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名鉄6000系固定4両編成(6003F)さよならイベントが2025年5月31日(土)開催
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名鉄6000系固定4両編成 6003編成 さよならイベント 2025年5月31日(土)
名鉄6000系固定4両編成(6003編成)さよならイベント 名鉄豊川線 諏訪町→稲荷口

 名鉄豊川線の諏訪町駅方面(国府・本宿方面)から稲荷口駅に到着する、「名鉄6000系固定4両編成さよならイベント」団体臨時列車の6000系(6003F/4両編成)です。

 種別行先表示器の表示は「団体」で、先頭車両前面には「ありがとう 6000系 固定4両編成 さよなら記念 2025.5.31」と書かれたオリジナル系統板が掲出されていました。

 この日の「名鉄6000系固定4両編成さよならイベント」は、6000系の固定4両編成が2025年5月末をもって運行終了・引退となることを記念して、6003編成が団体臨時列車として運転されたもので、運転経路は本宿(11:19発)→豊川稲荷→矢作橋→本宿(15:07着)となっていて、豊川稲荷駅では参加者限定の撮影会が行われました。

 乗車のためのイベントきっぷは、1~4号車の各号車指定(¥10,000円/両先頭車 各30人、中間車 各20人)、「系統板プラン 豊橋方」(¥15,000円/10人)、「系統板プラン 岐阜方」(¥18,000円/10人)の6種類となっていて、「系統板プラン」では、撮影会にて1人3枚まで持ち込み系統板を掲出して撮影可能となっていたようです。

 その他、乗車された方には、記念乗車証、ミニ系統板マグネットなどの記念品がもらえたようです。

 6000系の固定4両編成は、3300系や9500系などの新造・導入により廃車が進んでいたようですが、三河線や蒲郡線、広見線などで活躍している6000系の固定2両編成は、まだしばらくは現役で使用されるようです。


 私はこの「さよならイベント」の詳しい運転時刻(スジ)は知らなかったので、とりあえず、国府駅で長時間停車せず、本宿から普段どおり来るかもしれない時間帯に稲荷口駅付近で待機していたら、嬉しいことに期待通り来てくれたものです。

 下の写真は、稲荷口駅に到着する6000系(6003F)の最後尾側(モ6203/名鉄岐阜方)を後追い撮影したものです。

 この日の「さよならイベント」で運転された6003編成は、1976年(昭和51年)12月21日に落成した車両(6000系1次車)のようで、約50年近く(正確には約48年5ヵ月)におよぶ長い現役での活躍に終止符をうつことになります。

 現在、名鉄が順次導入している新型車両は、私が小さい頃から馴染みがあって思い出もある名鉄スカーレット1色の赤色の電車ではなくなっていますので、時代の流れとはいえ、長年慣れ親しんだ名鉄スカーレット1色の電車が名鉄の線路上からだんだん消えていってしまうのは、少し寂しい気もします。


 2025.05.31(Sat)[11:47]現在~天気は曇り





名鉄豊川線の稲荷口駅を出発していく名鉄6000系(6003編成)

 稲荷口駅から出発して、名鉄豊川線の終点駅となっている豊川稲荷駅方面へ行く、6000系(6003F/4両編成)です。

 後追い撮影となっています。

 この日は、この辺りでは私以外に少なくとも2名の方がこの6003編成を撮影されていたようで、注目されている感じがうかがえました。

 上の写真では親子連れと思われる方が、去り行く6003編成の後ろ姿を見送っていました。

 稲荷口駅に到着した6003編成は、ほんの少しの間、同駅に停車した後、すぐに豊川稲荷駅方面へと出発していきました。


 2025.05.31(Sat)[11:48]現在~天気は曇り





名鉄6000系 6003編成 豊川稲荷駅での撮影会の様子
多くの方に囲まれて行われていた豊川稲荷駅での撮影会

 今回の「名鉄6000系固定4両編成さよならイベント」では、豊川稲荷駅にて撮影会が行われると聞いていましたので、せっかくなので豊川稲荷駅の様子を見てみることにしました。

 豊川稲荷駅を訪れてみると… ふだんの日本車輌製造豊川製作所から出場する甲種輸送の時よりも多くの方が集まっていたので、その注目度にとても驚きました。

 撮影会の様子を見ていたら、先頭車両前面の系統板を順番に入れ替えて撮影会が行われていたようです。

 今回は私は駅構内には入場していませんが、その時の様子を以下にご紹介いたします。


 2025.05.31(Sat)[12:29~]現在~天気は曇り(時々少し明るくなる時間帯も有り)




