トミカ コロナ マークⅡ 1900 ハードトップ No.2-1 1970年8月発売 日本製
トミカレビュー展示室 トヨタ 普通自動車・軽自動車 TOMICA TOY Gallery

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コロナ マークⅡ 1900 ハードトップ
(初代 トヨタ マークⅡ)

 1970年8月に発売された「コロナ マークⅡ 1900 ハードトップ」(No.2)のバリエーションのひとつとなっているトミカ(日本製/No.2-1)です。

 この「コロナ マークⅡ 1900 ハードトップ」のトミカは、トヨタの高級乗用車「マークⅡ」シリーズ(1968年/昭和43年~2004年/平成16年)の初代にあたり、1968年9月から1972年まで販売された初代「マークⅡ」の、ハードトップ「T70型系」のSUツインキャブレター仕様の最上級グレード(登場時)「SL」がモデルとなっています。

 なお、トヨタの「マークⅡ」シリーズは、4代目までは「コロナ マークⅡ」が正式名称となっています。

フロントビュー

 丸目4灯のフロントマスクが印象的な初代「コロナ マークⅡ」です。


 (パッケージ表記)
 コロナ マークⅡ
 CORONA MARKⅡ 1900 HARDTOP
 S=1/62
 tomica 2 TOMY T-21
 OPENING DOORS/SUPER SPEED/
 SUSPENSION
 (ドアー開閉/スーパースピード/
  サスペンション)

 (車体底面)
 CORONA MARKⅡ 1900 HT. SL
 tomica NO.2
 S=1/62
 MADE IN JAPAN

 発売時価格 ¥180円(No.2-1-1)

 オリジナルトミカ(No.2-1通常品)
 の発売期間
 1970年8月18日~1975年5月


 2024.07.03現在




 「コロナ マークⅡ 1900 ハードトップ SL」(RT72S型)は、駆動方式がFR、エンジンは最高出力110馬力(PS)のSU型ツインキャブレター仕様の1,858cc水冷直列4気筒SOHC「8R型」エンジンを搭載し、変速機は4速MTで、最高速度は175km/h、車両総重量は1,295kg、燃料タンク容量は52L、などとなっています。

 また、「1900 ハードトップ SL」は、前輪パワーディスクブレーキ、パワーウインドウ、デフォッガー、自動選局サーチ式ラジオ、パワーアンテナ、可動式フェンダーミラーなども装備されていました。

 当時のニュースリリースでは、「マークⅡ」シリーズの特徴として、躍動美にあふれ近代的で流麗なスタイル、ファミリーカーとして理想の広さ、ぜいたくさ、快適さを備えた室内、などが挙げられていました。

 「コロナ マークⅡ 1900 ハードトップ SL」の実車の登場時の価格は¥84万8千円(東京)で、消費者物価指数を参考に現在の価格に換算してみると、約¥330万円になります。

 なお、「コロナ マークⅡ 1900 ハードトップ」(No.2-1)のトミカは、1970年8月18日にトミカが初めて発売開始(価格¥180円で当時は消費税無し)された時の6車種のうちの1台となっています。(他の5車種は、ブルーバード SSSクーペ、クラウン スーパーデラックス、クラウン パトロールカー、トヨタ 2000GT、フェアレディZ 432)


上部ビュー

 写真のトミカの車体色は、ルーフ(屋根)部分がフラットブラック(黒色系)、ボディ部分が赤色系の2トーンカラーのバリエーションとなっています。

 この「コロナ マークⅡ 1900 ハードトップ」(No.2-1)のトミカの発売当初のモデルは、車体色が白色、黄色、赤色の3色で発売され、その後、写真のトミカのように赤色系と黒色系の2トーンカラーのモデルとなったようです。

 また、この「コロナ マークⅡ 1900 ハードトップ」(No.2-1)のトミカは、同じ日本製でも上述のとおり車体色が異なるもの、1Aホイール、1Eホイール、1Hホイール、特注品やトミカ誕生記念コレクションなどの各種バリエーションがあります。

 中国製も有り、30周年誕生記念コレクションスペシャル、30周年復刻トミカ(いずれも1HWホイール/白ホイール)、特注品などが存在します。


左右サイドビュー

 写真のトミカのホイールは「1Eホイール」となっています。

 この「コロナ マークⅡ 1900 ハードトップ」(No.2-1)のトミカの発売当初のモデルのホイールは、現在では非常に希少価値(レア度)の高い「1Aホイール」となっています。



ドアを開けた状態


トミカ内部(車内インテリア)の様子

 ハンドルとシフトレバー、座席シートなどが白色系のプラパーツで再現されています。

 また、写真には写っていませんが、ドアパーツの内側(車内側)には、左側が「4」、右側が「44」の刻印があります。

 なお、トミカのハンドルは2本スポークとなっていますが、当時のカタログを見ると「1900 ハードトップ SL」のハンドルは木目模様の3本スポークとなっていたようです。

 カタログでは、他のグレードのハンドルは2本スポークとなっていて、ハンドルのタイプは選択できたのかもしれませんが、私では詳細は不明です。



リアビュー

 トミカのナンバープレート部分には何も刻印されておらず、フラット(平ら)です。

 なお、セダンとハードトップの実車のリアのナンバープレートは、1971年2月のマイナーチェンジでバンパーの下に移設されたそうです。



車体底面

 トミカの車体底面(裏板)には「CORONA MARKⅡ 1900 HT. SL」と刻印されていて、グレード名の「SL」まで刻印されています。

 また、このトミカの車体底面(裏板)は、カシメではなく、はめ込み式となっています。








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