トミカ 凍結防止剤散布車 NWS60BC5 No.39-9 2025年3月発売
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凍結防止剤散布車 NWS60BC5

 2025年(令和7年)3月15日(土)に発売された「凍結防止剤散布車 NWS60BC5」(No.39)のトミカ(ベトナム製/No.39-9)です。

 このトミカは、除雪関連製品をはじめ各種保守車両、大型特殊車両を開発・製造している株式会社NICHIJO(平成30年4月1日に株式会社日本除雪機製作所から社名変更)の凍結防止剤散布車「NWS60BC5」がモデルになっています。

フロントビュー

 このトミカは、パッケージに特にアクション(ギミックや仕掛け)についての記載は無く、サスペンションや装備可動などのアクション機能が備えられていません。

 ただ、車体中央下部のグレーダ(ブレード)と、車体後部下部の散布円盤は、ほんの少しだけ動くようにはなっています。


 (パッケージ表記)
 凍結防止剤散布車 NWS60BC5
 DEICING MATERIAL SPREADER NWS60BC5
 トミカ 39 TAKARA TOMY
 SCALE 1/120

 (車体底面)
 TOMICA ©TOMY
 NO.39 2024 A25
 MADE IN VIETNAM

 発売時価格 ¥540円(税10%別)
 ※パッケージにアクションの記載無し

 発売期間 2025年3月15日~


 2025.03.15現在




 一般的な凍結防止剤散布車は、路面の凍結防止、防滑、除雪作業の支援などを目的とし、路面の圧雪や氷盤状態の上に塩化ナトリウム、塩化カルシウムなどの凍結防止剤を散布する車両で、散布量、散布幅の設定を行えば、車速に応じて散布密度を一定にすることができるそうです。

 トラックをベースに、車体に凍結防止剤を積載する装置である「ホッパ」や溶液タンクを搭載し、車両後部下部に装備された円盤から散布し、湿式や湿潤式など、飛散防止や路面への定着性を向上させた機種が存在するそうです。

 路面に積雪や水分があり、路面温度が0度以下になると凍結により自動車などがスリップしやすい状態になってしまうため、路面の凍結が予想される場合や凍結が発生した場合に、凍結防止剤散布車は、カーブや急勾配、橋梁などに凍結防止剤を散布して、路面の凍結を防ぐために活躍します。

 (※以上は国土交通省 北陸雪害対策技術センターのホームページの資料参照)

 株式会社NICHIJOの公式サイトによると、凍結防止剤散布車「NWS60BC5」は高速道路用となっていて、「NWSBC5」は湿式で、ベルトコンベアにより搬送された散布剤を、散布円盤により散布するそうで、ベルトコンベア式は散布剤の凝固による散布障害の発生率が低いというメリットがあるそうです。

 ベースとなってるトラックの車両は、トミカのフロント部に実車同様に「UD」のロゴが再現されていて、その外観の形状から、実車は「UDトラックス」の「クオン」がベースとなっているものと思われます。

 なお、株式会社NICHIJO(本社 北海道札幌市 1962年/昭和37年4月設立)は、このトミカのような凍結防止剤散布車のほかに、ロータリ除雪車、除雪・排雪モータカー、軌道モータカー、小型ディーゼル機関車、トンネル点検車、バラスト掘削車、スラブ洗浄車、モノレール工作車、デュアル・モード・ビークル(DMV)、ゲレンデ整備車などの多様な特殊車両を開発・製造しています。

 株式会社NICHIJOは、鉄道にも多く関わっていることがわかります。



 この「凍結防止剤散布車 NWS60BC5」のトミカのパッケージには、車体前部に取り付けるプラウと、車体中央下部に取り付けるグレーダ(ブレード)が車体本体とは別パーツとなって入っていて、プラウとグレーダは自分で車体に取り付ける必要があります。



上部ビュー

 実車のキャビン(運転席がある箱形の部分)屋根上の中央部には円筒形の閃光灯が備えられていて、トミカでも赤色系のクリアパーツで再現されています。

 なお、実車のキャビン屋根上の前部左右両側には照明器具が取り付けられています。


左右サイドビュー

 車体後部に搭載された箱形の装置(ホッパ)部分には「NICHIJO」と記されています。

 また、車体後部の底部には、凍結防止剤を散布する円盤が再現されています。

 このトミカは、車体前部にプラウを取り付けると、それなりに大きく長さのあるトミカになります。



リアビュー

 車体後部の電光掲示板部分には、黒地に黄色い字で「散布中 注意」と書かれています。



車体底面

 車体底面(裏板)には、「TOMICA ©TOMY」、「2024 NO.39 A25」、「MADE IN VIETNAM」などの刻印があります。

 ベースとなっているトラックの車名の刻印はありません。

 車体後部の底部には、凍結防止剤を散布する円盤が再現されています。

 下の写真は、車体前部のプラウと、車体中央下部のグレーダ(ブレード)を取り付けた状態です。



パッケージ

 パッケージに描かれたイラストは、株式会社NICHIJOの公式サイトに掲載されている実車の写真とほぼ同じアングルになっているものと思われます。

 また、このトミカのパッケージに描かれた凍結防止剤散布車のイラストは、最近発売されたトミカでは珍しく、車両の正面の向きが右向きとなっています。

 ほとんどのトミカのパッケージが、車両のイラストの正面の向きは左向きになっています。








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