トミカ ニッサン スカイライン シルエット フォーミュラ No.65-4 1982年10月発売 日本製
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ニッサン スカイライン シルエット フォーミュラ(日本製)

 1982年10月に発売された「ニッサン スカイライン シルエット フォーミュラ」(No.65)のバリエーションのひとつとなっているトミカ(日本製/No.65-4)です。

 このトミカは、長谷見昌弘選手がドライブしたカーナンバー「11」の「スカイライン スーパーシルエット グループ5」の実車がモデルになっています。

フロントビュー

 前方に張り出した大きなフロントスポイラー、大きく横に張り出したフェンダー、大きなリアウイングなどが「シルエットフォーミュラ」の名にふさわしい力強さとカッコよさを感じさせるレーシングカーとなっています。


 (パッケージ表記)
 ニッサン スカイライン
 シルエット フォーミュラ
 NISSAN SKYLINE
 SILHOUETTE FORMULA
 SCALE 1/68
 トミカ 日本製 65 TOMY
 MADE IN JAPAN
 スーパースピード/サスペンション

 (車体底面)
 SKYLINE SILHOUETTE FORMULA
 tomica ©TOMY
 NO.65 S=1/68
 MADE IN JAPAN

 発売時価格 ¥320円
 発売期間 1982年10月~1998年5月


 2024.11.25現在




 「シルエットフォーミュラ」とは、1981年以前のFIA国際競技規則において「グループ5」に分類される車両の通称で、市販車の車体をベースにしてはいるものの、中身は大幅に改造・チューンされ、エンジンもレース専用に設計・製造されたものを搭載していて、「外観(シルエット)は市販車だけど、中身はまるでフォーミュラカーみたい」ということから「シルエットフォーミュラ」と呼ばれるようになったのだそうです。

 この「ニッサン スカイライン シルエットフォーミュラ」のトミカは、市販車の6代目スカイラインとなる「R30型スカイライン」をベースにした実車のレーシングカーがモデルになっています。

 日産の公式サイト「NISSAN HERITAGE COLLECTION」にて紹介されている「スカイライン スーパーシルエット グループ5」の1982年式「KDR30型」のカーナンバー「11」の実車は、6代目スカイラインの「ハードトップ2000RS」をベースとし、最大出力570PS以上を発生する直列4気筒DOHC「LZ20B型」ターボ付きエンジンを搭載し、車両重量は1,005kg、最高速度は約320km/hとなっていたようです。

 当時はトミーがメインスポンサーで、車体には大きく「TOMICA」(トミカ)と書かれているため、「トミカスカイライン」と呼ばれることもあるようです。

 「スカイライン スーパーシルエット グループ5」の実車は、長谷見昌弘選手がドライブし、1982年のスーパーシルエットレースで2勝をあげ、また、翌年の1983年には4勝をあげるなど、当時のスカイラインファンを魅了したそうです。

 なお、実車は1983年の後半期に、R30型スカイラインの後期型(1983年8月のマイナーチェンジで登場)のフロントマスクである通称「鉄仮面」のフロントフェイスに変更されています。

 現在、「スカイライン スーパーシルエット グループ5」の実車は、スカイラインの貴重な歴史を後世に伝えるために動態保存されていて、各種イベントなどで走る姿が披露されているそうです。


上部ビュー

 フロントスポイラーには白い字で「TOMICA」と書かれたシールが、フロントガラス上部には黒地に白い字で「NISSAN SKYLINE」と書かれたシールが、左右のリアフェンダー上面には白い字で「DUNLOP」と書かれたシールが貼られています。

 また、ボンネット(エンジンフード)部分上面には「11」、「NISSAN PDC.」、屋根(ルーフ)上には「11」、リアウイング上面には「NISSAN PDC.」と、それぞれ白い字で書かれています。

 なお、このトミカは、ドア開閉のギミックは備えられていません。


左右サイドビュー

 車体側面には、白い字でカーナンバー「11」をはじめ、「HASEMI Motorsport」、「MINIATURE DIECAST MODELS TOMICA」、「RS TURBO」、「SKYLINE」、「NGK」などと書かれています。

 写真のトミカのホイールは「1Kホイール」と「2Gホイール」となっています。

 この「ニッサン スカイライン シルエット フォーミュラ」(No.65-4)のトミカは当時、人気があったようで、1982年10月に発売されてから1998年5月に販売を終了するまで、約15年7ヵ月の長きにわたって販売されていたようです。

 そのため、同じ日本製のトミカでも、細かな仕様の違いも含めて約20種類程度のバリエーションが存在するようで、このページでご紹介していますトミカが、どのようなバリエーションなのか、詳細は私ではわかっていません。

 また、このトミカのパッケージは、同じ日本製でも、いわゆる黒箱(1982年まで製造)のものと赤箱のもの、ブリスター仕様のものが存在します。

 このトミカは、中国製のバリエーションも、いくつか存在しています。



トミカ内部(車内インテリア)の様子

 ハンドルとシフトレバー(フロア)、座席シート、車内装備などが黒色系のプラパーツで再現されています。

 車内の座席シートは、右側のみとなっています。



リアビュー

 リア側には、白い字で「NISSAN PDC.」と書かれたシールが貼られています。



車体底面

 トミカの車体底面(裏板)には、「SKYLINE SILHOUETTE FORMULA」、「NO.65」、「S=1/68」、「MADE IN JAPAN」などの刻印が見られます。








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