トミカ トヨタ コロナ マークⅡ-L No.69-1 1973年9月発売 日本製
トミカレビュー展示室 トヨタ TOMICA TOY Gallery

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コロナ マークⅡ-L

 1973年9月に発売された「コロナ マークⅡ-L」(No.69)のトミカ(日本製/No.69-1)です。

 この「コロナ マークⅡ-L」のトミカは、1972年(昭和47年)1月29日から1976年まで販売された2代目「トヨペット コロナ マークⅡ」(X10/20型系。発売当初の車名は「トヨペット」)の、クラウンから移植されたM型6気筒2000ccエンジンを搭載する最上級グレード「Lシリーズ」の2ドアハードトップ(車両型式 MX20-KN[4速MT]、MX20-HN[3速AT])がモデルとなっています。

フロントビュー
 2代目「マークⅡ」は、精悍さと流麗さが調和し、躍動美あふれるスタイルを目指して設計されたそうです。
 「マークⅡ-L」のラジエーターグリルは左右に分割とされて豪華なイメージが強調されていて、そのデザインは本車の大きな特徴ともなっています。
 トミカでは、実車にあったバンパーガードがよく再現されていて、ナンバープレート部分には「MARKⅡ-L」と刻印されています。
 前照灯は丸型4灯式ヘッドライトとなっていて、ヘッドランプスイッチを切った後も約20秒点灯した後に自然消灯する残光式ヘッドランプが採用されています。

 1972年(昭和47年)1月29日に登場した実車の「トヨタペット コロナ マークⅡ-L」(2ドアハードトップ)は、駆動方式がFR(後輪駆動)、エンジンは最高出力110PSの1988cc直列6気筒SOHC「M型」エンジンを搭載し、変速機は4速MT(フロアシフト)または3速AT(トヨグライド)、燃料タンク容量は60L、車両重量は1120kg~1135kgとなっています。

上部ビュー
 2代目「マークⅡ」は、発売当初はボディカラーが12色用意されていて、その中で写真のトミカに一番近い色は「シュノンソ・ホワイト」と思われますが、おそらく微妙に違うのではないかなあ、と個人的には思っています。
 「シュノンソ・ホワイト」は、トミカの車体色よりもう少し白色が強い気がします。

 「マークⅡ-L」には、パワーウインドウ、パワーアンテナ、タコメーター、ヒーター(リアダクト付き)、セーフティ・キーロック、残光式ヘッドランプ、リア・パーソナルランプ、メーター照度調節、コインポケット、熱線入りリアウインドウ、強力デフロスター、可動式サイドミラー、チューブレス・タイヤ、防眩・脱落式インナーミラー、ブレーキ警告灯、AM/FMサーチ式ラジオなどが標準装備されているほか、パワーステアリング、50km/h以上で好きな速度を保つオートドライブ、カーエアコン、カーステレオ、ルーフレザーがオプション設定されています。

 なお、2代目「マークⅡ」は、全車型のフロントにディスクブレーキが標準装備され、シートベルトを装着せずにイグニッションスイッチを入れるとランプが点灯するシートベルトウォーニングランプが新たに採用されています。

左右サイドビュー
 2代目「マークⅡ」は、当時拡大しつつあった高級小型車需要の要求に応えうる最上級小型車を造り上げることを目標に設計・開発されたそうで、車体デザインはファストバックとなっています。
 「L」シリーズは、他のグレード車種よりボンネットが50mm長くなっているそうです。
 トミカのフロントフェンダーとリアフェンダー部分には実車にもあるエンブレムが再現されています。
 写真のトミカのホイールは「1Eホイール」(実車のタイヤは6.45-14-4PR)となっています。

 実車の2代目「トヨペット コロナ マークⅡ」は、元町工場、トヨタ車体株式会社で生産され、トヨペット店にて販売されています。

 また、車名の「マークⅡ」の由来については、「MARK」(マーク)は英語の「Mark(目標、成功、名声)」を意味していて、「Ⅱ」は「コロナの第二世代」、「コロナの上級車」という意味となっているそうです。

リアビュー
 実車の「マークⅡ-L」のリアバンパーにあったバンパーガードがトミカでも突起の造形で再現され、トミカのトランクリッド部分右側には、実車にあった「TOYOPET」のエンブレムも再現されています。
 リアのナンバープレート部分には、フロント同様に「MARKⅡ-L」と刻印されています。
 また、テールランプは4分割タイプとなっています。

 実車の「マークⅡ-L」(2ドアハードトップ/4速MT)の当時の価格(スペアタイヤ・標準工具一式付き)は、東京地区で¥94万2千円(3速ATトヨグライドは¥99万7千円)となっています。

車体底面
 このトミカは裏板(車体底面)に「©1974」の刻印があるため、「No.69-1-2」あたりのバリエーションになるかと思われます。
 発売当初のモデル(No.69-1-1)は、裏板に「©1974」の刻印が無いようです。
 また、裏板の車名の刻印は「NEW MARKⅡ-L」となっていますが、1972年(昭和47年)1月29日のニュースリリースでは「トヨタ ニュー・マークⅡを発売」と書かれています。

 (パッケージ表記)
 コロナ マークⅡ-L
 CORONA MARKⅡ-L
 S=1/61

 (車体底面)
 NEW MARKⅡ-L
 tomica
 © 1974
 NO.69 S=1/61
 MADE IN JAPAN

 発売時価格 ¥180円
 ドアー開閉/スーパースピード/
 サスペンション

 発売期間 1973年9月~1978年1月


 2023.02.25現在










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