トミカ ニッサン シーマ No.104-2 1989年8月発売 日本製
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ニッサン シーマ(初代/日本製)

 1989年(平成元年)8月に発売された「ニッサン シーマ」(No.104)のトミカ(日本製/No.104-2)です。

 このトミカの「シーマ」は、日産自動車が1988年(昭和63年)1月から1991年(平成3年)まで販売した、初代「シーマ」(FPY31型)がモデルになっています。

フロントビュー

 ナンバープレート部分には「3104」と刻印されています。

 実車のフロント上部には、アカンサスの葉を模したというエンブレムが取り付けられています。


 (パッケージ表記)
 ニッサン シーマ
 NISSAN CIMA
 SCALE 1/63
 トミカ 日本製 104 TOMY
 スーパースピード/サスペンション/
 ドアー開閉

 (車体底面)
 NISSAN CIMA
 TOMICA ©TOMY
 NO.104 S=1/63
 MADE IN JAPAN

 発売時価格 ¥320円(税3%別)

 発売期間 1989年8月~2000年12月
 (中国製有り)


 2025.06.27現在




 「シーマ」は、日産自動車が1988年(昭和63年)1月から2022年(令和4年)8月まで生産・販売していた高級セダンで、1988年(昭和63年)1月の初代「シーマ」発売時は、Y31型セドリック/グロリアとプラットフォームを共有し、一般オーナー向けの最上級モデルの「3ナンバー」車として発売されました。

 当時のバブル景気(1986年12月~1991年2月)という時世の流れにも乗り、当時の新車価格が約400万~500万円以上する初代「シーマ」の4年間の販売台数は12万9000台にも及び、発売1か月後の1988年(昭和63年)2月には、「トヨタ クラウン」の3ナンバー仕様車の販売台数を抜いたそうです。

 この当時の高額商品に対する日本国内の旺盛な消費意欲の象徴として「シーマ現象」ということばが生まれたほどで、この点においても「初代シーマ」は特筆に値する乗用車となっています。

 初代「日産 シーマ」の最上級グレード「タイプⅡリミテッド」は、駆動方式がFR(フロントエンジン・後輪駆動)で、最高出力255PSの3L(2960cc)V型6気筒DOHCターボ「VG30DET型」エンジンを搭載し、変速機は4速ATで、電子制御エアサスペンションを装備、車両重量は1,640kgとなっています。

 なお、「シーマ」という車名は、スペイン語で「頂上、頂点、最高位、完成」などを意味する「cima」に由来するそうです。


上部ビュー

 実車の初代「シーマ」は、非常に大きくゆったりとした外観でありながらも、気品と重厚感あふれるスタイリングで、カッコよさすら感じさせる当時の超高級車となっていました。

 車体デザインのモチーフは京都「三千院」の勢至菩薩坐像(せいしぼさつざぞう)なのだそうです。

 当時の実車の「シーマ」の価格は約400万~500万円以上で、かなり庶民離れしていると思っていましたが、現在のちょっとした上級クラスの市販車の価格は、安全運転支援機能などのハイテク機器をたくさん装備していることもあり、それぐらいの値段が当たり前のような時代になったと感じています。


左右サイドビュー

 写真のトミカは、ホイールの扇形の穴が4つあるタイプの「2Fホイール」となっています。

 このトミカは、サスペンションと左右ドア開閉の機能(アクション)が備えられています。

 この初代「日産 シーマ」のトミカは、後に中国製となっていますが、通常品のトミカは2000年(平成12年)12月の販売終了まで、写真のトミカの車体色「メタリックブルー」のみとなっているようです。



左右のドアを開けた状態


トミカ内部(車内インテリア)の様子

 ハンドル(ステアリング)、フロアシフト、座席シートなどが白色系のプラパーツで再現されています。

 なお、写真には写っていませんが、左側のドアパーツの内側には「104-1」と、右側のドアパーツの内側には「104-2」と刻印されています。



リアビュー

 リア側のナンバープレート部分には、フロント同様に「3104」と刻印されています。

 ナンバープレートの「104」の数字の部分は、この「ニッサン シーマ」のトミカの商品番号「104」と同じになっています。



車体底面

 車体底面(裏板)には、「NISSAN CIMA」、「TOMICA ©TOMY NO.104 S=1/63」、「MADE IN JAPAN」などと刻印されています。


パッケージ

 日本製トミカのパッケージの車名表記は「ニッサン シーマ」となっていて、中国製となった時は、そのまましばらくは「ニッサン シーマ」の表記となっていたようですが、後に「日産 シーマ」の表記に変更されているようです。

 また、パッケージ側面には「ニッサン シーマ」の主要諸元が以下のとおり記載されています。

主要諸元
・全長 4890mm 全幅 1770mm 全高 1380mm
・最高出力 255PS/6000rpm
・最大トルク 35.0kgm/3200rpm
・総排気量 2960cc
・エンジン DOHC V型 6気筒










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