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UD コンドル 化学消防車
(No.22-2/日本製)
1980年9月に「No.94-2 UD コンドル 化学消防車」から商品名は同じのままで移行して発売されたという「UD コンドル 化学消防車」(No.22)のトミカ(日本製/No.22-2)です。
このトミカは、当時の日産ディーゼル工業(UD。現在はUDトラックス)の中型及び小型トラックの初代「コンドル」(1975年5月~1983年5月)をベースにした化学消防車がモデルになっています。
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フロントビュー |
丸目4灯型の前照灯の外観が、初代「コンドル」のフロントマスクの引き締まった精悍なカッコよさを感じさせます。
トミカのナンバープレート部分には「UD」と刻印されています。
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(パッケージ表記)
UD コンドル 化学消防車
UD Condor CHEMICAL FIRE TRUCK
S=1/90 トミー
tomica 22 Japan TOMY
国産 T-29 D
スーパースピード/サスペンション
SUPER SPEED/SUSPENSION
(車体底面)
UD CONDOR CHEMICAL FIRE ENGINE
tomica NO.22 S=1/90
MADE IN JAPAN
発売時価格 ¥240円または280円
発売期間 1980年9月~1983年4月
※1980年9月にNo.94-2から移行
2024.11.26現在
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化学消防車とは、水による消火が不可能かつ困難な石油コンビナートや航空事故などの重大な危険物火災に対応するための消防車なのだそうです。
油脂や化学物質の火災の場合、水をかけると逆に火の勢いが強くなってしまうため、そのような火災の場合に、泡消火剤や粉末消火剤を散布することができる消防車となっています。
化学消防車は、通常は消防署に配備されているそうですが、石油備蓄基地や航空燃料を扱う空港(自衛隊含む)、化学工業関連企業をはじめ、車両火災に備えて主要幹線道路や高速道路がある消防署にも配備されているそうです。
なお、この「UD コンドル 化学消防車」(No.22-2)のトミカは、上述のとおり、1977年3月に新発売されて1980年9月まで販売された「No.94-2 UD コンドル 化学消防車」から商品名は同じのままで移行して、1980年9月に発売されたという経緯があるトミカとなっています。 |
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上部ビュー |
キャビン(運転席のある箱部分)の屋根上には、左右に1つずつ警光灯が計2つ造形されていますが、ボディと一体成型となっていて、赤いクリアパーツが別パーツで使用されているタイプではありません。
車体後部の上面は白色系のプラパーツが、側面のホース部分も白色系のプラパーツが使用されています。 |
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左右サイドビュー |
写真のトミカのホイールは「1Hホイール」となっています。
写真のトミカは、車体に金色の消防章や「UD」のマークが描かれていたり、「消防庁」などの金色の文字がリアルに書かれているなど、各所に金色の塗装が細かく丁寧に施されていて、仕上がりが豪華な満足度が高いトミカとなっています。
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リアビュー |
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車体底面 |
トミカの車体底面(裏板)には、「UD CONDOR CHEMICAL FIRE ENGINE」、「NO.22」、「S=1/90」、「MADE
IN JAPAN」などの刻印が見られます。 |
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パッケージ |
パッケージは、いわゆる「黒箱」のタイプとなっています。
そのほか、トミカの一部の黒箱のパッケージ側面には、このトミカのパッケージ側面に書かれた「T-29」のように謎めいた記号のようなものが書かれていますが、これはトミカに詳しい方によると、当時のトミー工業株式会社の決算期の、過去からの順番の数字を示しているのだそうです。
つまり、このトミカのパッケージ側面に書かれた「T-29」とは、トミー工業株式会社の前身の会社の決算期も含めて第29期の決算期に製造されたトミカであることを示していて、すなわち写真のトミカは第29期決算期の1980年(昭和55年)3月から1981年(昭和56年)2月の間に製造されたトミカである、ということになるようです。
そうすると、写真のパッケージに「T-29」と書かれたトミカは、このトミカが新発売された1980年9月から翌年の1981年2月までの間に製造されたトミカであろうことが推測されます。
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