トミカ サンフランシスコ ケーブルカー No.F68-2 1980年11月発売 日本製
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サンフランシスコ ケーブルカー

 1980年11月に発売された「サンフランシスコ ケーブルカー」(No.F68/外国車シリーズ・アメリカ車)のトミカ(日本製/No.F68-2)です。

 サンフランシスコ・ケーブルカーは、アメリカのサンフランシスコで1873年に開業したケーブルカーで、現役で活躍する世界最古の手動運転の循環式ケーブルカーなのだそうです。

 サンフランシスコ・ケーブルカーは、急坂の多いサンフランシスコにおいて、技術者アンドリュー・スミス・ハリディが馬車に代わる輸送機関として考案し、建設されたそうで、現在ではサンフランシスコの象徴的かつ観光名所的な存在となっていて、映画やCMの映像などにてよく見かける光景となっていると思います。

フロントビュー
 車体前面および後面に貼られたシールは、パッケージに同梱されていたシールを自分で貼るようになっています。
 フロント側には「POWELL MARKET」、「HYDE BEACH」などと書かれたシールが貼られています。

 現在は、パウエル-ハイド線(Powell-Hyde)、パウエル-メイソン線(Powell-Mason)、カリフォルニア・ストリート線(California Street)の3路線が運行中で、運賃は乗車区間に関わらず乗車1回に付き一律7ドルとなっているようです。

左右サイドビュー
 車体側面下部には「SF」、「SAN FRANCISCO MUNICIPAL RAILWAY」、「11」などと書かれています。
 また、側面上部に貼られた「POWELL & MASON Sts.」と書かれたシールは、パッケージに同梱されていて自分で貼るようになっています。

 ケーブルカーの車両には2種類あるそうで、1つは片運転台タイプで、前部の側面が開いて椅子が外を向いて設置され、後部側面は囲まれて内部の椅子が内側に向いているタイプで、もう1つは両運転台タイプで、車両前後の左右側面が開いていて、側面が囲まれた客席部分が中央部にあるタイプとなっているそうです。

 写真のトミカは、前者の片運転台タイプとなっています。

リアビュー
 リア側には「POWELL HYDE」、「11」、「RICE A RONI」と書かれたシールが貼られています。
 「RICE A RONI」(ライス・ア・ロニ)は、ピラフのような味付け飯の箱入り食品で、1958年にアメリカで誕生し、現在はペプシコの子会社のクエーカーオーツカンパニーの製品となっているそうです。
 ネット上では、実車のサンフランシスコケーブルカーが「RICE A RONI」の広告を付けて走行している姿が確認できました。

 ケーブルカーには、「グリップマン」と呼ばれる運転手と車掌が乗っていて、運転手のグリップマンには、経験と高い技量が要求されるそうです。

 車体底面には、車輪が4個付いています。

 SUN FRANCISCO CABLE CAR
 (※パッケージ表記)

 SF CABLE CAR
 tomica ©TOMY
 NO.F68
 MADE IN JAPAN

 ※パッケージに特にギミックの記載無し

 発売期間 1980年11月~1988年


 2021.03.29現在










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