トミカ タイレル P34 フォード No.F32-1 1977年10月発売 ロニー・ピーターソン 日本製 | ||||
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タイレル P34 フォード (No.3 ロニー・ピ-ターソン) 1977年10月に発売された「タイレル P34 フォード」(No.F32/外国車シリーズ・イギリス車)のバリエーションのうちの1台となっているトミカ(日本製/No.F32-1)です。 「タイレル P34」は、当時のF1コンストラクター「ティレル(タイレルともいう/チームオーナー ケン・ティレル)が、F1史上初および唯一の奇抜な6輪車として開発・製造し、F1世界選手権の1976年第4戦スペインGPから1977年最終戦まで投入したマシンで、「シックスホイーラー」とも呼ばれています。 この「タイレル P34 フォード」のトミカは、カーナンバー「3」、マシンのカラーリングが白と青のツートーン、エンジンが見えるカウルとなっていますので、1977年のF1世界選手権の第6戦モナコGP(決勝リタイア)と第7戦ベルギーGP(決勝3位)あたりに投入された、ロニー・ピーターソン(Bengt Ronnie Peterson)の搭乗車がモデルになっているものと思われます。
「タイレル P34」(ティレル P34)は、当時のティレルのデザイナーであるデレック・ガードナーの設計により開発されたF1マシンで、フロントタイヤを小径にして空気抵抗を減少させて、トップスピードを向上させるために考案されたそうです。 しかしながら、当初期待されたトップスピードの向上は思い通りにはいかず、4輪のフロントサスペンションは剛性不足がドライバーから指摘されたりしたものの、1976年のシーズンでは、ドライバーズ・チャンピオンシップでジョディー・シェクターが3位(49P/優勝1回、2位4回)、パトリック・デパイユが4位(39P/2位4回、3位1回)、コンストラクターズ・チャンピオンシップは3位(71P)、ポールポジションが1回、ファステストラップを2回記録するなどの好成績をあげたそうです。
「ティレル P34」デビューの2年目となる1977年のシーズンは、シェクターに代わりマーチから移籍したロニー・ピーターソンがドライブすることとなり、プレシーズンテストでは期待されたトップスピードの向上も達成されたものの、シーズン決勝では思うような成績をあげられず、マシンにさまざまな改良を施しますが、独特な小径前輪タイヤのグッドイヤーとの開発が進まないという問題や、デザイナーのデレック・ガードナーのチーム離脱が決まるなどの悪条件が重なり、「ティレル P34」は1977年のシーズン投入が最後となり、2年弱で姿を消すこととなりました。 1977年のシーズンでは、ドライバーズ・チャンピオンシップでロニー・ピーターソンが14位(7P/3位1回)、パトリック・デパイユが9位(20P/2位1回、3位2回)、コンストラクターズ・チャンピオンシップは6位(27P)となったようです。
なお、「ティレル P34」のエンジンは、排気量2,993cc、最高出力405馬力(hp)のフォード・コスワースDFV 90度V型8気筒エンジンを搭載しています。
TYRRELL P34 FORD (※パッケージ表記) TYRRELL P-34 FORD tomica © 1977 TOMY NO.F32 S=1/52 MADE IN JAPAN 「タイレル P34 フォード」(No.F32-1) 発売時価格 ¥240円 ※パッケージに特にギミックの記載無し 発売期間 1977年10月~1983年1月 2020.12.09現在 |
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