トミカ きかんしゃヒロ No.143 ロングタイプ 2020年12月発売
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きかんしゃヒロ

 2020年(令和2年)12月26日(土)に発売された「きかんしゃヒロ」(No.143)のロングタイプのトミカ(ベトナム製/No.143-4)です。

 このトミカは、「きかんしゃトーマス」に登場する「ヒロ」に貨車1両が連結されたロングトミカとなっています。

フロントビュー

 ヒロのフロント部には連結部が備えられていて、他の「きかんしゃトーマス」のロングトミカの「きかんしゃ」や貨車、客車を連結できるようになっています。


 (パッケージ表記)
 きかんしゃヒロ
 HIRO
 トミカ 143 TAKARA TOMY
 連結・切り離し

 (車体底面)
 ・ヒロ
 ©2020 Gullane(Thomas)Limited
 K20 TOMICA 2020
 No.143 HIRO ©TOMY
 MADE IN VIETNAM

 ・貨車
 ©2020 Gullane(Thomas)Limited.
 MADE IN VIETNAM

 発売時価格 ¥900円(税10%別)
 発売期間 2020年12月26日~


 2025.02.26現在




 「きかんしゃトーマス」(Thomas & Friends)は、イギリスのウィルバート・オードリー牧師が1945年から創刊した「汽車のえほん」(原題:The Railway Series)を原作とし、イギリスのアイリッシュ海に浮かぶとされる架空の島「ソドー島」に敷設された鉄道で働く機関車たちを中心とする物語を描く映像作品で、現在では日本国内をはじめ世界的に知名度の高い作品となっています。

 パッケージに書かれた説明文によると、「ヒロ」は、昔、日本からソドー島にやってきた機関車で「鉄道の英雄」と呼ばれて活躍していました。

 しかし、ソドー島にて故障してしまい部品が届くのを待っていましたが、長い間、森の中で忘れ去られてしまいました。

 そして、ある時偶然、見知らぬ森に迷い込んだトーマスと出会い友達になりました。

 ヒロは礼儀正しく紳士的で、誰にでも優しい機関車で、一度日本に帰りましたが、再びソドー鉄道に戻り、「鉄道の達人」として活躍しています。

 ヒロは、「きかんしゃトーマス」シリーズにおいて初となる日本出身のキャラクターで、日本のかつての鉄道省(1920年5月15日~1943年11月1日)が設計・製造した「D51形蒸気機関車」がモデルとなっています。

 「D51形蒸気機関車」は、旧国鉄の前身である鉄道省が、主として貨物けん引用の蒸気機関車として設計・製造したテンダー式蒸気機関車(石炭・水を積載した燃料運搬車両「炭水車」が接続された形式)です。

 当時の設計主任は、戦後の新幹線計画の実現にも貢献された、島秀雄氏となっています。

 「D51」は、1936年(昭和11年)から1945年(昭和20年)まで製造され、国鉄における所属総数は1,115両(海外向けなどを含む総生産台数は1,184両)で、全国各地にて活躍し、日本における蒸気機関車の代名詞的な存在として親しまれ、「デゴイチ」の愛称で呼ばれています。


上部ビュー


左右サイドビュー

 ヒロの除煙板(デフレクターともいう)部分には金色地に「HIRO」と書かれ、炭水車部分側面には車体番号の「51」の数字が描かれています。

 除煙板(じょえんばん)は、蒸気機関車のボイラー前端部または煙突の左右両側に設置され、走行時に車両前方からの空気の流れを上向きに導くことで、煙突から排出される煤煙を上方へと流し、運転室からの前方視界を改善する効果があるそうです。



リアビュー

貨車の後端部には連結用パーツが取り付けられています。



ヒロと貨車を切り離した状態

 ヒロと貨車は、切り離し、連結ができるようになっています。

 「きかんしゃトーマス」に登場する「トーマス」、「パーシー」、「ジェームス」、「ゴードン」、「ヒロ」のロングトミカは、各連結部が共通パーツとなっているようなので、それぞれ別商品となっている機関車と貨車や客車を連結して遊ぶことができるようになっています。



貨車をヒロの前部に連結した状態

 貨車はヒロの前部にも連結させることができます。

 このようにすると、あたかも操車場や貨物駅構内で、ヒロが貨車を押す推進運転による入換作業をしているかのようなシーンを再現して遊ぶこともできます。



ヒロとジェームスの重連

 「きかんしゃトーマス」のロングトミカは、機関車と貨車や客車の前後に連結部が備えられていて、それぞれを連結したり切り離して遊ぶことができるようになっています。

 写真はロングトミカの「きかんしゃヒロ」(No.143)と「きかんしゃジェームス」(No.142)を連結してみたもので、重連にして遊ぶことができます。

 そのほかに、ロングトミカのトーマス、パーシー、ゴードンなどを連結すれば、3重連、4重連、5重連という壮大な機関車の重連を見ることができるとともに、壮大な遊び方ができます。



ヒロと貨車にジェームスを連結した状態

 このように「きかんしゃトーマス」のロングトミカは、どんどんつなげて遊ぶことができるのが大きな特徴となっています。

 小さな子どもにとっては、喜ばれる機能のひとつであろうと思われます。



車体底面

 ヒロの車体底面には、「©2020 Gullane(Thomas)Limited」、「K20 TOMICA 2020 No.143 HIRO ©TOMY」、「MADE IN VIETNAM」などと記されています。

 また、貨車の車体底面には、「©2020 Gullane(Thomas)Limited.」、「MADE IN VIETNAM」と白い字で記されています。

 「Gullane(Thomas)Limited.」は、著作権に関する表記となっているようで、ガレイン(またはガルレーン、ギランなど)という会社が著作権を有しているようですが、会社自体は現在は買収されて消滅しているようです。


パッケージ

パッケージの裏側には、ヒロに関する説明文が記載されています。









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