トミカ マツダ RX500 No.34-1-7 1972年6月発売 日本製 | ||||
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マツダ RX500 1972年6月に発売された「マツダ RX500」(No.34)のバリエーションのひとつとなっているトミカ(日本製/No.34-1-7)です。 このトミカの「マツダ RX500」は、「トヨタ EX-7」と同様に1970年に開催された「第17回東京モーターショー」にて展示された、ロータリーエンジンを搭載したミッドシップの試作車(コンセプトモデル)です。
「マツダ RX500」は、マツダ創立50周年を記念して出展されたそうで、現在は実車が「ヌマジ交通ミュージアム」(広島市交通科学館)にて展示されているようです。 「マツダ RX500」は、鋼管スペースフレームのシャシーにFRPとABS・PCアロイ(ABS樹脂とポリカーボネート)のボディ構造で車両重量は850㎏、駆動方式はMRで、エンジンはレース用にチューニングされた最高出力250馬力(ps)の491cc×2「10A型ロータリーエンジン」を搭載し、変速機は4速MTとなっています。
また、ブレーキは4ポッドキャリパーおよび4輪ベンチレーテッド・ディスクが採用され、ドアは斜め前方に持ち上がるタイプの「バタフライドア」(ディヘドラルドア)となっていて、市販・量産化は実現しませんでしたが、当時の先端をいくコンセプトカーとなっていたようです。 この「マツダ RX500」が市販・量産化されなかったのは、ボディのサイズが全長4330mm、全幅1720mm、全高1065mmで、当時としては車体が大きすぎると判断されたのが理由のひとつと言われているそうです。(参考:1967年から1970年まで販売された「トヨタ 2000GT」は全長4175mm、全幅1600mm、全高1160mm) なお、トミカでは発売当初は、黄色系と緑色のツートーンカラーでホイールは「1Eホイール」となっていたようですが、のちに黄色系と水色のツートーンカラーで「1Hホイール」へと仕様が変遷していったようです。
MAZDA RX-500 tomica ©1974 NO.34 S=1/62 MADE IN JAPAN 発売時価格 ¥180円 スーパースピード/サスペンション 発売期間 1972年6月~1979年8月 2019.08.27現在 |
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