CONTENTS LINK |
★写真・レビュー・詳細♪ |
|
|
|
トミカレビュー展示室TOPへ
ホットウィール展示室へ
HOMEへ
『鉄道関連趣味の部屋』TOPへ♪
秋葉原 ホビー&カルチャー探訪記録
フィギュアレビュー・写真撮影館
|
|
|
「トミカ ナンバー別一覧表」TOPへ
|
|
トヨタ 2000GT SEV
イオン チューニングカーシリーズ 第13弾
2014年1月1日(水)に発売された「AEON チューニングカーシリーズ 第13弾」の「トヨタ 2000GT SEV」のトミカ(ベトナム製/新金型)です。
このトミカは、トヨタ自動車とトヨタ系メーカーがオリジナルの「トヨタ 2000GT」の前期型をベースに製作した電気自動車(EV)の「トヨタ 2000GT
SEV」の実車がモデルとなっています。
|
フロントビュー |
実車の「トヨタ 2000GT」のヘッドライトは、当時としては最高級の高性能車としてのステータスを表していたリトラクタブル・ヘッドライト(格納式前照灯)となっています。
このトミカのフロントグリルとフォグランプ部分にはクリアパーツが使用されています。
なお、No.5-1「トヨタ 2000GT」のオリジナルのトミカ(1970年発売当初)のフロントグリルの形状は、1969年8月にマイナーチェンジによりフォグランプが小型化されてグリルと直線的に一体化された、実車の後期型となっていますが、このトミカのように新金型の「トヨタ
2000GT」のトミカのフロントグリルの形状は、フォグランプ部分が大きい、実車の前期型がモデルとなっています。
|
|
(パッケージ表記)
AEON チューニングカーシリーズ 第13弾
トヨタ 2000GT Sev
トミカ TAKARA TOMY
対象年齢 3才以上
(車体底面)
TOYOTA 2000GT
TOMICA © 2002 TOMY
S=1/59
MADE IN VIETNAM
発売時価格 ¥500円(税5%込)
(サスペンション/左右ドア開閉)
2024.02.29現在
|
|
|
「トヨタ 2000GT SEV」(Solar Electric Vehicle)の実車は、「カッコよくてワクワクするクルマが造りたい」という「クレイジー・カー・プロジェクト」と名付けられたプロジェクトにおいて、千葉トヨペットが所有していた「トヨタ
2000GT」をレストア、改造し、2012年の東京オートサロンやデトロイトモーターショー13などでも展示されたそうです。
「トヨタ 2000GT SEV」の実車は、「トヨタ 2000GT」の前期型をベースとし、車両型式は「MF-10」、駆動方式は2WD(後輪駆動)、車両重量は1,230kg、パナソニック製の専用リチウムイオンバッテリー(電池総電圧
600V、電池容量 35kWh)、レクサス LS用のハイブリッドモーター(モーター出力 120kW)、「トヨタ アルテッツア」の6速MTを搭載し、最高速度200km/hを目指しているそうです。
また、フロントはLEDランプで、展示されていた時点では、公道走行不可となっていたようです。(現時点は不明)
「トヨタ 2000GT」は、トヨタのスポーツカーとして、また、日本車としてスーパーカーに近い存在として語り継がれ、現在では、日本車の絶版車の人気車種のひとつとなっていて、1台1億円以上で取引された例もあるようです。
「2000GT」は、トヨタとヤマハ発動機が共同開発し、ヤマハ発動機への生産委託の形で、1967年から1970年までトヨタブランドで、試作車も含めて合計337台が生産されたのだそうです。
なお、「トヨタ 2000GT」のオリジナルのトミカ(No.5-1)は、トミカが初めて世に発売された1970年の7台のうちの1台として、1970年8月に発売が開始され、人気のあったトミカだったため約11年間の長きに渡り販売が継続されたそうですが、金型が損耗したために1981年9月に生産中止となったそうです。
そのため、このトミカは、その後に新たに造られた金型により生産されたものとなっているようです。 |
|
上部ビュー |
フロント部上面には「SOLAR ev」と書かれていて、ボンネット部分には実車に装着されている新開発のフレキシブル高効率ソーラーパネルが塗装で再現されています。
実車の車体色は、「ペガサスホワイト」基調となっているようです。 |
|
左右サイドビュー |
車体の左右両側面には、「2000GT Sev」、「SOLAR ev」と書かれています。
「トヨタ 2000GT SEV」の実車は電子制御ブレーキを搭載し、17インチアルミホイールと高性能タイヤを装着しています。
|
|
|
ドアを開けた状態 |
|
ドアを開けた内部の様子 |
インテリア(内装)は、ハンドル(実車はスポーティー電動パワーステアリング)やフロアシフト、専用スポーティーシート(座席)などが黒色のプラパーツで再現されています。
「トヨタ 2000GT SEV」の実車の内装には、バイオや高級人工皮革「アルカンターラ」などの先進素材や、加賀漆の職人さんによる金銀の蒔絵が施された本漆などが使用され、高級オーディオ(JBL)を装備し、7眼メーターはEV専用の仕様となっているそうです。
また、ミラーは映像モニターに切り替え可能となっている「Advanced Electronic Mirror」となっています。
なお、EVは走行音が静かなため、「トヨタ 2000GT SEV」の実車では、アクセルを踏むと、馬が駆ける音を発する「Halo Sonic システム」(室内/室外サウンドマネジメント擬似走行音システム)が搭載されているそうです。
|
|
|
リアビュー |
リアのトランクリッド上面にも「SOLAR ev」、「2000GT Sev」と書かれています。
実車のリアバックドアウインドウには、透過型ソーラーパネルが装備されています。
このトミカのリアのテールライト部分には、クリアパーツが使用されています。
なお、リアまわりの造形も、No.5-1のオリジナルのトミカ(発売当初の日本製)と新金型のトミカでは異なっています。
|
|
|
車体底面 |
このトミカは新金型のため、車体底面にはオリジナルのトミカのナンバーが刻印されていません。 |
|
パッケージ
|
なお、「トヨタ 2000GT SEV」のトミカは、「千葉トヨペット」特注品のものも存在するようです。
|
|
|