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秋葉原 ホビー&カルチャー探訪記録

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ニュートヨタ-7
1971年(昭和46年)7月に発売された「ニュートヨタ-7」(No.23)のトミカ(日本製/No.23-1)です。
このトミカは、トヨタ自動車のワークス・チームが、1970年の「日本グランプリ」などのレースに勝利するために開発・製造した二座席レーシングカーの「トヨタ・7」(578A型)がモデルとなっています。
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フロントビュー |
このトミカは、車高が低いですが、サスペンションのギミック(仕掛け)が備えられています。
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(パッケージ表記)
ニュートヨタ-7
NEW TOYOTA-7
tomica 23 Japan
S=1/58 トミー TOMY 国産 T-21
スーパースピード/サスペンション
SUPER SPEED/SUSPENSION
(車体底面)
NEW TOYOTA 7
tomica
NO.23 S=1/58
MADE IN JAPAN
発売時価格 ¥180円
発売期間 1971年7月~1980年7月
2025.03.11現在
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車名の「7」(セブン)は、当時の国際自動車連盟(FIA)競技車両分類において、二座席レーシングカーが「C部門第7グループ」であったことに由来しているそうです。
「トヨタ・7(セブン)」は、1968年型の初代「トヨタ・7」である「415S」(3リットルNA)、1969年型(2代目)の「474S」(5リットルNA)、1970年型(3代目)の5リットルターボと5リットルNAの「578A」の3世代があり、いずれもヤマハ発動機やトヨタグループ企業との共同開発となっていたそうです。
「トヨタ・7」は、1968年の日本グランプリでは、「415S」が「日産 R381」に敗れ(チーム・トヨタは8位が最上位)、1969年の日本グランプリでは「474S」が「日産
R382」に敗れる(トヨタは3位)という結果となっています。(そうはいっても両車とも他のレースではいくつかの優勝を獲得しています。)
トミカのモデルとなった「トヨタ・7」は、3代目「トヨタ・7」となる1970年型の「578A型」で、1968年と1969年の日本グランプリで、それぞれ日産のR381、R382に敗れたトヨタが雪辱を期して開発・製造したレーシングカーです。
エンジンは、前年の1969年型「474S」に搭載された5リットルの「79E型」エンジンをベースにターボチャージャーを追加した「91E型」(4,986ccV8DOHCターボ)エンジンを搭載し、公称最高出力は800PSとなっています。(実際はもっと出力があったともいわれています。)
「91E型」エンジンは、国産初の過給式(ターボチャージャー)レースエンジンとなっているようです。
また、578A型は、79E型エンジンを新シャーシに搭載したNA版(自然吸気)も製作されています。
「トヨタ・7」(578A)は、ヤマハの袋井テストコースで行われたシェークダウンにおいてコースレコードを4秒短縮し、テストでは最高速度363km/hを記録するなど、1970年の日本グランプリでの活躍が期待されましたが、6月に日産が日本グランプリ不出場を発表し、主催者の日本自動車連盟(JAF)も日本グランプリの中止を決定したため、同グランプリでの日産とトヨタのレース対決は見ることができなくなったそうです。
そのような状況に陥った「トヨタ・7」(578A)は新たな活躍の場を求め、アメリカのCan-Amシリーズに参戦を予定していましたが、テスト中のドライバーの事故死によりこの計画も中止となり、トミカのモデルとなった「578A」は、レースでの実戦走行が無いままレーシングカーとしての役目を終えています。
そのような運命をたどった「トヨタ・7」(578A)ですが、製作された6台のうち、3号車(ターボ)、4号車(NA)、6号車(ターボ)は日本国内に現存しているようで、レストアが施されてイベントなどでデモ走行が行われたそうです。
なお、トミカの通常品「ニュートヨタ-7」(No.23-1)の発売初期のモデルは、座席とエンジンの間にあるロールバーが実車同様にバータイプ(棒状)のものでしたが、販売途中から空間の隙間が埋められて板状のタイプに変更されています。
写真のトミカは発売初期のモデルで、ロールバーが実車同様にバータイプ(棒状)のものとなっています。 |
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上部ビュー |
