トミカ オールズモビル トロネード XSR No.F54-1 1978年7月発売 日本製
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オールズモビル トロネード XSR

 1978年7月に発売された「オールズモビル トロネード XSR」(外国車シリーズ・アメリカ車/No.F54)のトミカ(日本製/No.F54-1-1)です。

 この「オールズモビル トロネード XSR」のトミカは、輸出用のバリエーション(No.F54-1-2)もあって、写真の一般販売されたトミカ(No.F54-1-1)の車体色は、ややアイボリー系(肌色系)の色が強いパールホワイト系色ですが、輸出用のトミカは、もっと白色味が強いパールホワイト系色となっているようです。

 「オールズモビル トロネード」は、1966年から1992年まで「ゼネラルモーターズ(GM)」が「オールズモビル」のブランド名で製造・販売した2ドアクーペのスペシャリティカーです。

 「オールズモビル」(Oldsmobile)は、もともとはランサム・E・オールズが1897年にアメリカのミシガン州にて設立した自動車メーカーでしたが、1908年11月に現在のGMに買収されて、2004年に廃止となるまでGMの自動車ブランドとして使用されています。

ドアを開けた状態のフロントビュー
 ナンバープレート部分には「F54T」と刻印されています。

 このトミカの「オールズモビル トロネード XSR」は、トロネードの第2世代(1971年~78年)にあたるもので、XSRは1977年に発表されたモデルで、屋根の電動式Tバールーフが最大の特徴となっていましたが、同ルーフの防水性の問題が解消されず、試作車が1台だけ製造されたという、とてもレアな実車がモデルとなっています。

 なお、第2世代のトロネードは、ターボ=ハイドラマチック変速機、可変転舵量パワーステアリング、倍力装置付き前輪ディスクブレーキ、エアコン、クルーズコントロール、パワーウィンドウ、チルト・伸縮式ハンドル、ドアの自動施錠、6ウェイ電動シート、カーオーディオ、電気時計など、高級車にふさわしい当時の最新装備が多く採用(一部はオプション品)されていたそうです。

上部および右サイドビュー
 XSRの最大の特徴である、屋根の電動式Tバールーフが再現されています。
 また、ホイールは1Hホイールとなっています。

 そのほか、「オールズモビル トロネード」は、アメリカで最初に大規模に大量生産された前輪駆動車(1966年)として、その名を歴史に刻んでいるそうです。

リアビュー
 実車のXSRは、熱線入りの折り曲げ3面リアウインドとなっていたようです。

 OLDSMOBILE TORONADO XSR
 tomica
 © 1978 TOMY
 NO.F54 S=1/78
 MADE IN JAPAN

 発売時価格 ¥240円

 ※パッケージに特にギミックの記載無し
 (サスペンション/左右ドア開閉)

 発売期間 1978年7月~1980年10月


 2021.08.18現在










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