トミカ マツダ ファミリア No.4-5 1985年5月発売 日本製 6代目ファミリア
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マツダ ファミリア
(6代目/BF型)

 1985年5月に発売された「マツダ ファミリア」(No.4)のトミカ(日本製/No.4-5)です。

 このトミカの「マツダ ファミリア」は、1985年(昭和60年)1月から1994年(平成6年)9月まで販売された、6代目「ファミリア」(BF型)の、3ドアハッチバックがモデルとなっています。

フロントビュー

 ナンバープレート部分には「11・19」と刻印されています。


 (パッケージ表記)
 マツダ ファミリア
 MAZDA FAMILIA
 SCALE 1/59
 トミカ TOMY 4 日本製
 MADE IN JAPAN T-34
 スーパースピード/サスペンション/
 ドアー開閉

 (車体底面)
 MAZDA FAMILIA 1500XG
 TOMICA ©TOMY
 NO.4 S=1/59
 MADE IN JAPAN

 発売時価格 ¥320円
 発売期間 1985年5月~1988年3月


 2023.05.01現在



ドアを開けた状態

 1985年1月に発売された6代目「ファミリア」(BF型)は、3ドア・5ドアハッチバック、4ドアセダン、バンとワゴンが展開され、日本初のフルタイム4WDと1.6L DOHCターボを組み合わせ、水冷ターボと空冷インタークーラーを装備した最高出力140PSのB6型エンジンを搭載したトップグレードの「GT」と「GT-X」や、オープンカーのカブリオレ、可変吸気システムが採用された「スポルト16」、ファミリア初となるディーゼルエンジン車などが用意され、バリエーションが非常に豊富な車となっていたようです。

 6代目ファミリアの1.6Lフルタイム4WDターボの「GT-X」(型式名 BFMR)は、マツダ・ラリー・チーム・ヨーロッパにより、1985年から「MAZDA 323 4WD」(「323」はヨーロッパにおけるファミリアの名称)として世界ラリー選手権(WRC)に参戦しています。

 「MAZDA 323 4WD」は、最高出力260PSの1.6L「B6型」エンジンを搭載していました。

 「MAZDA 323 4WD」は、1987年と1989年のスウェディッシュ・ラリー、1989年のニュージーランド・ラリーにおいて、マツダとして初となる総合優勝も含めて通算3度の優勝を果たし、「燕(ツバメ)のようなコーナーリング」と評されて「雪の女王」とも呼ばれるようになり、日本国内においても、このWRCカーのベースモデルである3ドア「GT-X」が圧倒的な人気を誇ったそうです。


 なお、6代目ファミリアの3ドアハッチバックは、テレビ朝日系列で1987年3月16日から1988年1月17日まで全39話が放送された特撮テレビドラマ「超人機メタルダー」の劇中において、主人公メタルダーの乗るマシン「メタルチャージャー」のベース車として登場しているそうです。


上部ビュー

 1981年5月に発売された、先代5代目「マツダ ファミリア 1500XG」がモデルのトミカ(No.4-4)は、屋根上にサンルーフがクリアパーツで再現されていますが、写真の6代目「マツダ ファミリア」がモデルのトミカ(No.4-5)は、屋根上にサンルーフが再現されていません。


左右サイドビュー

 写真のトミカは、車体側面に白いラインが描かれ、ドア部分に「TURBO」と書かれているのが特徴です。

 また、写真のトミカのホイールは「1Hホイール」となっています。

 この「マツダ ファミリア」(No.4-5)のトミカは、同じ日本製でも輸出向けのものや「そごう」特注品などがあり、車体色や外観デザインが異なるバリエーションが存在します。



トミカ内部(車内インテリア)の様子

 ハンドルとフロアシフト、座席シートなどがプラパーツで再現されています。



リアビュー

 トミカのリア側のナンバープレート部分には、フロント側のナンバープレートの刻印「11・19」とは異なり、「MAZDA」と刻印されています。



車体底面

 この「マツダ ファミリア」のトミカ(No.4-5)の裏板(車体底面)の車名刻印は「MAZDA FAMILIA 1500XG」となっています。

 このことは、このトミカの発売前の1981年5月から1985年5月まで販売された先代5代目ファミリアがモデルの「マツダ ファミリア 1500XG」(No.4-4)のトミカのシャシー(裏板)が、このトミカに流用されていることの表れだと思います。



パッケージ

 写真のパッケージはコピーのレプリカ品になります。

 パッケージには、このトミカのモデルとなった6代目ファミリアの主要諸元も書かれています。

 それによると、全長 3990mm、全幅 1645mm、全高 1390mm、エンジンは最高出力115PS/5800rpm、最大トルク16.5kgm/3500rpmの総排気量1490cc直列4気筒OHCエンジンを搭載しています。

 そうすると、この「マツダ ファミリア」のトミカ(No.4-5)のモデルとなっているのは、実車の「1500ターボ XG」または「1500ターボ XG-R」あたりになるのかな、と思います。









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