トミカ 日産 スカイラインGT-R KPGC10(ハコスカ) パトロールカー No.21-2 日本製
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日産 スカイラインGT-R KPGC10(ハコスカ) パトロールカー

 「イイノ」特注で発売された「日産 スカイラインGT-R KPGC10(ハコスカ) パトロールカー」のトミカ(日本製/No.21-2-174)です。

 このトミカは、1968年から1972年まで販売された3代目「スカイライン」(C10型/通称ハコスカ)にあたり、1970年10月のマイナーチェンジにより追加された2ドアハードトップの「GT-R」(KPGC10型)がベースのパトカー仕様のトミカとなっています。

フロントビュー
 丸目4灯式のヘッドライトがカッコよく似合うのが、この「ハコスカ GT-R KPGC10」の特徴でもあります。
 トミカのフロントグリル部分には、実車にあった「GT-R」のエンブレムが「GT R」の文字で再現(造形)され、ナンバープレート部分には「SKYLINE」と刻印されています。
 なお、このトミカは、サスペンションと左右ドア開閉のギミック(仕掛け)が備えられています。

 (パッケージ表記)
 KPGC 10 SKYLINE GT-R
 PATROL CAR

 (車体底面)
 SKYLINE H・T 2000GT-R
 TOMICA
 NO.21 S=1/62
 MADE IN JAPAN

 (サスペンション/左右ドア開閉)


 2023.12.09現在




 このトミカのベースとなっている、2ドアハードトップの「日産 スカイライン GT-R」(KPGC10型/1970年~1972年)は、初代「スカイラインGT-R」(1969年~1972年)の後期型(改良型)とされ、総生産台数は1,197台となっているようです。

 2ドアハードトップの「GT-R」(KPGC10型)は、前期型(登場型)の4ドアセダンの「PGC10型」(1969年~1970年)と比較して、15mm低い車高で空気抵抗が低減し、ホイールベースが70mm短縮(全長は65mm短縮)され、ボディは55mmワイドとなり、さらに車両重量20㎏の軽量化を実現したため、運動性能が向上し、「GT-R」のレースにおける競争力はさらに向上したそうです。

 そのほか、エンジンは最高出力160PS(ハイオク仕様)の2.0L(1989cc)直列6気筒DOHC「S20型」エンジンを搭載し、変速機は5速MT(フロアシフト)、駆動方式はFRとなっています。


 1969年(昭和44年)2月に3代目「スカイライン」(C10型/ハコスカ)に設定され登場した「2000GT-R」は、その後、1969年5月から2年10ヵ月の間に国内ツーリングカーレースにおいて50勝をあげ、日本のレース史における栄光を獲得し、その名を歴史に残す名車の1台となっています。


 当時において、「日産 スカイライン GT-R」(KPGC10)のパトカーの実車が存在したかどうかは私ではわかりませんが、「日産 スカイライン GT」(PGC10/4ドアセダン)の通常のパトカーと覆面パトカーは実在したようです。

 なお、「ハコスカ」と呼ばれるスカイライン(3代目 C10型)は、今現在でも時々街中を元気に走っている姿を目撃することがありますが、見かけると思わず「ハコスカだ!」と声が出てしまい、「今も元気に走ることができるんだなぁ、すごいなぁ」と、オーナーの方々の愛情や情熱が注がれた整備や手入れなどのメンテナンスに敬意を感じてしまいます。


上部ビュー

 屋根上には、赤色系の円筒形の警光灯のクリアパーツと、白色のプラパーツのサイレンが取り付けられています。

 この屋根上に取り付けられたサイレンパーツが、いかにもパトカーらしいマッスルさ(力強さ)を感じさせます。


左右サイドビュー

車体側面のドア部分には「警視庁」と書かれています。



リアビュー

 リアのトランクリッド上面には「警視庁」と書かれ、リアスポイラーが造形されています。



車体底面

シルバーの輝きが綺麗な車体底面となっています。









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