トミカ ホンダ シビック GL No.83-1 1974年1月発売 日本製 | ||||
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ホンダ シビック GL 1974年1月に発売された「ホンダ シビック GL」(No.83)のトミカ(日本製/No.83-1)です。 このトミカの「シビック GL」は、ホンダが1972年(昭和47年)7月12日から1979年(昭和54年)まで生産・販売した初代「シビック」の、1972年9月1日に追加された上級グレード「GL」がモデルとなっています。 「ホンダ シビック」は発売以来、ホンダの販売戦略に欠かすことができない基幹的車種となっていて、駆動方式は初代から前輪駆動(FF/3代目から7代目は4輪駆動も有り)を基本に展開していて、ホンダ車の中でも一番長い期間にわたって同一の車名で販売され続けている乗用車となっているそうです。
初代「シビック」は、アメリカのマスキー法などの厳しい排ガス規制や第4次中東戦争に起因する1973年の第一次オイルショックなどの社会的背景をもとに登場した、ホンダの低公害エンジン「CVCC」を搭載したことにより、世界的な大ヒット車となったそうです。 「CVCC」エンジンは、当時、達成不可能とまで言われたマスキー法(1970年12月発効)の規制値を世界で最初にクリアし、現在では「日本の排出ガス低減技術を世界のトップに引上げた歴史的な機械」として、日本機械学会が制定した「機械遺産 第6号」に認定されています。 初代「シビック」の成功は、ホンダが初めて発売した空冷エンジン(水冷よりも空冷を推す本田宗一郎氏のエピソードが有名)、前輪駆動(FF)の小型乗用車「ホンダ 1300」(1969年~1972年)の販売不振により四輪撤退も噂されていたホンダの経営状況を好転させることにも貢献したそうです。
発売当初の初代「シビック」は、駆動方式がFF(前輪駆動)、最高出力60PSの1.2L(1169cc)「EB1型」水冷直列4気筒SOHCエンジンを搭載した4速MTの2ドアショートファストバック(STD、DX、Hi-DX)のみの設定でしたが、1972年9月1日に追加された上級グレード「GL」(2ドア/3ドア)は、最高出力69PSの1.2L(1169cc)「EB2型」水冷直列4気筒SOHCエンジンを搭載し、1973年5月には「GL」に日本車初となるリアワイパーが装備されたそうです。 その他の「シビック GL」(3ドア/SB1型)の主要諸元は、変速機はフロア・チェンジ式の4速MT、車両重量は650kg、乗車定員は5名、最高速度は約155km/h、燃料タンク容量は38L、燃費は22km/L(公式テスト値・舗装平坦路60km/h時)、懸架方式は前後ともにストラット方式4輪独立懸架となっています。 また、「シビック GL」の主要装備は、フロントディスクブレーキ(冷却効果の高い旧トキコ株式会社のアネット型)、衝撃吸収式ステアリングコラム、タコメーター、速度警報装置、2系統式ヒーター(デフロスター付き)、オートラジオ、シガーライター、フロントワイパー(2速)、電動式ウインドウォッシャー、電熱線入りリアウインド、砲弾型フェンダーミラー、マフラーカッターなどとなっています。
その後の初代「シビック」は、以下のような経緯を経て、生産終了前月まで累計68万2748台が国内新車登録されたそうです。 ・1973年5月 2速半自動変速機「ホンダマチック」仕様車が設定 ・1973年12月13日 1.5LエンジンのEC型とED型(CVCC採用)の搭載モデルが追加、4ドアセダンが新設定 ・1974年10月 ツインキャブ搭載で76PS、5速MTのスポーツモデル「1200RS(ロードセーリング)」が追加 ・1974年11月 5ドアのライトバンモデル「シビックバン」が追加 ・1975年8月20日 1.2L車がCVCC仕様のEE型エンジンに置き換えられて全車がCVCC仕様車となり、「1200RS」の後継モデル「1500RSL」が登場 ・1976年5月 4ドアセダンに1.2Lエンジン搭載車が追加 ・1977年9月 4ドアセダンをハッチバック化した5ドアが追加 ・1978年6月 EE型エンジンが1.3LのEJ型エンジンに置き換えられ、4ドアセダンが廃止
(パッケージ表記) ホンダ シビック GL HONDA CIVIC GL S=1/57 83 国産 T-22 (車体底面) HONDA CIVIC GL tomica NO.83 S=1/57 MADE IN JAPAN ドアー開閉/スーパースピード/ サスペンション 発売期間 1974年1月~1977年10月 2023.03.08現在 |
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