月に新発売された「古河 ホィールローダ FL140」(No.63)のトミカ(日本製/No.63-1-1)です。 この「古河 ホィールローダ FL140」(No.63-1)のトミカは、ホイールローダーのトミカとしては第1号モデルとなっています。 古河のホイールローダーは、当時の古河の機械事業の代表製品の一つとなっていて、世界各地へ輸出されて使用され、海外に古河ブランドを定着させたのだそうです。 古河機械金属株式会社の公式サイトによると、1971年(昭和46年)に小山工場(栃木県小山市)でホイールローダの生産を開始したのだそうです。 古河機械金属株式会社は、「古河本店」として古河市兵衛氏(1832~1903)により1875年(明治8年)に創業され、1877年(明治10年)に足尾銅山の開発に着手し、しばらくは成果があがらない苦労が続くも、1884年(明治17年)に日本の銅産出量1位となり、経営の多角化も進め、後の古河財閥の礎を築くことに成功します。
この「古河 ホィールローダ FL140」(No.63)のトミカは、発売開始以来、2007年8月まで約34年8ヵ月にわたって販売されたロングセラーモデルで、中国製もあり、セット品やトミカくじなど異なるバージョンが多く存在します。 2009年12月時点でのタカラトミーの調べでは、このトミカは当時の歴代トミカ販売台数(1970年~2009年)の第2位で、207万台が販売されています。 ちなみに、その時の第1位は「日野はしご消防車」(No.29-1、No.29-2、No.108-4などの累計と思われます)で271万台、第3位は「コマツ ブルドーザー」(コマツのD65A、D65S、D375A、D155AX-6などの累計と思われます)で197万台となっていて、はたらく自動車のトミカが子供達を中心に人気があったことがうかがえます。
写真のトミカは、運転席のシートがボディから独立した黒色の別パーツとなっている発売当初のバリエーションとなっています。 運転席のシートは、同じ日本製でも、のちにボディと一体化(一体成型)されているようです。
なお、このトミカの発売初期のパッケージの中には、車名表記の「WHEEL」が「WHELL」となっているものがあるようです。 FURUKAWA WHEEL LOADER NO.63 S=1/79 MADE IN JAPAN 発売時価格 ¥180円 バケットアップ 発売期間 1972年12月~2007年8月 (中国製有り) 2018.12.10現在 |
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