トミカ アメリカン ダンプトラック No.F67-1 1978年10月発売 日本製
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アメリカン ダンプトラック (No.F67)

 1978年10月に発売された「アメリカン ダンプトラック」(No.F67/外国車シリーズ・アメリカ車)のトミカ(No.F67-1/日本製)です。

 「アメリカン ダンプトラック」のトミカは、まず最初に「No.F67-1」のトミカが1978年10月に発売されて、1986年2月に「No.F31-2」へ移行して引き続き1988年まで販売されています。

フロントビュー

 アメリカやカナダで主流となっている、運転台の前方に伸びたボンネットの中にエンジンが搭載されている「ボンネット型」トラックとなっています。

 現在の日本やヨーロッパなどの世界各国では、運転席(キャビン)がエンジンの上にある「キャブオーバー型」のトラックが主流となっています。


 (パッケージ表記)
 アメリカン ダンプトラック
 AMERICAN DUMPTRUCK
 トミカ 外国車シリーズ アメリカ車
 日本製 T27
 TOMICA F67 USA
 MADE IN JAPAN
 SCALE 1/98

 (車体底面)
 AMERICAN TRUCK
 tomica ©1978
 NO.F63 S=1/98
 MADE IN JAPAN

 発売時価格 ¥240円

 ※パッケージに特にギミックの記載無し
 (荷台・リアドア可動)

 No.F67-1の発売期間
 1978年10月~1986年2月
 →1986年2月にNo.F31-2へ移行


 2024.09.13現在




 いかにも当時のアメリカのトラックらしい、力強いマッスルさを感じさせるスタイリングのダンプトラックとなっています。

 また、キャビン(運転席のある箱部分)の後部に張り出たように取り付けられた煙突型のマフラー(排気管)が、いかにもアメリカンなワイルドさとパワフルさを感じさせます。

 かつてのアメリカ映画において、このようなスタイリングのトラックが、画面上を迫力満点に走っていくシーンを何度も観たような気がします。

 なお、私が入手した写真のトミカは、フロントグリル上部が少し傷んでいました。


上部ビュー

 運転台の前方に伸びたボンネットの中にエンジンが搭載されている「ボンネット型」トラックと、運転席(キャビン)がエンジンの上にある「キャブオーバー型」のトラックでは、それぞれに長所と短所があります。

 ボンネット型トラックは、運転席での騒音や振動が抑えられる、前方が大きく張り出ているのでドライバーに対する衝突安全性が高い、走行時の空気抵抗が少なくなる、整備が行いやすい、などの良い点がありますが、運転席からの前部下方に大きな死角ができる、全長が長くなる、旋回半径が大きくなる、などの不利な面もあります。

 また、キャブオーバー型トラックは、荷室を大きくすることができる、運転席からの前部下方の死角が少ない、旋回半径が小さくなる、などの良い点がありますが、衝突時にドライバーの前方に緩衝部が少ないため衝突安全性に不利な面もあります。


左右サイドビュー

 写真のトミカのホイールは、11Fホイールとなっています。

 なお、このトミカは、サスペンションの機能は付いていません。

 写真のトミカは、おそらく「No.F67-1-1」あたりのバリエーションだと思われます。

 この「アメリカン ダンプトラック」(No.F67-1)のトミカは、同じ日本製でも、車体色が異なる通常品やホビーショウ限定のもの、輸出向けなどの数種類のバリエーションが存在するようです。



リアビュー

 大きな荷台なだけに、リアドアも大きなものが取り付けられています。

 なお、写真は撮影していませんが、リアドアの内側には、このトミカの商品ナンバーである「F67」の刻印があります。




 後部の荷台とリアドアは可動仕様となっています。

 なお、上の写真では、リアドアが開いている状態がわかりやすいように、セロテープでリアドアが開いた状態を維持して撮影しています。



車体底面

 車体底面(裏板)には、「AMERICAN TRUCK」、「©1978」、「NO.F63」などと刻印されています。

 このことから、このトミカは、このトミカが発売された2ヵ月後の1978年12月に発売された「ホルムス パワーレッカー」(No.F63-1)のトミカがベースとなっている、あるいは車体の金型が共用されていることがうかがえます。

 トミカの商品ナンバーの順番どおりではなく発売時期が前後入れ違っているのは、当時何らかの事情があったものだと思われます。

「ホルムス パワーレッカー」(No.F63-1)のトミカのレビューページはこちら♪








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