機動戦士Gundam GQuuuuuuX 限械突破 GQuuuuuuX(ジークアクス) バンプレスト |
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機動戦士Gundam GQuuuuuuX 限械突破 GQuuuuuuX(ジークアクス) バンプレスト 2025年(令和7年)5月27日(火)からアミューズメント専用景品(PRIZE ONLY)として順次登場した、「機動戦士Gundam GQuuuuuuX 限械突破 GQuuuuuuX(ジークアクス)」(バンプレスト)です。 ガンダムシリーズの最新作「機動戦士Gundam GQuuuuuuX」(ジークアクス)に登場する、主人公機の「GQuuuuuuX」(ジークアクス)が、バンプレストのプライズロボットフィギュアブランド「限械突破」から、全高約28cmの超ビッグサイズで立体化されたものです。 バンプレストのプライズブランド「限械突破」は、彩色済、ノンスケールの超ビッグサイズのロボットフィギュアシリーズとなっています。 アニメ本編中では、このジークアクスには、基本的にはマチュ(アマテ・ユズリハ)が搭乗しています。(当初はエグザベ・オリベ、一時的にニャアン) 「限界」に掛け合わせて「限械突破」と冠されるだけあって、非常にボリューム感のある大きさのロボットフィギュアで、プライズでこれだけのクオリティーのものを商品化できるなんて、バンプレストの企業力と熱意に驚きを感じるとともに、敬意を表したいレベルの出来栄えとなっています。 このジークアクスのフィギュアは、頭部、胴体以下の部分、後部(背中)のスラスターノズルの3つのパーツに分かれてパッケージに梱包されていて、飾ったりする場合には、それら3つのパーツを自分で組み立てる必要があります。 なお、このフィギュアは、可動部分は特に無いようです。 「GQuuuuuuX」(ジークアクス/gMS-Ω)は、ジオン公国軍が開発・製造した最新鋭試作モビルスーツ(MS)で、赤いガンダム(元・白いガンダム)を捜索するジオン公国軍強襲揚陸艦ソドン(元・連邦軍 ペガサス)に搭載されていて、別名はシャリア・ブルも言っていたように「ガンダム・クァックス」となっています。 (以下本編内容有り。ネタバレなどご注意ください。個人の感想ですので誤解釈もありえます。) 「機動戦士Gundam GQuuuuuuX」(ガンダム ジークアクス)は、「エヴァンゲリオンシリーズ」を手がける「スタジオカラー」と「サンライズ」の共同で初めて制作されたガンダムシリーズのアニメ作品で、テレビ放送に先駆けて2025年1月17日から、一部のエピソードを再編集した映画「機動戦士Gundam GQuuuuuuX -Beginning-」(81分)が劇場先行上映され(6月20日から再上映)、2025年4月9日から6月25日までアニメ(全12話)が放送・配信されました。 私は当初、ジークアクスの新作情報を目にしたときは、「まぁ、多少エヴァの雰囲気が入った普通に新しいガンダムアニメかな」ぐらいな感覚、認識でいました。 すると、劇場先行映画が上映された直後ぐらいから、ネット上では意外な展開の感想と過去にガンダムシリーズに登場したキャラクターの名前が上がりだしたため、興味を持つようになり、視聴してみることにしました。 第1話「赤いガンダム」を見た時は、1979年(昭和54年)4月から放送された機動戦士ガンダムシリーズ第1作の、いわゆる「ファーストガンダム」のオマージュがあるな、ぐらいの感想でしたが、第2話「白いガンダム」を見た時に衝撃が走りました。 第2話ではファーストガンダムにて使用された楽曲、効果音、セリフなどがふんだんに使用され、「え!? シャア少佐? デニム曹長? スレンダー? ジーン? サイド7潜入?」 とにかく、びっくりしました。 あの、ファーストガンダムの始まりの忘れもしないシーンが、新しい「世界線」、「if(イフ)」の視点から描かれていて「これは!?」となりました。 以来、アニメ本編には、シャリア・ブル、シムス、キシリア・ザビ、ギレン・ザビ総帥(CV 山寺宏一さん)、ララァ・スン、マ・クベ、ウラガン、マリガン、セシリア・アイリーン(ギレンの秘書官)、黒い三連星のガイアとオルテガ、ドレン、バスク・オム、フラナガン博士、カムラン・ブルーム、パオロ艦長、技士長のテム・レイ(ファーストガンダムではアムロ・レイの父)、ワッケイン、セイラなどの懐かしいキャラクター達が登場し、最終話となる第12話「だから僕は…」まで全話を視聴しました。 私は最後まで、まさかあのモブキャラのような人物(イオマグヌッソ開発スタッフのシロウズ)がシャアだったとは、夢にも思いませんでした。(第11話) また、最後はひょっとしたらアムロ・レイが登場、または物語にからんでくるのでは、とも考えていましたが、結果的にはアムロ・レイの面影が本編中で描かれることはほとんどありませんでした。(第12話でファーストガンダムにおけるRX-78-2ガンダムとシャアのゲルググ、ララァのエルメスとの戦闘シーンが描かれたぐらいで、そこでもアムロの名前は出てきません) 本編中には、イオマグヌッソ、ゼクノヴァ、オメガ・サイコミュ、アルファ型サイコミュ、エンディミオン・ユニット、M.A.V.