トミカ ポルシェ 935-78 ターボ No.F10-2 1979年5月発売 日本製
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ポルシェ 935-78 ターボ

 1979年5月に発売された「ポルシェ 935-78 ターボ」(No.F10/外国車シリーズ・西ドイツ車)のバリエーションのひとつとなっているトミカ(日本製/No.F10-2-3)です。

 写真のトミカは、発売時のパッケージに同梱されていた、フロントガラス上部、屋根上、リアウイングに自分で貼るシールが貼られていない(欠落した)状態です。

 なお、この「ポルシェ 935-78 ターボ」(No.F10)のトミカは、1988年5月に「No.90」(No.90-2)に移行して、1992年10月まで販売されたようです。

リアビュー

 ポルシェは、1978年、当時の「FIA」のレースカテゴリー「グループ5」(シルエットフォーミュラ)のレギュレーションが大幅に緩和されたのをうけて、空気抵抗低減のためにロングノーズ化(車体のフロント伸長)と後部のロングテール化が施されたデザインの「ポルシェ 935/78」を作り上げたそうです。

 車体前後を伸ばした特徴的な形状としたのは、当時の「ル・マン」の名物ストレート「ユノディエール」(当時約6kmの直線)での直線スピードの優位性確保のためで、実際に直線スピードをあげることができたそうです。

 登場時の「ポルシェ 935/78」は、車体カラーが白いことと、ボディ後部が伸びたような形状から「白いクジラ」を彷彿とさせたことから、1851年に発表されたアメリカの小説家「ハーマン・メルヴィル」の長編小説「白鯨 Moby-Dick; or, The Whale」のタイトルから「Moby Dick」(モビー・ディック/小説に登場する白いマッコウクジラの渾名)というニックネームが付けられたそうです。

 小説「白鯨(はくげい)」の内容は、捕鯨船ピークォド号のエイハブ船長が、かつてモビィ・ディックと渾名される白いマッコウクジラに片足を食いちぎられたことに対し復讐心を燃やし、数年にわたる捜索の末、モビィ・ディックを発見、ついに最後は闘うという内容となっているようです。

 「ポルシェ 935-78 ターボ」は、最高出力845馬力(PS)の6気筒水平対向ツインターボエンジンを搭載し、ル・マン24時間レースで最高速度 366km/hを記録したそうです。


 PORSCHE 935-78 TURBO
 (※パッケージ表記)

 PORSCHE 935-78 TURBO
 tomica
 ©1979 TOMY
 NO.F10
 S=1/63
 MADE IN JAPAN

 発売時価格 ¥240円
 サスペンション
 発売期間 1979年5月~1988年5月
 (※上記発売期間は「No.F10」として)


 2020.07.08現在









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