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マツダ サバンナ RX-7 リミテッド
(初代 SA22C/FB3S型)
1979年1月に発売された「マツダ サバンナ RX-7 リミテッド」(No.50)のトミカ(日本製/No.50-3)です。
このトミカの「サバンナ RX-7 リミテッド」は、「サバンナクーペ」(RX-3)の後継として1978年(昭和53年)3月に登場し、1985年(昭和60年)まで販売された初代「サバンナ
RX-7」(SA22C/FB3S型)にあたり、専用アルミホイール、カジュアルな内装などを装備する最上級グレード「リミテッド」がモデルとなっています。
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フロントビュー |
前照灯はリトラクタブルヘッドライト(格納式)となっています。
トミカのフロント上面先端部左側には、実車にあった「MAZDA」のエンブレムが再現されていて、ナンバープレート部分には「RX-7」と刻印されています。 |
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(パッケージ表記)
マツダ サバンナ RX-7 リミテッド
MAZDA SAVANNA RX-7 LIMITED
S=1/60
50 Japan 国産 T-27
スーパースピード/サスペンション/
ドアー開閉
SUPER SPEED/SUSPENSION
DOORS OPEN
(車体底面)
MAZDA SAVANNA RX-7
tomica © TOMY
1979
NO.50 S=1/60
MADE IN JAPAN
発売時価格 ¥240円
発売期間 1979年1月~1986年4月
2023.03.30現在
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ドアを開けた状態 |
初代「サバンナ RX-7」(SA22C型)は、ロータリーエンジンの軽量小型の特徴を活かし、空気抵抗の少ない低いボンネットや低重心、理想的な前後の重量配分などにより、軽快な操縦性と運動性を高めたスポーツカーとして設計されたそうです。
また、発売時の時代背景は、1973年と1978年の2度のオイルショックと、大気汚染や健康被害の深刻化による排ガス規制の強化といった、ハイパワーなスポーツカーにとって厳しい環境の時代にあり、そのような情勢下にあったにも関わらず、この初代「サバンナ
RX-7」は高性能なスポーツカーとして誕生したモデルとなっています。
初代「サバンナ RX-7」の発売当時に用意されていたグレードは、トミカのモデルとなった最上級モデルの「リミテッド」(Limited)、「GT」(5速MT/当時¥144万円)、「スーパーカスタム」(Super
Custom/5速MT・3速AT)、「カスタム」(Custom/5速MT)の4タイプとなっています。 |
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上部ビュー |
登場時の初代「サバンナ RX-7 リミテッド」は、駆動方式がFR、53年排出ガス規制をクリアした最高出力130PSの「12A型」(水冷NA仕様/単室容積573cc×2)ロータリーエンジンを搭載し、変速機は5速MTまたは3速AT(REマチック)、重量は1005kg、当時の5速MTの販売価格は¥169万円で、現在の貨幣価値に換算(消費者物価指数使用)すると約260万円ぐらいとなっています。
ちなみに、同じく「RX-7 リミテッド」の3速AT「REマチック」車の当時の販売価格は¥173万円となっていて、5速MT車よりも高価となっていたようです。
初代「サバンナ RX-7」は、1983年9月には日本国内のみ最高出力165PSの「12A型」ターボエンジンが追加され、最高速度は約221km/hとなっています。
同車は、当時の欧米のスポーツカーと比較して価格が手頃で、また、モータースポーツでも活躍したことにより、アメリカでは「プアマンズポルシェ」(貧乏人のポルシェ)と呼ばれながらも人気があったようで、2004年にアメリカのスポーツカー専門誌「スポーツカー・インターナショナル」が選出したベスト・スポーツカー1970年代部門では初代「サバンナ
RX-7」が第7位となったそうで、このことは日本国内のみならずアメリカでも記憶に残る認知度が高い車であることを示していて、同車はその名を歴史に残すスポーツカーの1台であると言えると思います。
なお、初代「サバンナ RX-7」は、北米モデルでは1980年から新たに「VINコード」と呼ばれる車両識別番号(Vehicle Identification
Number)の型式名を採用したため、「FB3S」を型式名として使用するようになったそうです。
また、車名の「RX-7」の由来については、「R」がロータリーエンジン(rotary engine)、「X」が「未来を象徴する記号」を意味していて、「7」は「マツダ内での車格番号」とされていますが、「7」は「ラッキーセブン」ともいわれる縁起の良い数字の「7」が採用されたともいわれているようです。 |
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左右サイドビュー |
車体はロングノーズ、ファストバックで、全体の流線形がバランスよくまとまったボディラインとなっています。
エンジンはフロントミッドシップで、ボンネット内の後方に搭載され、前後の重量バランスは50.7対49.3となっています。
空気抵抗係数(Cd値)は0.36で、当時の国産車としては最高レベルの数値となっているそうです。
なお、空気抵抗係数(Cd値)は、1980年の外観のマイナーチェンジにより、0.34を達成しています。
写真のトミカの車体側面下部には、太さの異なる2本の黒色のラインが描かれ、ドア部分下部には「RX-7」と書かれています。
また、実車のフロントフェンダー部分にあった「SAVANNA RX-7」のサイドエンブレムや、実車の左側面後部にあった給油口も再現されています。 |
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写真のトミカのホイールは「1Hホイール」となっています。
実車のタイヤサイズは、195/70R13となっているようです。
この「マツダ サバンナ RX-7 リミテッド」のトミカは、同じ日本製でも車体色や外装デザイン、内装パーツの色(赤や黒)が異なるバリエーションが多く存在します。 |
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トミカ内部(車内インテリア)の様子 |
ハンドルとフロアシフト、座席シートなどがプラパーツで再現されています。
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リアビュー |
実車のリアガラスは、跳ね上げ式のガラスハッチとなっていて開閉できるのが特徴です。
後部座席は2人掛けで、倒すことにより後部荷室を広くすることができるようです。
トミカのナンバープレート部分には、フロント同様に「RX-7」と刻印されています。 |
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車体底面 |
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パッケージ |
写真のパッケージは、コピーのレプリカになります。 |
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