大井川鉄道 撮り鉄記録~鉄道関連趣味の部屋♪ 

このページでは、特に「大井川鉄道」にて運転される電車やSLを撮り鉄(撮影)した写真画像などを掲載しています♪
大井川鉄道(本社所在地:静岡県島田市)は、鉄道路線の大井川本線(金谷駅~千頭駅 39.5km)と
井川線(「南アルプスあぷとライン」千頭駅~井川駅 25.5km)を運営していて、
大井川本線では蒸気機関車 (SL)が運転されることで知られています。
なお、大井川鉄道の「鉄」の字は、旧字体の「鐵」が正しい表記となっています。

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大井川鉄道「きかんしゃトーマス号」 Ōigawa Railway
「きかんしゃトーマス13号」(C11形蒸気機関車「C11 227」+旧型客車+E102)

 大井川本線の福用~大和田間を大和田駅方面(千頭方面)へ行く、「きかんしゃトーマス13号」(第1003列車・C11形蒸気機関車「C11 227」+旧型客車7両+E102[補助電気機関車])です。
 けん引されている客車は、「スハフ42 304」、「オハ47 512」、「オハ47 380」、「オハ47 398」、「スハフ42 184」、「オハ47 81」、「スハフ42 286」の7両で、車体がオレンジ色に塗装され、営業運転の際には、トーマスの声による車内放送が行われているようです。

 上の写真は、福用駅の北方約300mあたりのところにて撮影したものです。 [撮影場所地図]

 「きかんしゃトーマス13号」の経路は、新金谷(10:38始発)→家山(11:06着 11:08発)→千頭(11:51着)となっています。

 大井川鉄道における、この「きかんしゃトーマス号」運転のイベントは、「きかんしゃトーマス」のマスターライセンスを保有する株式会社ソニー・クリエイティブプロダクツと大井川鉄道のパートナーシップのもとで、2014年7月12日から10月12日までの間に新金谷~千頭間の計52往復が予定されているようです。
 また、千頭駅構内に留置されていた「9600形49616」が、「きかんしゃトーマス」に登場する日本からソドー島にやってきた蒸気機関車「ヒロ号」に改造されて展示され、「きかんしゃトーマス号」の運転期間中に千頭駅構内と同駅近くに隣接する「音戯(おとぎ)の郷」にて「トーマスフェア」が開催されています。

 実物の鉄道で「きかんしゃトーマス」の世界を再現する試みは、「きかんしゃトーマス」の母国イギリスでは実現済みではあるものの、アジア地域では今回の大井川鉄道によるものが初めてとなるそうです。

 「きかんしゃトーマス」(和名正式名称「きかんしゃトーマスとなかまたち」)は、イギリスのウィルバート・オードリー牧師が描く「汽車のえほん」を原作とし、1984年からイギリスで放送が始まった鉄道模型を使用して撮影する人形劇、コンピュータを使用してアニメーションを制作するCGアニメーションの幼児向けテレビ番組で、イギリスの架空の島「ソドー島」の鉄道で働く、顔と意志を持った機関車や車両たちと、それに関わる人々を描いています。

 テレビ放送でも大井川鉄道での「きかんしゃトーマス号」の運転が紹介されるなど、今回のこのイベントは一般の多くの人達の注目も集めているようで、上の写真を撮影した場所でも親子連れの方達をはじめ、多くの人達が「きかんしゃトーマス号」が走行していく姿を見つめていました。

 今回「きかんしゃトーマス号」に改造されたC11形蒸気機関車は、旧国鉄の前身である鉄道省が1932年(昭和7年)に設計し、1932年から1949年にかけて総計401両が生産され、主に全国各地のローカル線の列車牽引に使用された過熱式の小型タンク式蒸気機関車なのだそうで、「C11 227」(製造番号1108)は、「日本車輛製造」本店にて1942年(昭和17年9月18日竣工)に製造された3次形となるようです。

 「C11 227」は、戦後に苗穂機関区に配置され、1964年に苫小牧機関区へ転属、その後1974年に釧路機関区へ転属し、国鉄時代最終期には標津線で使用され、1975年(昭和50年)6月25日に除籍された後、大井川鉄道に入線し、1976年(昭和51年)7月9日のSL急行運転開始において動態保存としての営業運転を開始したそうです。


 なお、今回運転された「きかんしゃトーマス13号」の最後尾には補助電気機関車「E10形(E102)」が連結されていました。


 左の写真は、上の写真を撮影したのと同じ場所にて「きかんしゃトーマス13号」を後追い撮影したもので、最後尾に連結されているのが補助機関車(補機)の「E10形(E102)」です。

