トミカ アルピーヌ ルノー A310 レーシング No.F62-1 1978年9月発売 日本製
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アルピーヌ ルノー A310 レーシング

 1978年9月に発売された「アルピーヌ ルノー A310 レーシング」(No.F62/外国車シリーズ・フランス車)のトミカ(日本製/No.F62-1)です。

 この「アルピーヌ ルノー A310 レーシング」のトミカは、1977年のル・マン24時間レース(GTPクラス)に参戦した、カーナンバー「87」の「アルピーヌ ルノー A310 Poisson Dieppois」のマシン(実車)がモデルになっています。

フロントビュー

 このトミカは、見た目がインパクトのある、赤色と青色のツートーンカラーの車体色となっています。

 モデルとなっている実車は、赤色と青色の境目に白いラインが描かれています。


 (パッケージ表記)
 アルピーヌ ルノー A310 レーシング
 ALPINE RENAULT A310 RACING
 トミカ 外国車シリーズ フランス車
 日本製 T27
 TOMICA F62 FRANCE
 MADE IN JAPAN
 SCALE 1/60

 (車体底面)
 ALPINE RENAULT A310
 tomica NO.F58 S=1/60
 ©1978 TOMY
 MADE IN JAPAN

 発売時価格 ¥240円
 (※パッケージにギミックの記載無し
  後部エンジンフード開閉)

 発売期間 1978年9月~1980年4月


 2024.06.11現在




 「アルピーヌ A310」は、フランスの自動車メーカー「アルピーヌ」が、親会社のルノー製エンジンなどを流用し、ラリーカーとして活躍した「アルピーヌ A110」の後継車として開発され、1971年から1984年まで生産・販売されています。

 「アルピーヌ」は、フランスのレーシングドライバーでルノーのディーラーを経営していた「ジャン・レデレ」により1955年6月に設立され、設立当初からルノーのチューンアップやレースに関わり、1973年にルノーに買収されて「ソシエテ・デ・オートモビル・アルピーヌ・ルノー」となり、ルノーの100%子会社となっています。

 「アルピーヌ A310」は、リアにエンジンを搭載し、後輪駆動となっています。

 「アルピーヌ A310」の登場当初は、最高出力127馬力の1,605cc水冷直列4気筒エンジンを搭載していましたが、その後1976年に、最高出力150馬力の2,664cc水冷V型6気筒PRVエンジンを搭載したV6モデルが登場し、最高速度は220km/hで、高い動力性能と直進性を持っていて、V6モデルは日本にも輸入されたそうです。

 その後、1982年に追加された「GTブローニュ」のエンジンは2,842cc、最高出力193馬力となっているそうです。

 1977年6月にフランスにて開催されたル・マン24時間レース(GTPクラス)に参戦した、このトミカのモデルとなっているカーナンバー「87」の「アルピーヌ ルノー A310 Poisson Dieppois」のマシンは、最高出力225馬力(hp)の2.7L V6エンジンを搭載していて、車両重量は925kg、タイヤはミシュランで、決勝では51番グリッドからスタート、29位まで順位をあげますが、午前6時47分頃、冷却水漏れによるエンジントラブル(オーバーヒート)により、残念ながらリタイヤとなってしまったようです。


上部ビュー

 トミカの車体のフロント部上面には、魚とカーナンバー「87」が描かれ、「Poisson Dieppois」、「Poisson de Choix」と書かれています。

 屋根上には、魚が描かれ、「Poisson Dieppois」、「MOTUL」と書かれています。

 リアウイング上面には、青地に白い字で「Poisson Dieppois」と書かれています。


左右サイドビュー

 写真のトミカのホイールは、スポークが4本あって十字形のようになっている「1Jホイール」となっています。

 車体側面ドア部分には、魚が描かれ、カーナンバー「87」、「Poisson」と書かれたシールが貼られています。



リアビュー

リアのナンバープレート部分には「A310」と刻印されています。



後部エンジンフードを開けた状態

 このトミカのパッケージには、特にギミック(仕掛けや機能)についての記載はありませんが、トミカ本体の後部エンジンフード部分は開閉可能な仕様となっています。

 内部には、プラパーツでV型6気筒エンジンが再現されています。


車体底面

 車体底面(裏板)には、「NO.F58」、「©1978」、「ALPINE RENAULT A310」と刻印されています。

 このことから、このトミカは、このトミカが発売される前月の1978年8月に先に発売された「アルピーヌ ルノー A310 ラリータイプ」(No.F58-1)のトミカがベースとなっていることがうかがえます。

「アルピーヌ ルノー A310 ラリータイプ」(No.F58-1)のトミカのレビューページはこちら♪


パッケージ

 トミカ本体では再現されていませんが、パッケージに描かれた「アルピーヌ ルノー A310 レーシング」のフロント部は、6つの前照灯と補助灯が左右を通したグラスで覆われたデザインとなっているのが特徴的です。

 1977年のル・マン24時間レース(GTPクラス)に参戦した、このトミカのモデルとなっているカーナンバー「87」の「アルピーヌ ルノー A310 Poisson Dieppois」のマシンも、このような特徴的なフロントフェイスとなっています。

 「アルピーヌ ルノー A310」の市販車が1971年に初登場した時は、このような左右を通したグラスで覆われた6灯式ヘッドライトだったそうですが、1977年にヘッドライトが左右に分かれたデザインの4灯式に変更されたようです。









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