トミカ ニッサン ローレル 2000GX No.14-1 1971年6月発売 日本製
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ニッサン ローレル 2000GX

 1971年6月に発売された「ニッサン ローレル 2000GX」(No.14)のトミカ(日本製/No.14-1)です。

 このトミカの「ローレル 2000GX」は、初代「日産 ローレル」(C30型系/1968年4月~1972年4月)のうち、1970年(昭和45年)6月に追加された2ドアハードトップで、SUツインキャブレターを装備したスポーティな最上級グレード「2000GX」(KPC30型)がモデルとなっています。

フロントビュー

 前照灯は丸形4灯となっています。

 このトミカは、フロントのナンバープレートは再現されていません。


 (パッケージ表記)
 ニッサン ローレル 2000GX
 NISSAN LAUREL 2000GX
 S=1/62
 tomica 14 Japan TOMY トミー

 ドアー開閉/スーパースピード/
 サスペンション
 OPENING DOORS/SUPER SPEED/
 SUSPENSION

 (車体底面)
 LAUREL 2000GX
 tomica NO.14 S=1/62
 MADE IN JAPAN

 発売時価格 ¥180円
 発売期間 1971年6月~1975年2月


 2024.12.13現在




 1970年(昭和45年)6月22日に、初代「トヨペット コロナマークⅡ」に対抗するために、初代「ローレル」(C30型系)に追加された2ドアハードトップは、日産初のピラーレスハードトップとなっているようです。

 初代「ローレル」(C30型系)のハードトップシリーズの最上級モデルだった「2000GX」(KPC30型)は、駆動方式はFR(フロントエンジン・後輪駆動)で、SUツインキャブレターを装備した最高出力125PSの2.0L(1,990cc)直列4気筒SOHC「G20型」エンジンを搭載し、変速機(トランスミッション)は4速MT、車両重量は1,020kg、ブレーキは前輪がディスク式、後輪がドラム式、最高速度は180km/h(カタログ値)となっています。

 初代「ローレル」は、当時の3代目「ブルーバード」(510型系)よりも上級で、法人の需要が中心だった2代目「セドリック」(130型系)とも異なり、いわゆる当時の「ハイオーナーカー」と呼ばれる乗用車の新しいジャンルを開拓したクルマだったのだそうです。

 スタイリングも、ブルーバードよりも余裕と気品を感じさせるところが当時のセールスポイント(利点や特徴)となっていたようです。

 「ローレル 2000GX」の実車の当時の販売価格は¥87万5,000円だったようですので、消費者物価指数を参考に現在の貨幣価値に換算してみると、現在の約¥300万円程度となります。


上部ビュー

 実車の「ローレル 2000GX」は、砲弾型フェンダーミラーを装着していたようです。

 また、実車の「ローレル 2000GX」は、屋根のルーフ部にビニールレザーが施された「レザートップ仕様」もあったようです。


左右サイドビュー

 実車の「ローレル 2000GX」は、4ドアセダンのボディをベースにして、ホップアップラインが採用されたスタイリングが特徴となっています。

 写真のトミカのホイールは「1Eホイール」となっています。

 この「ニッサン ローレル 2000GX」(No.14-1)の通常品のトミカは、同じ日本製でも発売当初の「1Aホイール」(No.14-1-1)のバリエーションや、1971年8月中旬から2ヵ月間だけ使用されたという「1Dホイール」(No.14-1-2)のバリエーションが存在します。

 「1Aホイール」と「1Dホイール」のバリエーションは、巷のトミカ中古市場では希少価値が高く、人気も有るため、現在では非常に入手が難しいトミカとなっています。

 そのほか、通常品以外の日本製のバリエーションは、「トミカ誕生記念コレクション'98」、株式会社ユーメイト特注の「EXCELLENT TOMICA」(エクセレント トミカ/それぞれ赤と黒、青と白のツートーンカラーの2種)、車体色が黄色系の「トミカ誕生30周年記念 限定版 70年代の乗用車セット(A)」、車体色が赤色系と白色系のツートーンカラーの「トミカ誕生30周年記念 限定版 70年代の乗用車セット(B)」、イベント限定品の「特別仕様トミカ TOMICA SPECIAL MODEL NO.18」などがあるようです。

 ですので、この「ニッサン ローレル 2000GX」(No.14-1)の日本製のトミカは、細かい仕様の違いも含めると、少なくとも約10種類程度のバリエーションが存在するようです。



ドアを開けた状態


トミカ内部(車内インテリア)の様子

 ハンドルとシフトレバー(フロア)、座席シートなどが白色系のプラパーツで再現されています。

 ハンドルは、実車の3本スポーク型が再現されています。

 実車の「ローレル 2000GX」は、フライトコクピットタイプのインパネを備え、ウッドステアリングや熱線リアウインドウなどが標準装備され、パワーウインドウがオプション設定となっていたそうです。



リアビュー

 実車のリアコンビネーションランプは、ブレーキランプとターンシグナルランプが共用のタイプで、テールのウインカーは曲がる方向に内側から順番に点灯していく、いわゆる「流れるウインカー」の3連シーケンシャル式(連鎖式点灯)となっていて、人気があったそうです。

 トミカのリア側のナンバープレート部分には「GX」と刻印されています。



車体底面

 トミカの車体底面(裏板)には、「LAUREL 2000GX」、「NO.14」、「S=1/62」、「MADE IN JAPAN」などの刻印が見られます。

 また、写真のトミカは、車体底面(裏板)と上部ボディ本体の固着が「カシメ」(加締め)ではなく、はめ込み式のタイプとなっています。


パッケージ

 パッケージは、いわゆる「黒箱」のタイプとなっています。

 写真のトミカのパッケージ側面には、パッケージに入っているトミカ本体の車体色を示す円形のマークが付いています。

 写真のトミカの場合、緑色の円形のマークが描かれています。

 このようなトミカの車体色を示す円形マークは一部の黒箱に見られるようで、このようなマークが付いた箱は、巷では「色指定箱」とよばれています。









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