 沿線にて多くの人が「きかんしゃトーマス号」が走行していく姿を見つめていました。

 (※詳細「Wikipedia」など参照)

 2014.08.13現在





「きかんしゃトーマス14号」(C11形蒸気機関車「C11 227」+旧型客車+E102)

 大井川本線の田野口~下泉間を下泉駅方面(新金谷方面)へ行く、「きかんしゃトーマス14号」(第1004列車・C11形蒸気機関車「C11 227」+旧型客車7両+E102[補機])です。

 田野口駅の南西約500mあたりの大井川に架かる「中徳橋」にて撮影したもので、写真左側には大井川が見えています。 [撮影場所地図]

 「きかんしゃトーマス14号」の経路は、千頭(14:10始発)→川根温泉笹間渡(14:47発)→家山(14:54着 14:59発)→新金谷(15:27着)となっています。


 2014.08.13現在




「きかんしゃトーマス14号」(C11形蒸気機関車「C11 227」+旧型客車+E102)

 大井川本線の福用~大和田間を福用駅方面(新金谷方面)へ行く、「きかんしゃトーマス14号」(第1004列車・C11形蒸気機関車「C11 227」+旧型客車7両+E102[補機])です。

 福用駅の北方約400mあたりの場所にて撮影したものです。 [撮影場所地図]


 2014.08.13現在




「きかんしゃトーマス」(C11形蒸気機関車「C11 227」)

 「きかんしゃトーマス13号」(新金谷駅 10:38始発)の出発前に、新金谷駅に併設されている「新金谷車両区」構内を移動する「きかんしゃトーマス」(C11形蒸気機関車「C11 227」)です。

 なお、「C11 227」号機を改造した「きかんしゃトーマス」の車体前面の「トーマス」の顔の目は、可動する仕様になっています。
 そのため、「トーマス」の目の角度によっては、まるで「トーマス」が自分の意思でこちらを見つめているかのような演出もできるようになっていて、そのことがいっそう「きかんしゃトーマス」の世界のリアルさを醸し出していると思います。

 上の写真では、「トーマス」の目が右下方向を向いていて、まるで「トーマス」が自分の意思で子供達を優しく見つめているかのような光景となっています。

 写真左側が金谷駅方面、右側が新金谷駅になります。


 2014.08.13現在




千頭駅構内にて「きかんしゃトーマス」と並ぶ「ヒロ」、「ラスティー」

 千頭駅にて開催されていたイベント「トーマスフェア」会場の「トーマス広場」にて、「ヒロ」と並ぶ「きかんしゃトーマス」と「ラスティー」(写真左側)です。

 新金谷駅を10時38分に出発した「きかんしゃトーマス13号」は、終点の千頭駅に到着すると、「きかんしゃトーマス」(「C11 227」改造)は客車から切り離されて、現在千頭駅にて常時展示中の「ヒロ」(「9600形49616」改造)の隣に並べられて、折り返し新金谷駅に向けて「きかんしゃトーマス14号」(千頭駅 14:10発)として出発するまでのしばらくの間、「ヒロ」と「トーマス」が仲良く並ぶ姿を見ることができるサービスが行われています。

 写真手前側が崎平駅方面(新金谷・金谷方面)で、写真右端のほうには、オレンジ色に塗装された「きかんしゃトーマス号」の客車が見えています。

 また、写真左端に見えるホームの左側には、「南アルプスあぷとライン」(井川線)の乗降場である6番線ホームがあります。


 2014.08.13現在




千頭駅構内にて並ぶ「トーマス」と「ヒロ」の後部
(←写真左)

 千頭駅の「トーマス広場」にて並んで展示されていた「トーマス」(「C11 227」改造)と「ヒロ」(「9600形49616」改造)の後部側を撮影したものです。

 なお、写真左端に見える電車は、千頭駅の4番線に停車中の、16000系(16001F[16001+16101]・元近鉄16000系特急形車両)です。


 2014.08.13現在


「トーマス」(「C11 227」改造)の運転室内の様子
(←写真左)

 千頭駅の「トーマス広場」にて「ヒロ」と並んで展示されていた「トーマス」(「C11 227」改造)の運転室内の様子を撮影したものです。


 2014.08.13現在


「きかんしゃトーマス号」の客車内の様子
(←写真左)

 終点の千頭駅に到着した「きかんしゃトーマス13号」の客車「スハフ42 286」の車内を撮影したものです。

 車内には、「トーマス」のポスターとソドー島の鉄道路線地図「RAILWAY MAP of the Island of SODOR」が掲示されているほか、座席には「トーマス」と「ヒロ」のイラストが描かれたリネン(背もたれカバー)が取り付けられていました。

