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いすゞ 117クーペ 1800XE
(日本製/1Eホイール)
1974年8月に発売された「いすゞ 117クーペ 1800XE」(No.10)のトミカ(日本製/No.10-2-1)です。
このトミカは、発売当初のモデルの「1Eホイール」のバリエーションとなっています。
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フロントビュー |
丸目4灯のヘッドライトが特徴的です。
トミカのナンバープレート部分には「117 COUPE」と刻印されています。 |
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(パッケージ表記)
いすゞ 117 クーペ 1800XE
ISUZU 117 COUPE 1800XE
tomica 10 Japan
S=1/62 国産
ドアー開閉/スーパースピード/
サスペンション
OPENING DOORS/SUPER SPEED/
SUSPENSION
(車体底面)
ISUZU 117 COUPE
tomica
NO.10 S=1/62
MADE IN JAPAN
発売期間 1974年8月~1980年12月
2024.01.06現在
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「いすゞ 117 クーペ」は、いすゞ自動車が1968年12月から1981年5月まで販売していた2ドア・4座クーペの乗用車で、1970年代の日本車を代表する傑作車のひとつとされ、当時のいすゞ自動車のフラグシップモデルでもあったそうです。
デザインやスタイリングなどは、イタリアの自動車ボディーデザインスタジオ「カロッツェリア・ギア」に委託され、当時のチーフデザイナーであったジョルジェット・ジウジアーロ氏が担当しています。
技術的には、日本で初めて電子制御燃料噴射装置を搭載し、快適性においては、後席のリアシートの左右それぞれに灰皿が設置され、また後席用のヒーターダクトも装備されていたそうです。
「117クーペ」は、第1期(1968年~1972年)のハンドメイド車の初期型(通称:ハンドメイド)、量産化対応となった第2期(1973年~1976年)の中期型(通称:量産丸目)、第3期(1977年12月~1981年)のヘッドライトが角形4灯のタイプの後期型(通称:量産角目)に分けられ、総生産台数は、86,192台とされています。
実車の「117クーペ」の第1期の初期型は少量限定生産車で、手造りでボディ生産を行ったため「ハンドメイド・モデル」と呼ばれ、月間生産台数は約30台、価格も¥172万円と高価(当時のクラウン
スーパーデラックスが¥112万円)だったため、現在でも人気が高いモデルなのだそうです。
当時の172万円を、消費者物価指数を参考に現在の貨幣価値に換算してみると、現在の約600万円に相当することになります。
後に実車は1973年3月から大量生産に移行したそうで、この「いすゞ 117クーペ 1800XE」のトミカは、大量生産に移行後に登場した中期型(通称:量産丸目)の最上位グレードの「1800XE」の実車がモデルとなっています。
「いすゞ 117クーペ」は発売から12年以上にわたって販売され続けましたが、1代かぎりで絶版となり、後継モデルは、同じくジウジアーロ氏がデザインを手掛けた「いすゞ
ピアッツァ」が1981年6月に発売されています。 |
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左右サイドビュー |
車体の流麗さが特徴的な「いすゞ 117クーペ」が、トミカでもよく再現されていると思います。
写真のトミカのホイールは、発売当初のバリエーション(No.10-2-1)の「1Eホイール」となっています。
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ドアを開けた状態 |
「いすゞ 117クーペ」のトミカは、1970年6月には発売の予告がされていたそうですが(発売予告当時の実車は初期型)、実際にトミカが「いすゞ
117クーペ 1800XE」(実車の第2期がモデル)として発売されたのは、それから4年以上が経った1974年8月となった経緯があるようです。 |
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ドアを開けた内部の様子 |
インテリア(内装)は、ハンドルやフロアシフトが再現されています。
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リアビュー |
ナンバープレート部分には、前後ともに「117 COUPE」と刻印されています。
なお、車名の「117」は、開発コードネームなのだそうです。
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車体底面 |
登場時の実車の「117クーペ 1800XE」は最上位グレードに位置づけられ、駆動方式はFR(後輪駆動)、エンジンは電子制御DOHCの最高出力140PSの水冷直列4気筒
1.8L(1817cc)「G180WE型」エンジンを搭載し、トランスミッション(変速機)は4速MT、最高速度は195km/hとなっています。
なお、1975年(昭和50年)10月以降のモデルは、自動車排出ガス規制のため、エンジン出力は130PSへとダウンしています。
また、1973年3月には、変速機は5速MTや3速ATも選択できるようになったようです。 |
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