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三菱ふそう 東名高速バス
1973年5月に発売された「三菱ふそう 東名高速バス」(No.41)のトミカ(日本製/No.41-1)です。
このトミカは、当時の国鉄バス(日本国有鉄道自動車局)が運行していた東名高速道路を走る長距離旅客バスがモデルとなっています。
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フロントビュー |
フロントグリル部分には、実車にもあった当時の国鉄および国鉄バスで使用されていた「JNR」マークのエンブレムが再現されています。 |
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(パッケージ表記)
三菱ふそう 東名高速バス
tomica 41 トミー
S=1/156
スーパースピード/サスペンション
SUPER SPEED/SUSPENSION
(車体底面)
MITSUBISHI FUSO BUS
tomica ©1974
NO.41
S=1/156
MADE IN JAPAN
発売時価格 ¥180円
発売期間 1973年5月~1976年12月
2024.01.25現在
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東名高速バスは「東名ハイウェイバス」のことで、その名のとおり東京~静岡~浜松~名古屋の間を東名高速道路(現在は新東名高速道路も含む)などを経由して運転される高速バス路線で、正式な路線名は「東名高速線」と呼ばれるそうです。
東名ハイウェイバスは、1969年(昭和44年)6月10日に当時の国鉄バスによって運行が開始され、1987年(昭和62年)4月1日の国鉄分割民営化後は、JR東日本とJR東海に承継され、現在はJRバス関東、JR東海バス、JRバステックの3社により共同運行されているようです。
当時の国鉄バスは、東名ハイウェイバスの高速バス運行に特化した「国鉄専用型式」(こくてつせんようかたしき)とよばれた特別設計の車両を導入していたそうです。
このトミカは、そのような国鉄専用型式で、「三菱ふそう」が開発し、1969年に製造を開始した「B906R」のバスがモデルとなっています。
「B906R」(744形)は、62台が製造され、登場当初は最高出力350PSの自然吸気V型12気筒OHV「12DC2型」ディーゼルエンジンを搭載し、車体は富士重工製(現在のSUBARU)となっています。
当時のバスとしては、細長く感じ、大きな窓ガラスのピラー(支柱)が前方に傾いたスタイリッシュなデザインで、いかにも高速走行向きな感じの外観がカッコよく思われるほどです。
東名高速線の運行開始当時は、他社からも似たような外観の「国鉄専用型式」のバスが開発・製造されて、日野から「RA900P」(747型/1969年・49台)が、日産ディーゼルから「V8RA120」(748形/1969年・27台)が、国鉄バスに納入されて活躍しています。 |
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左右サイドビュー |
車体両側面には、「JNR」マークが描かれたシールが貼られています。
実車の「三菱ふそう B906R」の車体側面には「つばめマーク」も施されていて、2001年2月に発売された30周年復刻トミカの「三菱ふそう 東名高速バス」(中国製)のトミカは「つばめマーク」も再現されています。
国鉄バスは、「つばめマーク」をシンボルとしていたことで知られ、その馴染み深い「つばめマーク」は、1987年(昭和62年)4月1日に実施された国鉄分割民営化後も、JR各社に継承されているようです。
そのほか、写真のトミカのホイールは「1Eホイール」となっています。
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リアビュー |
当時の国鉄バスは、東名ハイウェイバスの高速バス運行に特化した「国鉄専用型式」(こくてつせんようかたしき)とよばれた特別設計の車両を民間企業の車両メーカーに開発を依頼して、1969年から1986年まで導入していました。
当初の国鉄バスからの仕様要求は、エンジン出力が自然吸気で320PS以上、最高速度140km/hで巡航速度100km/h、3速で80km/hまで加速可能、高性能ブレーキ、30万kmノンオーバーホールなど、当時の自動車の性能をかなり上回る過酷なものだったそうで、開発にあたった各車両メーカーは、とても負担となった、というエピソードがあるようです。
そのほか、登場当初は最先端のバスであったため、乗車の記念品のような感じなのか、乗客が灰皿やトイレットペーパー、はてはリクライニングレバーやシートベルトの金具なども持ち去ってしまうことがあったそうです。
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車体底面 |
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パッケージ |
写真のパッケージは、コピーのレプリカになります。
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