 このほか、写真には写っていませんが、車内の天井には「トーマス」らのキャラクターのイラストが描かれた小旗が吊るされていたようです。

 2014.08.13現在


千頭駅にて展示されていた「ラスティー」
(←写真左)

 千頭駅にて開催されていた「トーマスフェア」会場の「トーマス広場」にて展示されていた「ラスティー(Rusty)」です。

 「ラスティー」の車体番号は5番で、主に線路やトンネル、橋の修理や点検を担当する小さなディーゼル機関車で、ディーゼルでは初めて性格のいい機関車として登場し、トーマス達のあいだでは頼りになる存在なのだそうです。

 (※詳細「Wikipedia」参照)

 2014.08.13現在



大井川鉄道 電車 Ōigawa Railway
16000系(16001+16101)
大井川鉄道 16000系(16001+16101)

 大井川本線の福用~神尾間を神尾駅方面(金谷方面)へ行く、16000系(16001F[16001+16101])「普通 金谷」行(列車番号14:千頭 11:20始発→金谷 12:34着)です。
 福用駅の南方約500mあたりのところにある「福用砕石踏切」にて撮影。
  [撮影場所地図]

 この16000系は、かつて近畿日本鉄道(近鉄)にて使用されていた16000系特急形車両で、1965年(昭和40年)に「近畿車輌」(大阪府東大阪市)により製造された車両なのだそうです。

 1997年(平成9年)に第1編成と第2編成を、続いて2002年(平成14年)に第3編成を近鉄から譲り受け、平成10年7月23日から大井川本線にて営業運転を開始し、現在は2両編成×3本(モハ16001+クハ16101、モハ16002+クハ16102、モハ16003+クハ16103)が普通列車の主力として活躍しているそうです。

 車両の内外装については、ワンマン運転対応改造に伴う最前部1列の座席の撤去と、トイレ・洗面所・車販準備室が封鎖されたこと以外は、塗色などほぼ近鉄にて運用されていた時と同様の状態で運用されているようです。
 また、第1・第2編成は、リクライニングしない回転式シートで、第3編成は座席のリクライニング機構がそのまま残っているそうです。

 (※Wikipedia、「大井川鉄道」公式サイト~「車両紹介」参照)

 2013.12.31現在


大井川鉄道 16000系(16002+16102)

 大井川本線の金谷~新金谷間(「新金谷車両区」付近)を新金谷駅方面(千頭方面)へ行く、16000系(16002F[16002+16102])臨時「急行 千頭」行(列車番号3801:金谷 09:35始発→千頭 10:46着)です。

 新金谷駅の南東約300mあたりのところにて撮影したもので、写真右側には「新金谷車両区」に留置されていた旧型客車「オハ35 435」が見えています。

 2014.08.13現在




大井川鉄道 16000系(16003F[16003+16103])「きかんしゃトーマス号」ラッピング電車

 大井川本線の福用~大和田間を福用駅方面(新金谷・金谷方面)へ行く、16000系(16003F[16003+16103])「普通 金谷」行(列車番号6:千頭 09:30始発→金谷 10:41着)です。

 2014年7月12日から10月12日までの間に、大井川本線にて蒸気機関車「C11 227」号機を改造した「きかんしゃトーマス号」が運転されることに伴い、同年4月26日から、上の写真の16000系「16003F」が「きかんしゃトーマス号」をPRするラッピング電車となって運転されているそうです。

 車体側面には、「トーマス」や「パーシー」、「ゴードン」、「ヒロ」などの「トーマスのなかまたち」をはじめ、ソドー島の鉄道の局長「トップハム・ハット卿」のイラストや、「しゅっぱつしんこう!蒸気機関車のトーマス!日本ではじめて迫力のトーマス号が大井川鐵道を走る!」、「きかんしゃトーマス 2014年夏に日本初走行!!」と書かれたラッピングが施されているのが見えます。

 福用駅の北方約200mあたりのところにて撮影したもので、写真左側が福用駅方面(新金谷・金谷方面)になります。 [撮影場所地図]

 2014.08.13現在




大井川鉄道 16000系(16003F[16003+16103])

 大井川本線の新金谷駅方面(家山・千頭方面)から終点の金谷駅(1番線)に接近中の、16000系(16003F[16003+16103])「普通 金谷」行(列車番号86:新金谷 16:19始発→金谷 16:24着)です。

 JR金谷駅の東海道線3番ホーム北東端側(島田・静岡寄り)にて撮影。

 2018.06.30(Sat)[16:23]現在





21000系(21003+21004)
大井川鉄道 21000系(21003+21004)

