トミカ スズキ バンバン90 No.84-1 1974年7月発売 日本製
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スズキ バンバン90

 1974年7月に発売された「スズキ バンバン90」(No.84)のトミカ(日本製/No.84-1)です。

 「スズキ バンバン(VanVan)」は、スズキが1971年から製造・販売を開始したストリートタイプの遊び心のあるレジャーバイク(小型自動二輪車)の車種で、トミカとなった「バンバン90」が1971年8月1日に最初に発売され、その後1972年6月27日に「バンバン50」(49cc/4.3PS)が、同年10月に「バンバン125」(123cc/11PS 欧州向け)が発売され、1973年に「バンバン75」(72cc/6.5PS)が発売されています。

 2002年には「バンバン」シリーズの復刻版として「バンバン200」(199cc/空冷4サイクル単気筒 16PS)が約40万円で発売されています。

フロントおよび上部ビュー
 「バンバン」シリーズは、前輪と後輪ともに大きな幅広(幅170mm)のレクタングルタイヤを装着しているのが特徴となっています。
 トミカでは、飾ったり走行させて遊べるように、車体下部に補助輪が付いています。

 「スズキ バンバン90」(型式 RV90)は、最高出力8PSの88cc空冷単気筒2ストローク「RV90型」エンジンを搭載し、エンジンの始動はキックスターター式、変速機がフットシフトのリターン式・4段変速、動力伝達方式はチェーン、燃料タンク容量は4.3L、車両重量は94kg、乗車定員は2名となっています。

 このような独特な外観と機能を持った「バンバン」シリーズが登場した背景には、当時のレジャーブームがあったそうで、搭載する8PSの2ストロークエンジンはパワーがあり、高い走破性を誇ったのだそうです。

 「バンバン」は荒れた道や砂地、草原や雪道などが走行できたため、農園や建設現場、ゴルフ場などにおいて業務用としても使用されたそうです。

 また、実車のフレーム部分には、いつでもタイヤの空気圧が調整できるように空気入れが装備されています。

左右サイドビュー
 トミカの車体色は赤色基調となっていて、左側面の座席シート下部には「VanVan」と刻印(一部の実車にも文字有り)され、右側のエンジン部分には「S」の文字が刻印(実車にも小さいスズキのエンブレム「S」マークがあるバリエーション有り)されています。
 また、車体左側面のフレーム部分には、バンバン90に装備されていた空気入れが棒状の凸部で再現されています。
 なお、写真のトミカは、エンジン部分の左右両側に穴が開いているバリエーションで、穴が開いてないバリエーションが発売当初のモデル(No.84-1-1)となるようです。

 「バンバン」の座席シートは長く大きく、また、アップタイプのマフラーも太く、ワイルドで力強い感じを醸し出しています。

リアビュー

 「スズキ バンバン90」の燃費は60km/Lとされ、当時の発売価格は¥10万5千円だったようです。

車体底面

パッケージ

 (パッケージ表記)
 SUZUKI VanVan 90
 スズキ バンバン90  S=1/34

 (車体底面)
 JAPAN NO.84

 (※パッケージにギミックの記載は無し)
 発売期間 1974年7月~1977年9月


 2023.02.04現在










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