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「デリカミニ」は、SUVとミニバンをかけあわせた「三菱 デリカ」の思想を軽自動車で実現したものとして発表され、三菱自動車と日産自動車の合弁会社である株式会社NMKV(2011年6月1日設立)がマネジメントを行い、三菱自動車が生産しています。
エンジンは、「eKクロス スペース」と同じ659cc直列3気筒DOHC「BR06型」エンジンを搭載し、NA仕様(自然吸気 最高出力52PS)とインタークーラー付きのターボ仕様(最高出力64PS)が用意され、変速機はCVT(自動無段変速機)となっています。
そのほか、加速時にモーター(SM21/2.7PS)がエンジンをアシストするマイルドハイブリッドシステムや、片側の駆動輪が空転した時に機能するグリップコントロール、坂道発進での自車の後退を防ぐヒルスタートアシスト、急な坂道を下るときにブレーキ制御が効くヒルディセントコントロール、アクティブスタビリティコントロール、ハイビームの照射範囲を切り替えるアダプティブLEDヘッドライトも採用されています。
また、運転支援・安全機能としては、レーダークルーズコントロール(ACC・全車速追従機能付)と車線維持支援機能(LKA)を組み合わせた高速道路同一車線運転支援機能「マイパイロット
MI-PILOT」や運転支援機能「三菱e-Assist」が採用されています。
「三菱e-Assist」は全グレードが標準装備となっていて、衝突被害軽減ブレーキシステム(FCM/歩行者検知付)、踏み間違い衝突防止アシスト(EAPM)、オートマチックハイビーム(AHB)、標識認識システム(TSR)、先行車発進通知(LCDN)、車線逸脱警報システム(LDW)&車線逸脱防止支援機能(LDP)、ふらつき警報(DAA)、前方衝突予測警報(PFCW)などの機能を備えています。 |
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上部ビュー |
写真のトミカの車体色(ボディカラー)は、実車のチタニウムグレーメタリック(ダークグレー系)がモデルになっているものと思われますが、近い色ではアッシュグリーンメタリックもありますので、どちらの実車の車体色がモデルになっているのかは、私では確定的なことはわかりません。
なお、「デリカミニ」の乗車定員は4名で、燃料タンク容量は27L(無鉛レギュラーガソリン)となっています。 |
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左右サイドビュー |
4WD車は、アウトドアレジャーにおいて砂利道などの未舗装路を走行する際の安定性と快適性を高めるために、タイヤが大径サイズ(165/60R15)となっていて、専用チューニングが施されたショックアブソーバー(前後)も採用されているそうです。
また、ターボ車には、軽快なシフトチェンジでスポーティーな走行を体感できるパドルシフトが標準装備されています。
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「デリカミニ」の各グレードの実車の価格(消費税込)は以下のとおりとなっています。
また、「km/L」の数値はWLTCモードです。
[NA車(ノンターボ車)]
・G ベーシックモデル
1,804,000円(2WD) 20.9km/L
2,015,200円(4WD) 19.0km/L
・G Premium 上級モデル
1,985,500円(2WD) 20.9km/L
2,149,400円(4WD) 19.0km/L
[ターボ車]
・T ベーシックモデル
1,881,000円(2WD) 19.2km/L
2,092,200円(4WD) 17.5km/L
・T Premium 上級モデル
2,074,600円(2WD) 19.2km/L
2,238,500円(4WD) 17.5km/L |
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リアビュー |
実車のリアにある三菱のエンブレムと「HYBRID」のエンブレムが、印字塗装で再現されています。
実車のテールゲートガーニッシュには「DELICA MINI」のロゴが大きく配されていますが、トミカではその部分は再現されていないようです。
なお、「デリカミニ」は、2023-2024日本カー・オブ・ザ・イヤーで「デザイン・カー・オブ・ザ・イヤー」を受賞するなど、さまざまな賞を受賞しています。
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車体底面 |
トミカの車体底面には「B24」と記されています。 |
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パッケージ |
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