 大井川本線の千頭駅(始発駅)を出発して崎平駅方面(金谷方面)へ行く、21000系(21003+21004)「普通 金谷」行(列車番号18)です。
 千頭駅の南方約300mあたりのところにて撮影。 [撮影場所地図]

 この21000系は、南海電気鉄道(南海電鉄)が1997年(平成9年)まで使用した21001系「ズームカー(丸ズーム)」で、南海高野線の急行、特急用車両として、1958年(昭和33年)から1964年(昭和39年)にかけて、帝國車輛工業(大阪府堺市)により製造された車両なのだそうです。
 なお、帝國車輛工業は、1968年(昭和43年)に東急車輛製造と合併したそうです。

 南海電鉄から扉間に転換クロスシートが残されていた第1・第2編成の先頭車を譲り受けたものだそうで、1994年(平成6年)に21000系「モハ21001+モハ21002」(2両)を、続いて1997年(平成9年)に21000系「モハ21003+モハ21004」(2両)が導入されたそうです。
 なお、現在使用されている車両は、ワンマン運転化改造及び連結面側のパンタグラフの撤去工事を受けているそうです。

 かつては、高野山への急勾配を登り、河内平野を110km/hの高速で駆け抜けた高性能車で、現在は大井川鉄道にて、かつての南海塗色で2両編成×2本が活躍しているようです。

 (※Wikipedia、「大井川鉄道」公式サイト~「車両紹介」参照)

 2013.12.31現在


大井川鉄道 21000系(21003+21004)

 新金谷駅の南側に併設されている「新金谷車両区」構内の側線に留置されていた、21000系(21003+21004)です。

 写真左奥側が金谷駅方面、右側が新金谷駅で、写真右端には、西武鉄道から購入されたE31形電気機関車「E32」が見えています。

 2014.08.13現在




大井川鉄道 モハ313+クハ513

 千頭駅の構内西側に留置されていた「モハ313+クハ513」です。

 「モハ313」(写真左側)と「クハ513」(写真右側)は、元西武鉄道の「クモハ351形」なのだそうで、西武所沢車両工場において2扉化および西武5000系レッドアローの発生品を流用して扉間の座席がクロスシート化され、1980年(昭和55年)8月に大井川鉄道に入線したそうですが、現在は廃車となっているようです。

 ・モハ313→元西武鉄道クモハ362
 ・クハ513→元西武鉄道クモハ361

 (※詳細「Wikipedia」など参照)

 2013.12.31現在





大井川鉄道 モ421+ク571

 千頭駅の構内西側に留置されていた「モ421+ク571」です。

 「モ421」(写真左側)と「ク571」(写真右側)は、元近鉄の「420系」(旧6421系特急専用車両)なのだそうで、2009年5月22日の臨時列車が最後の営業運転となり、現在は「引退」となっているようです。

 2013.12.31現在





大井川鉄道 蒸気機関車 Ōigawa Railway
SL急行「かわね路1号」
SL急行「かわね路1号」C10形蒸気機関車「C10 8」+旧型客車+E102

 大井川本線の福用~神尾間を福用駅方面(千頭方面)へ行く、SL急行「かわね路1号」C10形蒸気機関車(SL)「C10 8」+旧型客車5両+E102(補助電気機関車)です。
 福用駅の南方約500mあたりのところにある「福用砕石踏切」にて撮影したもので、写真右奥のほうで大井川本線をオーバークロスしている道路は国道473号「福用バイパス」です。 [撮影場所地図]

 SL急行「かわね路1号」の経路は、新金谷(11:52始発)→神尾→家山(12:21着 12:25発)→地名→下泉(12:45発)→駿河徳山→千頭(13:09着)となっていましたが、当日は何らかの理由で千頭到着が遅れたようです。

 C10形蒸気機関車は、旧国鉄が1930年(昭和5年)に都市近郊旅客列車用として全23両を生産したタンク式蒸気機関車なのだそうです。
 小回りの良さを発揮したそうですが、試作的要素が強く、軸重がやや大きくて地方線区での使用に難があったため、以後の増備は軽量化を施したC11形に移行していったそうです。
 製造所は、「C10 1~15(15両)」が川崎車輛(製造番号1356 - 1370)、「C10 16~23(8両)」が汽車製造(製造番号1141 - 1148)だったようです。
 そして現在では、現存するC10形蒸気機関車は、大井川鉄道のこの「8号機」のみで、1997年(平成9年)10月14日から大井川鉄道で保存運転が行われているそうです。

 当日けん引された客車は、写真左側(千頭方)から「スハフ42 186」、「オハ35 149」、「オハ47 398」、「オハ47 380」、「スハフ42 304」でした。

