トミカ 富士重工 スバル 360 No.21-4-16 1983年6月発売 日本製
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富士重工 スバル 360(日本製)

 1983年6月に発売された「富士重工 スバル 360」(No.21)のバリエーションの1つとなっているトミカ(日本製/No.21-4-16)です。

 「スバル 360」は、富士重工業(現・SUBARU)が1958年~1970年まで販売していた軽自動車で、「てんとう虫」の愛称で親しまれ、約39万2,000台が生産されたのだそうです。

 「スバル 360」は、1960年代の日本において広く一般大衆に受け入れられたそうで、戦後日本のモータリゼーション推進の立役者であった国産車の1台として、日本の自動車史と戦後日本の歴史において、その名を刻む名車の1台とされています。

フロントビュー
 ナンバープレート部分には、前後ともに「・625」と刻印されています。

 フル・モノコック構造の航空機技術を応用した超軽量車体(車両重量 385㎏)で、サスペンションは日本で初めてトーションバー・スプリングが採用され、タイヤは当時としては異例の10インチサイズを新規開発して日本初採用となったそうです。

上部および右サイドビュー

 駆動方式はRR(リアエンジン・リアドライブ)、エンジンは、最高出力16馬力(PS/当初→最終型25PS)の強制空冷2ストローク直列2気筒の自然吸気(NA)356ccエンジン「EK31系」を、車体後部のエンジンルームに横置き搭載し、変速機は前進3速・後進1速のマニュアルトランスミッション(MT)となっているようです。

リアビュー

 車体前部のフードは開閉仕様となっています。
 なお、実車のフロント部分には、スペアタイヤ、バッテリー、油圧ブレーキのシリンダーなどが入っていて、荷物を入れるスペースはあまり無いそうです。

 「スバル 360」のトミカは、中国製のバリエーションも多数ありますが、日本製だけでも通常品や「てんとう虫フェア」、特注品などのカラーリングが異なるバリエーションが非常に多く存在します。


 FUJI SUBARU 360
 富士重工 スバル 360
 (※パッケージ表記)

 (車体底面)
 SUBARU 360
 tomica © TOMY
 NO.21 S=1/50
 MADE IN JAPAN

 発売時価格 ¥320円
 スーパースピード/サスペンション/
 トランク開閉

 No.21-4の発売期間
 1983年6月~1997年11月


 2021.11.04現在










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