サ6103とモ6303の連結部の様子

 私が小さい頃の名鉄車両には無かったと記憶していますが、連結部には転落防止幌が取り付けられています。




モ6203とサ6103の連結部の様子

 モ6203(岐阜方先頭車両)の「PT42-F3-M形」菱形パンタグラフが重厚感があって、本車両の歴史を感じさせます。

 モ6203の車体側面の種別行先表示器には「団体」と表示されています。




豊川稲荷方の先頭車(ク6003)の系統板撮影会の様子

 この時(撮影時)は「特急」、「碧南」の系統板が掲出されていました。




名鉄岐阜方の先頭車(モ6203)の系統板撮影会の様子

 この時(撮影時)は「刈谷経由 吉良吉田」の系統板が掲出されていました。

 以下の下のほうでは、順次交換された何種類かの系統板を撮影させて頂いたものを掲載しています。







「特急」、「西尾」の系統板

 写真手前側に見える線路はJR飯田線のもので、右奥のほうには飯田線の豊川駅が見えています。




「大江⇔東名古屋港」の系統板


「新一宮」の系統板




「団体」、「666」の系統板


「特急」、「豊川稲荷」の系統板




「万博鉄道まつり」の系統板


「急行」、「明智-八百津」の系統板




「特急」、「名古屋」の系統板





姫街道踏切を行く6000系(6003F)
名鉄6000系固定4両編成(6003F)さよならイベント 豊川稲荷→稲荷口 姫街道踏切

 豊川稲荷駅を出発して稲荷口駅方面(国府・矢作橋方面)へ行く、「名鉄6000系固定4両編成さよならイベント」団体臨時列車の6000系(6003F/4両編成)です。

 豊川稲荷駅での撮影を済ませ、豊川市内での用事を終えて帰宅途中に、名鉄の豊川稲荷駅とJR豊川駅の南西約200m~300mあたりのところにある姫街道踏切の警報機が鳴りだしたので、「ひょっとしたら6000系来るかも?」と、なかば冗談交じりにカメラを構えていたら…

 来ました! 驚いたことに、本当に6003編成が目の前を横切って行きました♪

 上述のとおり、私はこの日の6003編成の豊川稲荷発の運転時刻(スジ)は知らなかったため、このように偶然とはいえ、たまたま奇跡的に6003編成の写真が撮影できたことは嬉しい限りです。

 6003編成は、豊川稲荷駅に約2時間近く停車していたことになります。

 おそらく、この写真が、動いている6003編成を撮影した、私にとっての最後の写真となったのではないかと思います。

 豊川稲荷駅を出発した6003編成は、この後、国府駅を経由して名鉄名古屋本線の矢作橋駅へと向かう予定となっていました。

 その後、矢作橋駅から出発して、この日の「さよならイベント」の終着駅である本宿駅に到着した後は、6003編成は舞木検査場まで回送されたようです。

 長い間活躍した電車の最後を見送る時は、やはり「長い間ありがとうございました。お疲れさまでした。」との声をかけたくなります。


 ちなみに、ここの姫街道踏切は、そこそこ渋滞を引き起こすことで知られ、現時点では名鉄豊川線とJR飯田線の線路の下にトンネルを通すアンダーパス化の計画が進められています。

 姫街道は、戦国時代に整備されたという、愛知県豊川市御油町(東海道御油宿)から本坂峠、浜名湖北側を経由して静岡県磐田市見付町(東海道見附宿)までを結ぶ約60kmの街道で、地震などで浜名湖南岸側を通る東海道が通行できなくなったときなどに、迂回路としてよく利用されたそうです。

 姫街道は、1718年(享保3年)に徳川吉宗の母である浄円院が1万人以上といわれる従者達とともに通行したり、1729年(享保14年)に清国の商人がベトナムの象(ゾウ)を当時の将軍 徳川吉宗に献上するために象とともに通行したり、1808年(文化5年)に伊能忠敬が測量の際に通行したり、また、江戸時代の幕末期である1853年(嘉永6年)10月12日頃に将軍 徳川家定の正室となった天璋院篤姫(あつひめ)が江戸へ向かう際に通行したことでも知られています。


 2025.05.31(Sat)[13:48]現在~天気は曇り









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