 また、最後尾には補助電気機関車「E10形(E102)」が連結されていました。
 補助電気機関車は、新金谷駅~金谷駅間の回送時や、客車の編成がある程度長い場合、蒸気機関車の状態などにより、最後尾に連結されるそうです。
 E10形電気機関車は、昭和24年に大井川本線の電化に伴い導入され、「E101・102」は大井川鉄道が新造した三菱重工製のオリジナル車両なのだそうです。

E10形(E102)
 左の写真は、上の写真を撮影したのと同じ場所にてSL急行「かわね路1号」を後追い撮影したもので、最後尾に連結されているのが補助機関車(補機)の「E10形(E102)」です。

 (※Wikipedia、「大井川鉄道」公式サイト~「車両紹介」参照)

 2013.12.31現在


千頭駅に到着したSL急行「かわね路1号」
(←写真左)

 千頭駅の3番線に到着したSL急行「かわね路1号」C10形蒸気機関車(SL)「C10 8」+旧型客車5両+E102(補助電気機関車)を撮影したものです。

 写真奥方向が崎平駅方面(新金谷・金谷方面)になります。


 2013.12.31現在


「C10 8」の運転室の様子①

 千頭駅の3番線に到着したSL急行「かわね路1号」のC10形蒸気機関車(SL)「C10 8」の運転室の様子を撮影したものです。

 焚口(通称カマ)には、火室内で赤く燃え盛る炎が見えています。


 2013.12.31現在


「C10 8」の運転室の様子②

 運転室の後部には、石炭らしきものが見えていました。


 2013.12.31現在




千頭駅の「英国製 50フィート転車台」にて方向転換する「C10 8」

 千頭駅構内の南側(崎平・金谷方)にある「英国製(イギリス製) 50フィート転車台」にて方向転換される「C10 8」を撮影したものです。

 この転車台は、1897年(明治30年)にイギリスの「Ransoms & Rapire」社で製造された人力で可動するもので(手動式)、2001年に国指定登録有形文化財となっているそうです。
 また、2009年には日本機械学会指定の「機械遺産」ともなっているそうです。

 この転車台は、底がすり鉢状になっているようで、日本には同一設計のものが当時15基輸入されたようです。

 なお、この転車台は、元は1984年(昭和59年)4月1日に廃止された旧国鉄の赤谷線(新潟県新発田市内)の東赤谷駅にあり、1980年(昭和55年)に千頭駅に移設されたものなのだそうです。

 この転車台で方向転換された「C10 8」は、この後再び千頭駅に到着したSL急行「かわね路1号」の旧型客車の新金谷方に連結されて、千頭駅から折り返し新金谷駅へと向かうSL急行「かわね路2号」として運転されました。


 2013.12.31現在




SL急行「かわね路2号」
SL急行「かわね路2号」C10形蒸気機関車「C10 8」+旧型客車+E102

 大井川本線の家山~大和田間を大和田駅方面(新金谷方面)へ行く、SL急行「かわね路2号」C10形蒸気機関車(SL)「C10 8」+旧型客車5両+E102(補機)です。
 家山駅の南方約800mあたりの場所にて撮影したもので、写真右側には大井川が見えています。 [撮影場所地図]

 SL急行「かわね路2号」の経路は、千頭(14:50始発)→駿河徳山→川根温泉笹間渡(15:28発)→家山(15:35着 15:40発)→神尾→新金谷(16:08着)となっていて、けん引された客車は、写真右側(新金谷方)から「スハフ42 304」、「オハ47 380」、「オハ47 398」、「オハ35 149」、「スハフ42 186」でした。

 なお、「C10 8」車両前面の煙室扉ハンドル部分には、撮影した日が年末の大晦日の12月31日だったためか「謹賀新年」と書かれた飾り付けが取り付けられていました。

 2013.12.31現在





C12形蒸気機関車「C12 164」

 新金谷駅の南側にある転車台にて展示され静態保存されている、C12形蒸気機関車「C12 164」です。

 C12形蒸気機関車は、旧国鉄の前身である鉄道省が1932年(昭和7年)から製造を開始した、過熱式のタンク式蒸気機関車なのだそうです。

 昭和時代(昭和初期)に入り、閑散支線の建設が進められた際に、経済恐慌が深刻化したことにより、建設費を安く抑えるため簡易線が数多く建設されたそうで、軸重制限のある簡易線規格路線用の、軸重が軽くて、運転コストの安い経済性を求めた小型軽量な機関車として「C12形」は設計されたようです。

 鉄道省向けとしては、1932年(昭和7年)から1940年(昭和15年)まで、および1947年(昭和22年)に総数282両が製造されているそうで、鉄道省以外に納入された11両を含めると、「C12形」の総生産数は293両となるようです。

 (※詳細「Wikipedia」など参照)


