トミカ マツダ NEW コスモ スポーツ No.16-1 1971年6月発売 日本製
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マツダ NEW コスモ スポーツ

 1971年6月に発売された「マツダ NEW コスモ スポーツ」(No.16)のトミカ(日本製/No.16-1)です。

 このトミカは、マツダ(当時の正式社名は東洋工業株式会社)が1967年(昭和42年)5月から1972年まで販売した初代「マツダ コスモ スポーツ」の、1968年7月にマイナーチェンジにより登場した後期型(L10B型)がモデルとなっています。

 「コスモ スポーツ」は、国産車初のロータリーエンジン搭載車として発売された2シータークーペで、日本の自動車の歴史にその名を刻む名車の1台となっています。

ドアを開けた状態のフロントビュー

 駆動方式はFR、エンジンは最高出力110馬力(PS/後期型は128PS)の「10A型」ロータリーエンジン(491cc×2)を搭載し、変速機は4速MT(後期型は5速MT)、最高速度は185km/h(後期型は200km/h)となっていたようです。

上部および左右サイドビュー

 写真のトミカのホイールは、1971年の後半期から使用されるようになった「1Eホイール」となっています。

 このトミカの発売当初のモデルは、とても希少価値の高い「1Aホイール」のバリエーションとなっています。


 実車の「コスモ スポーツ」の発売当時の価格は前期型(L10A型)が148万円、後期型(L10B型)が158万円で、これは当時のダットサン・フェアレディ2000の88万円、ニッサン・プリンス・スカイライン2000GT-Bの94万円と比較して、とても高価な乗用車となっていたそうです。

 初代「コスモ スポーツ」の生産・販売台数は、前期型(L10A型)が343台、後期型(L10B型)が833台の累計1,176台となっているそうです。

リアビュー
 リアバンパーを中心にテールランプが上下に分かれたデザインが特徴的です。

 この「マツダ NEW コスモ スポーツ」のトミカは、裏板が「はめ込み式」のタイプと「かしめ」のタイプがあるようで、写真のトミカは「はめ込み式」のものとなっているようです。

 MAZDA NEW COSMO SPORT
 (※パッケージ表記)

 COSMO SPORT
 tomica
 NO.16
 S=1/60
 MADE IN JAPAN

 発売時価格 ¥180円
 ドアー開閉/スーパースピード/
 サスペンション

 発売期間 1971年6月~1974年11月


 2021.01.12現在










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