トミカ 油谷ショベル TY45 No.51-2 1979年9月発売 日本製
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油谷ショベル TY45

 1979年9月に発売された「油谷ショベル TY45」(No.51)のトミカ(日本製/No.51-2-1)です。

 このトミカの「油谷(ゆたに)ショベル TY45」は、当時、「株式会社神戸製鋼所」建設機械部門のショベルカー製造を担当していた「油谷重工株式会社」が、1963年7月から1985年頃まで約3,000台を製造・販売した、自走式の国産初のホイール式油圧ショベルなのだそうです。

左サイドビュー
 写真のトミカのホイールは、後輪が発売初期の「12Dホイール」となっています。(後期は12Hホイールのバージョン有り)

 「油谷ショベル TY45」は、フランスの「ポクレン社」と技術提携(1962年)して開発・設計され、発売後は、そのユニークな印象的な形と外観で、当時のホイール式油圧ショベルの代名詞的存在となったそうです。

 実車の「油谷ショベル TY45」は、最高速度が約16km/hで、その車輪配置形状から安定性にやや難があったそうで、発売当初のモデルは、数台がフランスからの輸入だったという情報もあるようです。

リアビュー
 運転席のある旋回台の後部には「TY45」、「YUTANI」と刻印されています。

 油谷重工株式会社は、建設機械のアタッチメントである、破砕や解体のためのニブラー、林業家に意見を聞いて国産化したウッドグラップルなどを日本で初めて製造・販売したり、油圧ショベルに装着するアタッチメント「ペッカー」(床面・側面はがし機)を発売するなど、当時他社では扱わなかった製品を製造・販売した実績があることでも知られるようです。

 アーム部分は上下可動、運転台(旋回台)は旋回可動仕様となっています。

 なお、油谷重工株式会社(1922年設立)は、1999年10月1日に「株式会社神戸製鋼所」から建設機械カンパニー(クレーン製造部門・企画統括部門)が分社され、それに国内の販売会社「神鋼コベルコ建機株式会社」と油谷重工が統合・合併されて、「コベルコ建機株式会社(KOBELCO)」となったそうです。


 YUTANI SHOVEL TY45
 tomica
 ©1979 TOMY
 NO.51
 S=1/90
 MADE IN JAPAN

 発売時価格 ¥240円
 運転台旋回/アーム上下可動

 発売期間 1979年9月~1988年7月


 2019.09.17現在










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