 2013.12.31現在





C12形蒸気機関車「C12 164」

 大井川鉄道の「C12 164」は、1937年(昭和12年)に日本車輌製造にて製造され、現役時代は岡山や長野を走行し、中央本線・木曽福島機関区で現役を退いたそうです。

 なお、この「C12 164」については、1973年(昭和48年)9月から千頭駅にて静態保存していたものを、公益財団法人「日本ナショナルトラスト」所有のもとで、1987年(昭和62年)7月に動態復元されたという経緯があるそうです。

 大井川鉄道が運行する「SLかわね路号」として運用された他、日本ナショナルトラスト主催の「トラストトレイン」が1ヶ月に1回運転されるなど動態保存活動が続けられていたそうですが、2005年に発生したJR福知山線脱線事故の影響によるATS設置要請に伴い、同年から休車措置がとられたそうです。

 その後、ATS装置設置費用確保のための募金活動が行われたそうですが、募金総額は半分程度しか集まらず、また休車となってから5年以上が経過していたこともあり、動態保存は終了され、再度静態保存されることとなり、現在は上の写真のように、2011年に新設された新金谷駅の転車台での展示車両として活用されているようです。

 (※詳細「Wikipedia」など参照)

 2013.12.31現在





新金谷車両区の「C11 227」と「C10 8」

 新金谷駅に併設されている「新金谷車両区」にて撮影したC11形蒸気機関車「C11 227」(写真中央)とC10形蒸気機関車「C10 8」(写真右)です。

 なお、写真左側に見えている電気機関車は、ED500形電気機関車「ED501」です。


 2013.12.31現在


9600形蒸気機関車「49616」

 千頭駅の構内に留置され静態保存されている、9600形蒸気機関車「49616」です。

 9600形蒸気機関車は、旧国鉄の前身である鉄道院が1913年(大正2年)から製造を開始した、日本で初めての本格的な国産貨物列車牽引用のテンダー式蒸気機関車なのだそうです。

 1941年(昭和16年)までに総数828両が製造され、四国を除く日本全国で長く使用され、旧国鉄において最後まで稼動した長命な形式の蒸気機関車となったそうです。

 この9600形「49616」は、1920年(大正9年)に川崎造船所にて製造され、北海道形切詰除煙板、戦前型ナンバープレートを装備しているそうです。


 ・テンダー機関車→機関車に炭水車(テンダーとも呼ばれる、ボイラーに投入する石炭および水を積載した燃料運搬車両)が接続された形式の機関車

 ・タンク機関車→炭水車をもたず、機関車本体に炭庫や水槽を装備する機関車

 (※詳細「Wikipedia」参照)


 2013.12.31現在





大井川鉄道 井川線「南アルプスあぷとライン」 Ōigawa Railway
井川線 「せっそ号」DD201(ROT HORN)+スロフ316+スロフ317+クハ604

 川根両国駅方面(井川方面)から終点の千頭駅(6番線)に接近中の、井川線「せっそ号」DD201(ROT HORN)+スロフ316+スロフ317+クハ604(井川→千頭)です。

 2013.12.31現在




DD20形ディーゼル機関車「DD201 ROT HORN」

 終点の千頭駅(6番線)に到着した「せっそ号」のDD20形ディーゼル機関車「DD201 ROT HORN」(ロートホルン)です。

 1982年から1986年の間に大井川鉄道が導入した6両のDD20形ディーゼル機関車には、それぞれ異なる愛称が付けられているそうで、上の写真の「DD201」には、1977年に大井川鉄道と姉妹鉄道となったスイスの登山鉄道「ブリエンツ・ロートホルン鉄道」に由来した「ROT HORN」(ロートホルン)の愛称が付けられています。

 上の写真の「DD201」の車体側面中央には、「DD201 ROT HORN」の表示を見ることができます。

 2013.12.31現在




井川線「せっそ号」 DD201「ROT HORN」+スロフ316+スロフ317+クハ604

 終点の千頭駅(6番線)に到着した、井川線「せっそ号」DD201(ROT HORN)+スロフ316+スロフ317+クハ604(井川→千頭)を撮影したものです。

 先頭(写真手前側)のDD201「ROT HORN(ロートホルン)」には、「せっそ」のヘッドマークが取り付けられていますが、「せっそ」とは、井川線の駅である「接岨峡温泉駅(せっそきょうおんせんえき)」(千頭起点:キロ程 15.5km)周辺にある「接岨峡温泉(せっそきょうおんせん)」が列車名の由来となっているものと思われます。