フロント部にはゼッケンナンバー「7」が描かれた円形のシールが、リアウイング上面には赤い字で「TOYOTA」と書かれたシールが貼られています。
このトミカは、同じ日本製でも車体に施されたデザインやカラーリングが異なるものや、リアウイング上面のシールなどのデザインが異なっていたり(シールではなく塗装文字有り)、「TOYOTA」の文字の前後の向きが逆のバリエーションなどが存在します。(トヨタ博物館特注品、マスコミトミカ含む)
実車の「トヨタ・7」(578A)のリアウイング上に書かれた「TOYOTA」の文字の向きは、写真のトミカと同じ向きとなっています。
また、このトミカの日本製の通常品は、リアウイング上面に貼られたシールの「TOYOTA」の文字の太さが細いものと太いものの2種類が存在するようです。
写真のトミカは、このトミカの発売初期の、「TOYOTA」の文字が太いほうのバリエーションになります。
実車の「トヨタ・7」(578A)の車両重量は620kgとなっていて、ボディは、繊維強化プラスチックの裏地にカーボンを格子状に接着し、当時最新の素材だった炭素繊維強化プラスチックとしたことで、カウルの厚みを従来の半分の1mm程度にまで薄くすることができたそうです。
また、実車のフロントフェンダーには、バックミラーが埋め込まれています。 |
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左右サイドビュー |
このトミカは、同じ日本製でもホイールが「1C/2Aホイール」と「1J/2Eホイール」の2種類のバリエーションがあるようです。
実車の「トヨタ・7」(578A)は、シャシに特殊アルミ合金が使用され、軽量化のためにサスペンションアームやドライブシャフト、ギヤボックスケーシングなどにチタンやマグネシウム合金が使用されているそうです。
また、実車の車体側面にはNACAダクト風のラジエーターインテークがあり、車体左側にはオイルクーラーが、右側にはラジエーターが配置されているそうです。
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リアビュー |
エンジンは車体後部に搭載されています。
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車体底面 |
車体底面には、「NEW TOYOTA 7」、「NO.23 S=1/58」、「MADE IN JAPAN」などの刻印があります。
このトミカは同じ日本製でも、車体底面(裏板)の刻印の形状が異なるバリエーションが存在するようです。 |
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パッケージ |
パッケージは、いわゆる「黒箱」のタイプとなっています。
パッケージに描かれたイラストのマシンは、ゼッケンナンバー「7」とリアウイング上面の「TOYOTA」の文字は赤色ですが、車体側面後部にはブルー(青色)のラインが施されたデザインとなっています。
1970年の日本GPに出場するために造られた3代目「トヨタ7」(578A)は、日本GPが中止となり、出場することができなかったそうですが、少なくとも赤色のターボ車、オレンジ色のターボ車、青色のNA車の3台が造られたようです。
パッケージのイラストのマシンは、赤色と青色が混ざっているような気がしますが、私は当時を知らないため、正確なことはわかりません。
また、このトミカのパッケージの側面には、白色の円形のマークが印刷されています。(下の写真参照)
これは、パッケージ内に入っているトミカの車体色を示していて、一部のトミカの黒箱に見られるもので、このような色付きの円形マークが印刷されたパッケージは「色指定箱」とよばれています。
一部の日本製のトミカは、パッケージに描かれたイラストとは車体色が異なるバリエーションがいくつか存在するものもありますので、パッケージを開けなくとも、中に入っているトミカの車体色がわかるように配慮されたものとなっているようです。
そのほか、トミカの一部の黒箱のパッケージ側面には、このトミカのパッケージ側面に書かれた「T-21」のように謎めいた記号のようなものが書かれていますが、これはトミカに詳しい方によると、当時のトミー工業株式会社の決算期の、過去からの順番の数字を示しているのだそうです。
つまり、このトミカのパッケージ側面に書かれた「T-21」とは、トミー工業株式会社の前身の会社の決算期も含めて第21期の決算期に製造されたトミカであることを示していて、すなわち写真のトミカは第21期決算期の1972年(昭和47年)10月から1973年(昭和48年)9月の間に製造されたトミカである、ということになるようです。
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