トミカ ヤマハ スポーツ TX750 白バイ No.30-2 日本製 1975年12月発売
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ヤマハ スポーツ TX750 白バイ

 1975年12月に発売された「ヤマハ スポーツ TX750 白バイ」(No30)のトミカ(日本製/No.30-2)です。

 トミカの車体中央下部には補助輪が付いています。

 「ヤマハ TX750」は、1972年7月に製造・販売が開始されたヤマハ発動機にとって初となる「ナナハン(750ccクラスのバイクの通称)」ロードスポーツで、当時多気筒エンジンが主流だった大排気量クラスに、あえて並列2気筒エンジンである本車を投入したのだそうです。

 「ヤマハ TX750」の標準のロードバイクの型式は「341」で、警察仕様(白バイ)のものは「435」だったそうです。

フロントビュー
 前輪とエンジンの間には、転倒時にエンジンやタンク部分などの損傷を抑える左右に突き出た金属のパイプ「エンジンガード」(クラッシュバー)が再現されています。

 「ヤマハ TX750」は、バランサー機構、ドライサンプ潤滑、対向ピストン式キャリパー採用のディスクブレーキ、アルミリムなどの多くの当時の先進技術が採用されたそうで、車両重量は210kg、エンジンは最高出力63馬力(PS)の743cc 空冷 並列2気筒 4ストロークSOHC2バルブのエンジンを搭載し、当時の販売価格は約¥385,000円で、1975年まで生産されたそうです。

上部および左右サイドビュー
 車体側面には、パッケージに同梱されていた「YAMAHA」、「750」と書かれたシールが貼られています。
 なお、写真のトミカでは右側面には「750」と書かれたシールが貼られておらず、「JAPAN」の刻印が見えています。

 なお、「ヤマハ TX750」は、発売初期のモデルでは、さまざまな理由でエンジン周りに故障の発生が報告されたそうで、ヤマハはその問題の解消に努力した経緯があるようです。

リアビュー
 リアのナンバープレート部分には、パッケージに同梱されていた「1-02」と書かれたシールが貼られています。

 余談にはなりますが、1968年(昭和43年)12月10日に東京都府中市で発生した有名な「三億円事件」では、犯人が使用した偽装白バイは、盗難バイクの「ヤマハ スポーツ350R1」だったそうです。

 当時の警視庁で採用されていた白バイの車種はホンダ製で、ヤマハ製の白バイは存在しなかったそうです。


 YAMAHA SPORTS TX 750 POLICE TYPE
 S=1/37
 (※パッケージ表記)

 30
 JAPAN


 発売時価格 ¥220円
 (タイヤ回転/補助輪付き)

 発売期間 1975年12月~1982年12月


 2020.07.31現在










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