 2013.12.31現在


千頭駅構内に留置されている井川線用客車

 千頭駅の構内には、井川線にて運用される客車が留置されていました。

 千頭駅の井川線6番線ホーム南端側(崎平・金谷方)にて撮影。


 2013.12.31現在




大井川鉄道 電気機関車 Ōigawa Railway
ED500形「ED501」

 新金谷駅に併設されている「新金谷車両区」に留置されていた、ED500形電気機関車「ED501」です。

 このED500形は、元はかつて「大阪窯業セメント」(「大阪セメント」を経て現在の「住友大阪セメント」)が伊吹工場専用線で使用していた「いぶき500形」直流用電気機関車で、同専用線廃止後に大井川鉄道に譲渡されたものなのだそうです。

 大阪窯業セメント「いぶき500形」電気機関車は、1956年に日立製作所で2両が製造され、形式名の「いぶき」は、大阪セメント伊吹工場専用線の名の由来になった伊吹山から取られたものなのだそうです。

 同線のセメント輸送が、1999年6月末限りでトラックに切り替えられ廃線となったため、大井川鉄道に譲渡され、ED500形「ED501・502」として2000年2月22日に竣工し、3月18日から運転が開始されたそうです。

 なお、車体側面中央部には「いぶき 501」の文字表示がそのまま残っています。

 (※詳細「Wikipedia」、「大井川鉄道」公式サイト~「車両紹介」参照)


 2013.12.31現在


E10形「E103」

 千頭駅の構内に留置されていた、E10形電気機関車「E103」です。

 E10形電気機関車は、昭和24年に大井川本線の電化に伴い導入され、「E103」は大井川鉄道が新造した「日立製作所」製造のオリジナル車両なのだそうです。

 なお、この「E103」は、1970年(昭和45年)9月から1984年(昭和59年)4月までの間、岳南鉄道に譲渡され、「ED103」として運用された時期があるようです。


 2013.12.31現在


E31形「E32」

 千頭駅の構内に留置されていた、E31形電気機関車「E32」です。

 老朽化したE10形とED500形の電気機関車を置き換えるために、西武鉄道から3両が購入され、2010年(平成22年)9月10日に横瀬車両基地から搬出されて、本体を乗せたトレーラーと台車類を乗せた大型トラックなどによる陸送で新金谷車両区まで輸送されたそうです。

 E31形電気機関車は、元は西武鉄道が使用していた小型直流用電気機関車で、1986年(昭和61年)から翌1987年(昭和62年)にかけて、E31~E34の4両が製造されたそうです。

 なお、「E31」のみは西武鉄道にて保存されることになったようです。

 (※詳細「Wikipedia」参照)

 2013.12.31現在


E31形「E33」

 千頭駅の構内に留置されていた、E31形電気機関車「E33」です。


 2013.12.31現在


E31形「E34」
(←写真左)

 千頭駅の構内に留置されていた、E31形電気機関車「E34」です。


 2013.12.31現在




大井川鉄道 新金谷駅 しんかなや
大井川鉄道 新金谷駅(しんかなや) 駅舎

 新金谷駅の駅舎を南側から撮影したものです。

 新金谷駅には、駅に隣接して大井川本線にて運転される蒸気機関車や電車などの車両整備を行う「新金谷車両区」が併設されていて、SL急行の始発駅となっています。

 2013.12.31現在

新金谷駅のホーム

 新金谷駅のホームを北側から撮影したもので、写真左側が代官町駅方面(千頭方面)、奥側が金谷駅方面になります。

 新金谷駅は、島式ホーム1面2線の駅で、駅の構内に多くの旧型客車が留置されている光景を見ることができます。

 2013.12.31現在


新金谷駅の改札口

 新金谷駅の改札口を撮影したもので、写真奥側がホームになります。

 2013.12.31現在

新金谷駅の駅舎内にある売店コーナー

 新金谷駅の駅舎内の待合室に設けられている売店コーナーです。

 お菓子やビールをはじめ、SL関連のグッズも販売されていました。

 2013.12.31現在




大井川鉄道 千頭駅 せんず
大井川鉄道 千頭駅(せんず)

