トミカ ニッサン R-382 No.22-1 1971年7月発売 日本製
トミカレビュー展示室 フォーミュラカー・レーシングカー TOMICA TOY Gallery

★このトミカのジャンルのページはこちら♪
 フォーミュラカー・レーシングカー



CONTENTS LINK ★写真・レビュー・詳細♪


トミカレビュー展示室TOPへ




ホットウィール展示室へ




HOMEへ



鉄道関連趣味の部屋♪
『鉄道関連趣味の部屋』TOPへ♪




秋葉原 ホビー&カルチャー探訪記録



フィギュアレビュー・写真撮影館



ニッサン R-382

 1971年7月に発売された「ニッサン R-382」(No.22)のトミカのバリエーションのひとつとなっているトミカ(日本製/No.22-1)です。

 「日産 R382」は、日産自動車が1969年10月に富士スピードウェイにて開催された日本グランプリ用に開発した二座席レーシングカーです。

フロントビュー

 1968年にシボレー製のエンジンを搭載した「R381」により日本グランプリ優勝を果たした日産自動車としては、1969年の日本グランプリはオール自社製のマシンによる優勝を目指していたそうで、グランプリ決勝では最高出力600馬力(ps)以上の日産「GRX-3」6.0L(5,954cc)V12 DOHCエンジンを搭載した「R382」が3台投入されたそうです。

上部ビュー
 このトミカは、シルバーの車体に青色と黄緑色のデザインが施されています。
 また、フロント部分には黄緑色で「R382」と大きく書かれています。

 1969年の日本グランプリでは、北野元選手(カーナンバー20/赤色)、黒澤元治選手(カーナンバー21/黄色)、高橋国光選手(カーナンバー23/青色)が、R382(計3台)をそれぞれドライブし、予選では1-2-3を獲得(北野、黒澤、高橋選手の順)、決勝(120周)では黒澤選手と北野選手が1-2フィニッシュとなり、日産は日本グランプリ連覇を果たしたそうです。(23号車は燃料ポンプのトラブルにより決勝10位)

 この時の決勝では、日産陣営は、ドライバー交代無し、給油1回、タイヤ無交換という、ドライバーとタイヤに負担のかかる作戦をとっていたそうです。

 なお、1969年の日本グランプリに投入された実車の3台は、いずれも写真のトミカのカラーリングとは異なります。

左右サイドビュー
 ホイールは「1Jホイール」と「2Eホイール」となっています。

 現在では、日本グランプリに参戦したR382の実車の3台はレストアされて、3台とも走行可能な状態で現存しているそうで、日産ヘリテージコレクション(座間事業所内に併設)での展示や日産グローバル本社ギャラリーで期間限定での展示が行われたり、各種イベントでデモ走行したりしているそうです。

リアビュー

 NISSAN R-382
 tomica
 ©1974 TOMY
 NO.22 S=1/59
 MADE IN JAPAN

 発売時価格 ¥180円
 スーパースピード/サスペンション

 発売期間 1971年7月~1980年9月


 2021.06.23現在










★このトミカのジャンルのページ♪
 フォーミュラカー・レーシングカー


ホットウィール展示室へ トミカレビュー展示室TOPへ HOMEへ