トミカ トヨタ マークⅡ 2600グランデ No.69-2 1978年1月発売 日本製
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トヨタ マークⅡ 2600グランデ

 1978年1月に発売された「トヨタ マークⅡ 2600グランデ」(No.69)のトミカ(日本製/No.69-2)です。

 この「トヨタ マークⅡ 2600グランデ」のトミカは、1976年12月から1980年まで販売された3代目「マークⅡ」(X30/40型系。発売当初の車名は「トヨペット コロナ マークⅡ」)の、新設された最上級グレード「グランデ」(Grande)の2600cc 2ドアハードトップ(車両型式 C-MX33-SHQ)がモデルとなっています。

フロントビュー
 トミカのフロントグリル中央部にある造形(飾り)と、バンパー部分にあるオーバーライダー(バンパーをぶつけた時に本体を守るなどのために装飾を兼ねて取り付けられた部品)は実車にあったものがよく再現されていて、ナンバープレート部分には「・・69」と刻印されています。
 前照灯は本車の外観上の特徴ともなっている大きく目立つ丸型2灯式ヘッドライトとなっていて、その見た目から「ブタ目」とも呼ばれたそうです。
 前照灯の内側には、実車にもあった角型補助ライトが造形されています。

 1976年(昭和51年)12月17日に登場した実車の「トヨタ マークⅡ 2600グランデ」(2ドアハードトップ)は、駆動方式がFR(後輪駆動)、エンジンは最高出力135PSの2563cc直列6気筒SOHC「4M-U型」エンジンを搭載し、変速機は3速フロアAT、燃料タンク容量は65L、車両重量は1220kgとなっています。

 「マークⅡ 2600グランデ」には、4輪ディスクブレーキ、パワーステアリング、パワーウインドウ、オートドアロック、オートエアコン、電動リモートコントロール式フェンダーミラー、リアワイパー、プロテクター付きのバンパー、サイドプロテクション、熱線入りリアウインドウデフォッガー、防眩ミラー、ブレーキ関係や灯火、液量関係の6項目をチェックするOKモニター、タコメーター、水晶デジタル時計、車体に大きな力が加わった時にだけロックするELR(エマージェンシー ロッキング リトラクター)付シートベルト、リアデフォッガーを兼用したリアウインドウ式のアンテナ、AM/FMラジオなどが標準装備されているほか、横すべり防止のためのESC(電子制御式スキッドコントロール)や、60km/h以上で好きな速度を保つオートドライブ、カーステレオがオプション設定されています。

 なお、3代目「マークⅡ」は、全車型のフロントにディスクブレーキが標準装備(グランデは4輪ディスクブレーキ)され、サイドウインドウガラスの曇りを取るサイドデフロスターも全車型に採用されています。

上部ビュー
 「マークⅡ 2600グランデ」は、マークⅡとしては初めての3ナンバー車となっているそうです。
 また、3代目「マークⅡ」は、歴代「マークⅡ」の中で唯一、DOHCエンジンが存在しないモデルとなっているそうです。
 1977年には姉妹車「チェイサー」(CHASER/1977年~2001年)が登場しています。
 3代目「マークⅡ」は1978年8月にマイナーチェンジが実施され、2.6L車と2.0L車に大型の衝撃吸収バンパーがオプション設定され、その時にブランド名が「トヨペット」から「トヨタ」に変更となっています。

 この「トヨタ マークⅡ 2600グランデ」(No.69-2)のトミカは、車体色が写真のトミカのように普通の青色系メタリックのもの(おそらくNo.69-2-1)と、もっと濃い青色系メタリックのもの(おそらくNo.69-2-2)や、イイノ特注のパトカー仕様などのバリエーションが存在します。

 また、この「トヨタ マークⅡ 2600グランデ」(No.69-2)のトミカは、発売期間が1978年1月~1980年1月の約2年間と短く、当時の流通量も少なめだったことが推測され、現在のトミカの中古市場では比較的入手しにくいトミカの1台となっています。

左右サイドビュー
 3代目「マークⅡ」は、小型車市場における上級車需要の多様化に応えて「真のゆとりと豊かさ」をテーマに設計・開発され、車体デザインは当時のアメリカ車の「ヨーロッパ調セミクラシック」に影響を受けているそうです。
 また、全車がTTC-C(トヨタ触媒方式)により、51年度排出ガス規制に適合しています。
 トミカのリアフェンダー部分には実車にもある「grande」の文字をかたどったエンブレムが再現されていて、ホイールは「1Hホイール」(実車のタイヤは185/70HR14)となっています。

リアビュー
 実車の「マークⅡ 2600グランデ」のリアバンパーにあったオーバーライダーがトミカでも突起の造形で再現されています。
 トミカのリアのナンバープレート部分には、フロント同様に「・・69」と刻印されています。
 実車の3代目「マークⅡ」は1978年8月にマイナーチェンジが実施されていますが、このトミカはそのマイナーチェンジ前の1978年1月に発売されていますので、このトミカは実車の前期型がモデルとなっていると思われます。
 前期型では後退灯がコンビネーションランプに一体化されています。
 また、実車の室内とトランクルームは貫通させることができ、トランクルーム内の床下にはスペアタイヤが格納されています。
 そのほか実車のリア側には「TOYOPET」、「TTC-C」、「grande 2600」の文字をかたどったエンブレムなどが取り付けられています。

 実車の3代目「トヨタ マークⅡ」(トヨペット コロナ マークⅡ)は、元町工場、トヨタ車体株式会社、関東自動車工業株式会社で生産され、トヨペット店にて販売されています。

 また、車名の「マークⅡ」の由来については、「MARK」(マーク)は英語の「Mark(目標、成功、名声)」を意味していて、「Ⅱ」は「コロナの第二世代」、「コロナの上級車」という意味となっているそうです。

車体底面

 実車の「マークⅡ 2600グランデ」(2ドアハードトップ/3速AT)の当時の価格(スペアタイヤ・標準工具一式付き)は、東京地区で¥195万2千円となっています。

パッケージ

 (パッケージ表記)
 トヨタ マークⅡ 2600グランデ
 TOYOTA MARKⅡ 2600 GRANDE
 S=1/65

 (車体底面)
 TOYOTA MARKⅡ 2600 GRANDE
 tomica
 © 1978 TOMY
 NO.69 S=1/65
 MADE IN JAPAN

 発売時価格 ¥240円
 サスペンション/ドアー開閉

 発売期間 1978年1月~1980年1月


 2023.02.23現在










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