トミカ マクラーレン F-1 MP4/4 No.101-2 F-1チャンピオンセット アラン・プロスト 日本製
トミカレビュー展示室 フォーミュラカー・レーシングカー TOMICA TOY Gallery

★このトミカのジャンルのページはこちら♪
 フォーミュラカー・レーシングカー



CONTENTS LINK ★写真・レビュー・詳細♪


トミカレビュー展示室TOPへ




ホットウィール展示室へ




HOMEへ



鉄道関連趣味の部屋♪
『鉄道関連趣味の部屋』TOPへ♪




秋葉原 ホビー&カルチャー探訪記録



フィギュアレビュー・写真撮影館



マクラーレン F-1
(MP4/4 No.11 アラン・プロスト)

 1988年に発売された「F-1チャンピオンセット」(4台セット)に入っている「マクラーレン F-1」のトミカ(日本製/No.101-2)です。

 なお、このトミカは、1988年10月に発売された「マクラーレン F-1」(No.101-2)の通常版トミカのバリエーションのひとつとなっています。

 この「マクラーレン F-1」のトミカは、サイドポンツーン両側上部にターボエンジン用のエアインテークダクト(第8戦イギリスGPまで)が付いていて、カーナンバー「11」となっていますので、「マクラーレンF1チーム」が1988年のF1参戦時に投入した、ホンダ・ターボエンジン搭載の「MP4/4」の「アラン・プロスト」(Alain Prost/フランス出身)搭乗車がモデルになっています。

 なお、このトミカは、カーナンバー「12」の「アイルトン・セナ」がドライブしたF1マシン「MP4/4」がモデルの通常版トミカや、カーナンバー「1」(1989年/MP4/5)の同じくアイルトン・セナ仕様のトミカ(F-1ワールドGPセット)もあります。(ただし、MP4/5はターボエンジンではないので、サイドポンツーン上にエアインテークダクトが無く、厳密にはトミカの外観は実車とは異なります。)

 この赤色と白色のツートーンカラー(マールボロカラー)のマクラーレンのF1マシンは、日本のホンダエンジンを搭載したマシンでのアイルトン・セナとアラン・プロストによる目覚ましい活躍や、同時期に日本人初となるF1フルタイムドライバーの中嶋悟選手が1987年からF1に参戦していたこと、それに当時の日本がバブル経済の好景気の最中で、F1の人気が非常に高まっていた時代であったこともあり、今も日本におけるF1シーンを語る上で欠かすことのできない1台となっています。

フロントビュー

 「MP4/4」は、ゴードン・マレー、スティーブ・ニコルズらの設計により1988年のF1世界選手権参戦用に開発されたF1マシンで、エンジンは排気量1,496cc、最高出力608馬力(ps/最大ブースト圧時 1,500ps)のホンダ製水冷V6DOHC24バルブ ツインターボエンジン「RA168E」を搭載しています。

 MP4/4は、1988年のシーズン中にポールポジションを15回獲得、開幕から11連勝、10度の1-2フィニッシュを達成し、アラン・プロストが7勝、アイルトン・セナが8勝をあげ、全16戦中15勝という圧倒的かつ華々しい成績を残し、アイルトン・セナが自身初のドライバーズタイトルを獲得、マクラーレンはコンストラクターズタイトルを獲得しています。

上部および左右サイドビュー
 当時のスポンサーだった「Marlboro」、「Shell」のロゴマークや、ホンダのエンブレム、「POWERED by HONDA」の文字などがMP4/4を惹き立てます。

 しかし、同一チーム内にチャンピオンクラスのドライバーがいる宿命ともいえますが、この年から少しづつアラン・プロストとアイルトン・セナの間に不協和音が生じ始め、その後に2人の間に悲劇的なシーンが幾度か展開されたことは、多くのF1ファンが知るところではあります。

 ただし、プロストが引退してからは、セナとの関係は良好になっていったようで、プロスト自身は「私は永遠のライバル関係、友情とともに生きている」と語っているようです。

リアビュー

 MCLAREN F-1
 TOMICA ©TOMY
 NO.101 S=1/55
 MADE IN JAPAN

 「F-1チャンピオンセット」(4台セット)
 発売時価格 不明

 ※通常品「マクラーレン F-1」
 発売期間 1988年10月~1991年7月


 2021.06.04現在










★このトミカのジャンルのページ♪
 フォーミュラカー・レーシングカー


ホットウィール展示室へ トミカレビュー展示室TOPへ HOMEへ