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ニッサン ブルーバード 2000 G6-E・L
(5代目)
1978年1月に発売された「ニッサン ブルーバード 2000 G6-E・L」(No.75)のトミカ(日本製/No.75-3)です。
この「ブルーバード 2000 G6-E・L」のトミカは、日産が1976年(昭和51年)7月から1979年(昭和54年)11月まで生産・販売した、5代目「ブルーバード」(810型系)の、2.0L「L20型」エンジンを搭載した1976年7月登場時の最上級グレード「2000
G6-E・L」のセダンがモデルになっています。
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フロントビュー |
フロントグリルは専用デザインの豪華さを表現したものとなっていて、前照灯は丸型4灯で、トミカのナンバープレート部分には「・・67」と刻印されています。
なお、前照灯は1978年8月のマイナーチェンジで角型4灯となっています。 |
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(パッケージ表記)
ニッサン ブルーバード 2000 G6-E・L
NISSAN BLUEBIRD 2000 G6-E・L
S=1/64
75 Japan 国産 T-26
スーパースピード/サスペンション/
ドアー開閉
SUPER SPEED/SUSPENSION
DOORS OPEN
(車体底面)
NISSAN BLUEBIRD 2000G6-E・L
tomica
NO.75 S=1/64
MADE IN JAPAN
発売時価格 ¥240円
発売期間 1978年1月~1980年9月
2023.03.29現在
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ドアを開けた状態 |
5代目「ブルーバード」(810型系)においては、先代の4代目「ブルーバード」(610型系)から引き続き継続されたロングノーズの直列6気筒2.0Lエンジンを搭載したモデル(2000GTシリーズ)は、新たに「G6シリーズ」とされたそうです。
実車の「ブルーバード 2000 G6-E・L」は、駆動方式がFR、最高出力130PSの2.0L(1998cc)「L20型」水冷直列6気筒SOHCエンジンを搭載しています。 |
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上部ビュー |
「ブルーバード」(BLUEBIRD)は、日産が1959年(昭和34年)から2001年(平成13年)まで製造・販売していた同社の代表的なミドルセダンで、1960年代から1970年代にかけて競合車種となっていた「トヨタ
コロナ」と「日産 ブルーバード」が展開した販売競争は「BC戦争」ともいわれたそうです。
5代目「ブルーバード」(810型系)は、当時のオイルショックや排出ガス規制対応のために登場が遅れ、また、それらの社会背景に対応するために車両の性能低下(特にエンジンパワーやサスペンション)が生じ、G6シリーズはそこそこ好評であったものの、主力として期待された4気筒モデルが結果として販売不振となってしまい、次期モデルの6代目「ブルーバード」(910型系)の登場が早められ、生産期間は約3年4ヵ月と短くなっているそうです。
いっぽうで、G6シリーズが比較的好評だったことを受けて、G6シリーズに設定されていた直列6気筒エンジン搭載の上級グレードの後継車種として、1980年10月に初代「日産
レパード」(LEOPARD/F30型系)が登場した経緯があるそうです。
「日産 レパード」は、その後2000年まで日産の高級パーソナルカーとして製造・販売され、特に1986年から1992年まで販売された2代目「レパード」(F31型系)は、当時テレビで放送されて人気番組となっていた刑事ドラマ「あぶない刑事」(出演
柴田恭兵、舘ひろし、浅野温子、仲村トオル、中条静夫/敬称略)に登場していて、当時のTVドラマを視聴していた世代にとっては印象深い車となっています。
なお、車名の「ブルーバード」は、メーテルリンクの童話「青い鳥」にちなみ、古くから欧米で幸福の象徴とされてきた「幸せの青い鳥」にあやかっているそうです。 |
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左右サイドビュー |
ロングノーズとなっていた実車の「G6シリーズ」の車体デザインが、トミカでもよく表現されていることがわかります。
写真を見てみても、車体前部が長くなっている感じがよくわかります。
実車のセダンの車体デザインは「親しみと落ち着いた魅力」がコンセプトになっていたようで、側面は後方にいくにしたがってドア部のラインが上がっていくデザインとなっています。
リアフェンダー部分には、実車にあった「Bluebird」のエンブレムが刻印で再現されています。 |
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写真のトミカのホイールは「1Hホイール」となっています。
この「ブルーバード 2000 G6-E・L」のトミカは、実車の5代目「ブルーバード」(810型系)の販売期間が約3年4ヵ月と短かったこともあるためか、トミカの販売期間も約2年8ヵ月と短くなっていて、このトミカは基本的に写真のバリエーションのみとなっているようです。(試作品とされているカラーの異なるものを除く)
このトミカの販売期間は約2年8ヵ月と短いため、当時の市中への流通量も少なめだったと思われ、現在のトミカの中古市場でも見かける機会は比較的少なく、それなりの市場価格となっていますが、激レアクラスあるいはレアクラスまでの市場評価とはなっていないようです。 |
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トミカ内部(車内インテリア)の様子 |
ハンドルとフロアシフト、座席シートなどがプラパーツで再現されています。 |
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リアビュー |
トミカのナンバープレート部分には、フロント同様に「・・67」と刻印されています。 |
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車体底面 |
裏板の刻印では、「NO.75」の部分が凸部となって盛り上がっているのが特徴です。
また、車名の刻印では「2000G6-E・L」の部分が下方に少しずれているのが見られます。 |
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パッケージ |
写真のパッケージは、コピーのレプリカになります。 |
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