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秋葉原 ホビー&カルチャー探訪記録

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アメリカン ミキサー車
(No.98-2 日本製)
「アメリカン ミキサー車」(No.F18-2/外国車シリーズ・アメリカ車)から移行して1988年(昭和63年)4月に発売された「アメリカン
ミキサー車」(No.98)のトミカ(日本製/No.98-2)です。
「アメリカン ミキサー車」のトミカは、まず最初に「アメリカン ミキサー車」(No.F18-2/外国車シリーズ・アメリカ車)として1979年(昭和54年)4月に発売され、その後、1988年4月に商品名は「アメリカン ミキサー車」のままで、この「No.98-2」に移行して販売が継続された経緯があるトミカとして知られています。
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フロントビュー |
アメリカやカナダで主流となっている、運転台の前方に伸びたボンネットの中にエンジンが搭載されている「ボンネット型」トラックとなっています。
アメリカントラックらしいワイルドでパワフル、そして力強いマッシブさ(massive)を感じさせる車体デザインとなっています。
現在の日本やヨーロッパなどの世界各国では、運転席(キャビン)がエンジンの上にある「キャブオーバー型」のトラックが主流となっています。
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(パッケージ表記)
アメリカン ミキサー車
AMERICAN MIXER
トミカ 日本製 98 TOMY
SCALE 1/98
(車体底面)
AMERICAN TRUCK
tomica ©1978
NO.F18 S=1/98
MADE IN JAPAN
発売時価格 ¥320円(1988年4月)
※パッケージにアクションの記載無し
(ミキサー回転)
※パッケージに「ミキサー回転」の記載が
有るバリエーション有り
・「No.F18-2」(日本製)
発売期間 1979年4月~1988年4月
→1988年4月にNo.98-2へ移行
・「No.98-2」(当初は日本製。後に中国製)
発売期間 1988年4月~1999年7月
2025.04.04現在
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「アメリカン ミキサー車」のトミカは、1979年(昭和54年)4月の新発売時は「No.F18」(トミカ外国車シリーズ)として発売され、発売後のバリエーションは、運転台(キャブ/キャビン)の色が黄色、赤色、青色だったり、ドラム(ミキサ部分)が赤色と白色のツートーンカラーであったり、後部ボディの水タンク・ホッパ・スクープ・シュート部分が青色または黄色だったりと、カラーバリエーションが多くあり、とてもカラフルな仕様のトミカとなっていました。
そして、No.F18(-2)「アメリカン ミキサー車」のトミカの販売後期のモデルは、運転台の色がメタリックグリーン系で車体後部の色も緑色系、ドラムの色が黄色一色という基本仕様に落ち着いたようで、そのカラーリングがこのページでご紹介しています「No.98-2」に移行後も継続されたようです。
1988年(昭和63年)4月から発売された、この「アメリカン ミキサー車」(No.98-2)のトミカは、販売当初は日本製でしたが、途中から中国製となり、1999年(平成11年)7月まで販売されたようです。
そのため、「アメリカン ミキサー車」のトミカのトータルの販売期間は、1979年(昭和54年)4月から1999年(平成11年)7月までで、約20年3ヵ月にわたり販売されたロングセラーモデルとなっています。
現時点では、No.98-2と思われるトミカは、状態の良し悪しにこだわらなければ、未だに中古ホビーショップなどで見かけることはよくありますが、No.F18-2のカラフルなトミカは人気があるためか、近年では中古ホビ―ショップなどでその姿を見かけることはめっきり減ったような気がします。 |
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上部ビュー |
運転台の前方に伸びたボンネットの中にエンジンが搭載されている「ボンネット型」トラックと、運転席(キャビン)がエンジンの上にある「キャブオーバー型」のトラックでは、それぞれに長所と短所があります。
ボンネット型トラックは、運転席での騒音や振動が抑えられる、前方が大きく張り出ているのでドライバーに対する衝突安全性が高い、走行時の空気抵抗が少なくなる、整備が行いやすい、などの良い点がありますが、運転席からの前部下方に大きな死角ができる、全長が長くなる、旋回半径が大きくなる、などの不利な面もあります。
また、キャブオーバー型トラックは、荷室を大きくすることができる、運転席からの前部下方の死角が少ない、旋回半径が小さくなる、などの良い点がありますが、衝突時にドライバーの前方に緩衝部が少ないため衝突安全性に不利な面もあります。 |
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左右サイドビュー |
写真のトミカのホイールは、11Fホイールとなっています。
このトミカはサスペンションの機能は備えられていませんが、ミキサー部分(ドラム)は回転仕様となっています。
このページでご紹介していますバリエーションのトミカのパッケージには、ミキサー(ドラム)回転などのトミカのアクションに関する記述はありませんが、パッケージに「ミキサー回転」と書かれたバリエーションも存在します。
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リアビュー |
トミカのリアの泥除け部分(マッドガード部分)には「EX」と文字が造形されています。
「EX」の文字の左側にも、英字の「R」がデザインされたような文字ロゴ(ロゴタイプ)あるいはロゴマークがあります。
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車体底面 |
車体底面(裏板)には、「AMERICAN TRUCK」、「tomica ©1978」、「NO.F18 S=1/98」、「MADE IN JAPAN」などと刻印されています。
「No.F18」の刻印の「18」の部分は、楕円形に盛り上がった造形となっていて、これは元々は「63」の刻印があったものと思われます。
この「アメリカン ミキサー車」(No.98-2)に移行する前に発売されていた、「アメリカン ミキサー車」(No.F18-2/外国車シリーズ・アメリカ車)のトミカは、発売当初は車体底面(裏板)の商品ナンバーの刻印が「NO.F63」となっていて、後期モデルで「No.F18」の刻印に修正された経緯があります。
「アメリカン ミキサー車」(No.F18-2/外国車シリーズ・アメリカ車)のトミカは、1978年12月に発売された「ホルムス パワーレッカー」(No.F63-1)のトミカがベースとなっていることがうかがえます。
☆「ホルムス パワーレッカー」(No.F63-1)のトミカのレビューページはこちら♪ |
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パッケージ |
写真のパッケージに描かれた「アメリカン ミキサー車」は、トミカ本体のカラーリングとは異なりますが、アメリカ国旗の星条旗をイメージした派手なカラーリングとなっているのが大きな特徴です。
パッケージ側面には、「アメリカン ミキサー車」に関する簡易な説明文が記載されています。
それによると、「アメリカン ミキサー車」は、生コンクリートを建設現場まで運ぶためのトラックで、後部のドラムを回転させながら走ります、と書かれています。
また、パッケージには、ミキサー(ドラム)回転などのトミカのアクションに関する記述はありません。
なお、この「アメリカン ミキサー車」(No.98-2)のトミカのパッケージは、同じ日本製でも、運転台の色がメタリックグリーン系で車体後部の色も緑色系、ドラムの色が黄色一色というトミカ本体の車体色と同じデザインのイラストが描かれたバリエーションが存在し、そのバリエーションのパッケージには「ミキサー回転」とアクションに関する記述もあります。
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