 千頭駅を北側から撮影したもので、写真中央奥の建物が千頭駅の駅舎になります。

 写真正面奥方向が崎平駅方面(新金谷・金谷方面)、左方向が静岡側、右方向が名古屋側になります。

 また、写真には写っていませんが、写真左側約50mのところには大井川が流れています。

 2014.08.13現在

千頭駅 駅舎

 千頭駅の駅舎を北西側から撮影したものです。

 写真左方向が東京側、正面奥方向が静岡側、右側が浜松・豊橋側になります。

 2013.12.31現在


千頭駅のきっぷうりば・改札口

 千頭駅の駅舎内のきっぷうりばと改札口を撮影したものです。

 写真左側が改札口で、左奥側が大井川本線(千頭~金谷)のホームになります。
 また、写真正面奥方向が南方向で、崎平駅方面(新金谷・金谷方面)になります。

 なお、井川線「南アルプスあぷとライン」(千頭~井川)の乗降場である6番線ホームは、写真左側の改札口を入って右側にある中間改札口を通った先にあります。

 2013.12.31現在

千頭駅の大井川本線と井川線との中間改札口

 千頭駅の大井川本線と井川線との中間改札口を撮影したものです。

 写真奥の改札口を入って左方向に井川線の乗降場である6番線ホームがあります。

 また、大井川本線のホームは写真手前左側(南側)、写真右側(北側)が千頭駅改札口・きっぷうりば及び駅出入口になります。

 2013.12.31現在


千頭駅の駅舎内にある売店コーナー

 千頭駅の駅舎内にある売店コーナーです。

 SLテレホンカード、SLカレンダー、アプトラインカレンダーなどの鉄道関連グッズをはじめ、オリジナルビールの「大井川鐵道ビール」も販売されていました。

 なお、写真左側が駅舎出入口(北方向)、写真右側が改札口で崎平駅方面(新金谷・金谷方面)になります。

 2013.12.31現在

千頭駅に到着したSL急行「かわね路1号」

 千頭駅の3番線に到着したSL急行「かわね路1号」C10形蒸気機関車(SL)「C10 8」+旧型客車5両+E102(補助電気機関車)を、千頭駅の改札口近辺から撮影したものです。

 写真右奥方向が崎平駅方面(新金谷・金谷方面)になります。


 2013.12.31現在



千頭駅

 千頭駅(写真左側)を南側(崎平・金谷方)から撮影したもので、写真右側には道路をはさんで大井川が見えています。

 千頭駅構内の写真いちばん右側のホームが1番線ホームで、3番線には千頭駅に到着したSL急行「かわね路1号」C10形蒸気機関車(SL)「C10 8」+旧型客車5両+E102(補助電気機関車)が見えています。


 2013.12.31現在

千頭駅構内の様子

 千頭駅構内の様子を南側(崎平・金谷方)から撮影したもので、写真左奥のほうには小さくですが、元近鉄「420系」の「モ421+ク571」、元西武鉄道「クモハ351形」の「モハ313+クハ513」の姿が見えています。


 2013.12.31現在


千頭駅構内の様子

 千頭駅構内の様子を南側(崎平・金谷方)から撮影したものです。

 写真中央奥やや右側には、小さくですが、千頭駅の構内に留置され静態保存されている9600形蒸気機関車「49616」と、西武鉄道から購入されたE31形電気機関車の姿が見えています。


 2013.12.31現在

千頭駅の普通入場券

 千頭駅の普通入場券です。
 料金は¥150円でした。

 普通入場券には、井川線の川根両国駅付近で撮影された「1275形蒸気機関車」が牽引する「ミニSL列車」の写真が印刷されていました。

 写真の「1275形蒸気機関車」は、元は「新潟臨港」が、ドイツの「オーレンシュタイン・ウント・コッペル」で1922年(大正11年)に製造した、サイド・ウェルタンク式機関車なのだそうで、当初は「A形」と称されたようです。

 そして、1941年(昭和16年)に「新潟臨港開発」が国有化されたことに伴い、旧国鉄の前身である「鉄道省」籍となり、その際に「1275形」という名称が付与されたそうです。

 その後、鉄道省から1943年(昭和18年)7月に日本ステンレスの直江津工場に払い下げられたものを、1972年(昭和47年)10月に大井川鉄道が購入し、千頭駅~川根両国駅間の側線で運転された「ミニSL列車」の牽引機として動態保存されたそうです。

 1989年(平成元年)の運転終了後は、千頭駅構内で静態保存された後、1997年(平成9年)に新金谷駅前の「プラザロコ」に移されたそうです。

 (※詳細「Wikipedia」参照)


 2013.12.31現在



大井川鉄道「鉄道むすめ 井川ちしろ」(←写真左)

 千頭駅の改札口付近に立てられていた大井川鉄道「鉄道むすめ 井川ちしろ」のパネルです。

 「鉄道むすめ」は「TOMYTEC(トミーテック)」が展開するキャラクターコンテンツで、実在する鉄道会社の現場で活躍する制服を着たオリジナルキャラクターです。

 「井川ちしろ」は、大井川鉄道の車掌で、ボーイッシュな性格の持ち主でSLが大好き、将来の夢は機関士なのだそうです。
 また、名前の由来は「井川駅」と「アプトいちしろ駅」からきているそうです。


 2013.12.31現在




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