(マヴ)、シャロンの薔薇(エルメス)などの難しい新たな用語や、私にとっては解釈が難しいシーンもたくさんありましたが、最終回第12話「だから僕は…」も非常に非常に(あえて繰り返します)衝撃的な展開で、第11話まで感じていた謎などがつながっていって、最後は「向こう側の世界」からシュウジの乗るガンダム(ほぼファーストガンダムのRX-78-2)が登場し、それぞれの信念を持ったニュータイプ達が乗るガンダム同士が、シャアとシャリ・ブルが激しく闘い、ララァが願った「シャアが死なない、シャアがガンダムに乗ればいい」という別の世界線である物語は完結を迎えました。 第12話における最後のジークアクスは、やはりスタジオカラーが手がける作品らしさを出すためか、特にエヴァの要素が入っていたように思います。 オープニングテーマ曲となった米津玄師さんの「Plazma」はとても作品のイメージに合った曲で、本編中には、懐かしい「ビギニング」(ファーストガンダム/井上大輔さん)、「BEYOND THE TIME 〜メビウスの宇宙(そら)を越えて〜」(逆襲のシャア/TM NETWORK)などの楽曲も流れ、本編全体を通しては、シュウジの「…と、ガンダムが言っている…」とうセリフが、とても印象に残りました。 最後はマチュとニャアンが仲直りできて良かったなぁ、とも思いました。 アニメのエンディング(テーマ曲「もうどうなってもいいや」)では、いつもマチュとニャアンが仲良くしていて好きだったので、余計にそう思いました。 ハロの声が、まさか釘宮理恵さんだったとは、最後まで知りませんでした。 釘宮理恵さんは、マチュの母親のタマキ・ユズリハの声も担当されているようです。 個人的には昨今でも群を抜いて素晴らしい作品となったジークアクスの物語はもっと続くだろうと思っていましたが、どうやら全12話で終了のようで、これからも、ガンダムシリーズの新たな作品の映像化に期待したいところです。 最後はシャリア・ブルが言っていたように、ザビ家亡き後のジオンの後をアルテイシア(セイラ)が継いだようで、また、生きているシャアの姿を見てララァが満面の笑みを浮かべて嬉し涙を流すシーンもあり、マチュも「(シュウジには)いつか、また会えるって、ガンダムが言っている」と言っていましたので、ジークアクスの物語は続きが作れそうですが、それは、ファンの方々がそれぞれ好きに想像・創造していけば良いことへの示唆なのか、それとも、新たな続編的作品が作られることの示唆なのか、こればかりは私では想像・予測することはできません。 なお、先日の6月26日(木)には、映画「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ キルケーの魔女」が今冬に公開予定であることが発表されています。 登場時期 2025年(令和7年)5月27日(火) 全1種 サイズ 約28cm 2025.06.30現在 |
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機動戦士Gundam GQuuuuuuX 限械突破 GQuuuuuuX(ジークアクス/写真左)と「赤いガンダム」(写真右) バンプレスト バンプレストのロボットフィギュアブランド「限械突破」から登場したジークアクスと「赤いガンダム」を並べて撮影してみました。 2機を並べると、それぞれが大きいだけに存在感がすごいです。 また、2機を並べると、機体の外観・デザインの違いを比較することができます。 ジークアクスはジオン公国軍が開発・製造し、「赤いガンダム」(gMS-α)は、元は連邦軍が開発・製造した「RX-78-02」の「白いガンダム」ですので、それぞれの外観・デザインがかなり異なっていることがわかります。 ジークアクスは非常に洗練されて先進的なデザインを感じさせるモビルスーツ(MS)となっていますが、「赤いガンダム」のほうは、角張った機体各部とランドセルに2本差しのビーム・サーベルがいかにもガンダムらしく、そこがまたカッコよさを感じさせるひとつのポイントになっている気がします。 今後は、同じくバンプレストのプライズロボットフィギュアブランド「限械突破」から、「GFreD(ジフレド)」が2025年7月17日(木)から、「白いガンダム」(RX-78-02)が2025年8月に登場予定となっています。 なお、「限械突破」の「赤いガンダム」は、2025年6月10日(火)から順次登場しています。 ☆詳細は以下のリンクから↓ 機動戦士Gundam GQuuuuuuX 限械突破 赤いガンダム(バンプレスト) |
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機動戦士Gundam GQuuuuuuX 限械突破 GQuuuuuuX(ジークアクス) バンプレスト パッケージ パッケージの大きさは、W 約150mm×D 約150mm×H 約280mmとなっていて、フィギュア本体が結構重いため、重量感があります。 また、写真は掲載していませんが、パッケージには「限械突破 -GENKAI TOPPA- 圧倒的ボリューム、圧倒的存在感 限界を超え全てを圧倒するロボットフィギュアシリーズ。」と書かれています。 |
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パッケージ内の包装の様子 このジークアクスのフィギュアは、頭部、胴体以下の部分、後部(背中)のスラスターノズルの3つのパーツに分かれてパッケージに梱包されていて、飾ったりする場合には、それら3つのパーツを自分で組み立てる必要があります。 |
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