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日立建機 油圧ショベル ZX210-7 SLF と重機搬送車
2025年(令和7年)3月15日(土)に発売された「日立建機 油圧ショベル ZX210-7 SLF と重機搬送車」(No.143)のトミカ(ベトナム製/No.143-5)です。
このトミカは、日立建機株式会社(本社 東京都台東区)が製造・販売するスーパーロングフロント(SLF)油圧ショベルの「ZX210-7 SLF」と、それを積載する重機搬送車をイメージしたモデルのトミカとなっています。
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フロントビュー |
「日立建機 油圧ショベル ZX210-7 SLF」のトミカを積載しているトラクターとトレーラーのトミカは、2014年(平成26年)12月20日(土)に発売された「首長竜搬送車」(No.137-2)のロングタイプのトミカのものが流用されていて、トラクターとトレーラーの連結部は一体成型で固定されています。
そのため、トラクターとトレーラーで構成される一般的なロングトミカとは異なり、このトミカは、トラクターとトレーラーの連結部分で左右に可動しないようになっています。
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(パッケージ表記)
日立建機 油圧ショベル ZX210-7 SLF
と重機搬送車
Hitachi Construction Machinery
Super Long Front Excavator ZX210-7 SLF
and Transporter
トミカ 143 TAKARA TOMY
ZX210-7 SLF 積み下ろし/アーム可動/
運転台回転
(車体底面)
・トラクター&トレーラー
PLESIOSAURIA TRANSPORTER
TOMICA ©TOMY
2014 A25
MADE IN VIETNAM
・油圧ショベル ZX210-7 SLF
TOMICA ©TOMY
NO.9 2012 S=1/122 A25
MADE IN VIETNAM
発売時価格 ¥1,000円(税10%別)
発売期間 2025年3月15日~
2025.03.15現在
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パッケージに記載された説明文(2025年3月現在)によると、日立建機の「ZX210-7 SLF」は、スーパーロングフロント(SLF)と呼ばれるブームとアームがとても長い、20トンクラスの油圧ショベルで、掘削できる最大半径が18メートルと広く、14メートルの深さまでバケットが届くため、土手から離れた川底に溜まった泥や砂利を取り除いたり、川や道路など離れた場所に土を運んだりする時に活躍するそうです。
そのほか、日立建機(ヨーロッパ)のホームページで紹介されている「ZX210-7 SLF」は、作業範囲が広く、浚渫、堤防整備、法面仕上げ工事などの土木作業向けに設計されていて、全高が低いため、運搬もしやすくなっているそうです。
「ZX210-7 SLF」の下部構造の全長は4.45m、上部構造の全幅は2.7m、キャブ(運転席のある箱部分)の全高は2.95mとなっていて、エンジンは定格出力128.4kWの4サイクル水冷「いすゞ
4HK1」エンジンを搭載し、運転重量は24,600kg~25,500kgとなっています。 |
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上部ビュー |
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左右サイドビュー
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このトミカのトラクター&トレーラーは、サスペンションの機能(アクション)は備えられていません。
横側から見ると、油圧ショベル「ZX210-7 SLF」のブームとアームがとても長いことが実感できます。
私が小さい子どもだったとしたら、親や祖父母などにこのトミカを買ってもらった場合、きっと大いに喜んで、おそらく近くの公園の砂場で、道路造りや砂山造り、トンネル掘りなどの「工事ごっこ」をして、他のトミカとともに砂や泥だらけになって遊んだだろうなぁ、と思います。
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油圧ショベルの「ZX210-7 SLF」のトミカは、トレーラーに載せたり、降ろしたりして遊ぶことができます。
なお、「ZX210-7 SLF」のトミカは、トレーラーに載せてあるだけで、トレーラーと固着させたり、トレーラーの上で固定させたりすることはできません。
トレーラーの上面には凸部が2箇所ありますが、この凸部はもともとは、2014年(平成26年)12月20日(土)に発売された「首長竜搬送車」(No.137-2)のロングタイプのトミカに載せられている首長竜を固定するためのものです。 |
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油圧ショベルの「ZX210-7 SLF」のトミカ |
「ZX210-7 SLF」のトミカは、アーム可動、運転台(上部旋回体)が回転する仕様となっています。
運転台の左右両側面には「ZAXIS 210」のロゴが描かれたシールが貼られ、運転台後部には「HITACHI」と書かれています。
「ZX210-7 SLF」は、日立建機の販売する油圧ショベルの「ZAXIS-7」シリーズに該当しているようです。
日立建機の「ZAXIS-7」シリーズは、オペレーターに寄り添った操作インターフェイスをはじめ、総合的なデザイン性の高さ、業界の課題解決を目指した設計思想などが評価されて「2022年度グッドデザイン賞」を受賞しています。
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トラクター&トレーラーの車体底面 |
上の写真ではわかりにくいですが、トレーラーの車体底面には、「PLESIOSAURIA TRANSPORTER」、「TOMICA ©TOMY」、「2014 A25 MADE
IN VIETNAM」の刻印があります。
トラクター部分の車体底面には、文字、数字などは刻印されていません。
このことから、この「日立建機 油圧ショベル ZX210-7 SLF」のトミカを積載しているトラクターとトレーラーのトミカは、2014年(平成26年)12月20日(土)に発売された「首長竜搬送車」(No.137-2)のロングタイプのトミカのものが流用されていることがうかがえます。
そして、前述のとおり、このトミカのトラクターとトレーラーの連結部は一体成型で固定されていて分割ができず、トラクターとトレーラーで構成される一般的なロングトミカとは異なり、このトミカは、トラクターとトレーラーの連結部分で左右に可動しないようになっています。 |
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「ZX210-7 SLF」の底面 |
「ZX210-7 SLF」の運転台底面には、「TOMICA ©TOMY」、「NO.9 2012 S=1/122 A25」、「MADE IN
VIETNAM」の刻印があります。
このことから、この「日立建機 油圧ショベル ZX210-7 SLF」のトミカの運転席(キャブ)がある上部旋回体(運転台)と、クローラーなど下部走行体は、2012年(平成24年)10月20日(土)に発売された「コマツ 油圧ショベル PC200-10型」(No.9-6)のトミカの金型が流用されていることがうかがえます。
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パッケージ |
パッケージに描かれたイラストは、珍しくトレーラーの車体後部側が左側となっています。
これは、今回発売されたこのトミカの主役が、トラクターとトレーラーではなく、積載されている「「ZX210-7 SLF」が主役となっていることの表れでもあると思われます。
また、パッケージの裏側には、日立建機の油圧ショベル「ZX210-7 SLF」に関する説明文(2025年3月現在)が記載されています。
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