トミカ ニッサン フェアレディ 280Z-T No.15-3 1979年5月発売 日本製 黄色
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ニッサン フェアレディ 280Z-T

 1979年5月に発売された「ニッサン フェアレディ 280Z-T」(No.15)のトミカ(日本製/No.15-3)です。

 写真のトミカは、発売初期のモデルの車体色が黄色系基調のものとなっています。

 この「フェアレディ 280Z-T」のトミカは、1978年(昭和53年)8月から販売が開始された2代目「フェアレディZ」(S130型系)のグレード「280Z-T」がモデルになっているトミカとなっています。

フロントビュー

 ナンバープレート部分には「280」と刻印されています。

 トミカの左右ドアは開閉仕様となっています。


 2代目「フェアレディZ」(S130型系/1978年~1983年)は、昭和53年度排出ガス規制に対応し、先代の初代Z(S30型系)のスタイルを踏襲しつつ、よりシャープなスタイルとされ、快適な居住空間も確保されるなどの進化が図られて登場したのだそうです。

 2代目「フェアレディZ」には電子制御燃料噴射装置(ニッサンEGI)付エンジンが採用され、従来の2000ccシリーズ「フェアレディZ」に加えて、新たに2800ccシリーズ「フェアレディ280Z」が追加されたそうです。

 そのほか、全輪ディスクブレーキや警報装置が装備されて安全性が向上し、チンスポイラーの採用などにより先代で指摘されていた高速走行時のノーズリフト現象が改善され、直進安定性や横風安定性などの操縦性能や燃費が向上したのだそうです。

上部ビュー

 トミカの車体内部の後部には、スペアタイヤが造形されていて、リアガラスを通して見ることができます。

 なお、「フェアレディ280Z」の輸出名は「ダットサン280ZX」となっていたそうです。

 「フェアレディ 280Z-T」は、当初は最高出力145PS(後期は155PS)の2.8L(2,753cc)水冷直列6気筒SOHC「L28E型」エンジンを搭載し、駆動方式は後輪駆動(FR)、変速機は3速ATまたは5速MT、車両重量は1,225kgで、最高速度は約200km/h(輸出モデル。国内仕様は180km/hで燃料カット装置が作動)となっています。

 そのほか「280Z-T」には、設定速度(60~100km/h)を自動的に維持するASCD(オートスピードコントロールデバイス)が設定され、日産初のフルオートエアコンがメーカーオプションとして設定されたそうです。

 また、ヘッドランプやテールランプ、ストップランプなどの球切れ、ウインドウォッシャー、バッテリー、ラジエーターの液量不足を検知して警告する集中警報装置が採用されたり、ドイツのZF社と共同開発されたパワーステアリングが設定されたそうです。

左右サイドビュー

 2代目「フェアレディZ」は、先代の初代Z(S30型系)と比較して、さらに安全性や空力性能などを考慮したスタイルとされ、内装はより高品質で豪華となり、室内空間が拡大されたそうです。

 なお、トミカの車体側面下部の黒色のライン部分には黄色の英字で「Fairlady280Z」と書かれていて、ホイールのタイプは「1Hホイール」となっているようです。


 1979年には、ボディとボンネットを塗り分けた2トーンカラー仕様の通称「マンハッタンカラー」が登場し、「フェアレディ280Z-T」(No.15-3)のトミカにおいても、同じ日本製でも後期のモデルはボディとボンネット部分が塗り分けられ、屋根上にTバールーフを表現した黒色塗装が施された2トーンカラー仕様のものが発売されています。

 その後の実車の「フェアレディ 280Z-T」は、1980年3月にマイクロコンピュータ集中制御方式の「ニッサンECCS(Electronic Concentrated engine Control System)」の採用、マニュアルトランスミッションの5速ギア比が変更されて燃費が向上、ハロゲンヘッドランプが全車に標準装備されるなどし、1980年11月に国産車初となるTバールーフ仕様車が追加、1981年10月にエンジン出力が155PSに向上、大型のカラードバンパー、ボンネットのNACAダクト、新デザインのアルミホイール、AM-FMステレオ電子チューナーやフルオートアンテナが採用されるなどの進化を遂げています。

リアビュー

 ナンバープレート部分には、フロント同様に「280」と刻印されています。


 2代目「フェアレディZ」(S130型系)は、1983年に生産が終了し、生産台数は5万1,737台(2.0L車なども含む)となっているそうです。

 なお、後期型の「280Z-T」のTバールーフ仕様車をセミガルウィングウィンドウに改造した劇中車が、石原裕次郎、渡哲也、舘ひろしさんらが出演し、派手な銃撃戦やカースタント、爆破シーンで知られるTVドラマ「西部警察」に登場するパトロールカー「スーパーZ」として使用されているそうです。

車体底面

 北米では1981年に、最高出力180PSの「L28ET型」エンジンを搭載した「280ZXターボ」が発売されたそうです。

 日本では、L28ET型エンジンを搭載した車は型式申請が通らなかったのだそうです。

 また、1982年10月には、2.0L車に歴代フェアレディZ初となるターボエンジン搭載モデルの「フェアレディZターボ」が追加され、同車は「280Z-T」と同等レベルの出力を発揮する最高出力145PSの2.0L「L20ET型」ターボエンジンを搭載し、日本車初の60%偏平率タイヤ「215/60R15」装着車となっているそうです。

 (※パッケージ表記)
 NISSAN FAIRLADY 280Z-T
 ニッサン フェアレディ 280Z-T

 (車体底面)
 NISSAN FAIRLADY 280Z-T
 tomica © 1979
 NO.15 S=1/61
 MADE IN JAPAN

 発売時価格 ¥240円
 スーパースピード/サスペンション/
 ドアー開閉

 発売期間 1979年5月~1984年3月


 2023.02.02現在










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